『スナッチ』★★★★★★★★☆(8.5点)
2005年 05月 20日
観たいと思いつつ、何故か縁がなくて観れていない映画がいくつかあるんだけど、
この『スナッチ』は、まさにそんな映画のうちの一本。
監督は、『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』のガイ・リッチー。
今はむしろ、「マドンナの夫」のガイ・リッチーというべきか。
この映画、『ロック~』と同じように、いろんな人間のいろんな思惑が入り乱れて
ストーリーが二転三転していくもので、
それがスピーディーな演出と魅力的なキャラクターたちで紡ぎだされていく。
この『スナッチ』、本編が2時間もない、それほど長編の映画ではないんだけど、
キャストが多いし、展開が速いので、すごくボリュームがある。
正直いって、ストーリーを完璧に理解できてはいないんだけど、
それでも面白い!と言い切れるパワーとスピードがありました。
キャストがとにかくスゴい!
ベニチオ・デル・トロ、ジェイソン・ステイサム、ヴィニー・ジョーンズ、
そしてもちろんブラッド・ピット。
他にも、クセモノ俳優がわんさかで、すご~く濃いキャスティングです。
それに、ジェイソン・フレミングやユエン・ブレンナーがチョイ役。
画面から目が離せません。(笑)
思えば、女性がほとんど出てこない、かなり稀有な映画。
野郎共の血と汗と牛乳の臭いのする映画でした。(笑)
いちおう、ストーリーは、ターキッシュ(トルコ人、ではなくてジェイソン・ステイサム)が
中心となって進んでいくんだけど、
彼自身はもちろんカッコいいんだけど、
彼をとりまく人物たちがとにかく胡散臭くて濃いヤツばかり。
裏ボクシングの大立者ブリックトップはものすげー怖い。
こんなに怖いと思える悪役は久しぶりに見た。
フランキー役のベニチオ・デル・トロの出番が少なくて残念だったけど、
フランキーの持っていたダイヤを狙うKGBくずれのボリスや
その黒幕のアビーも胡散臭い。
それから、ノミ屋に強盗に入る黒人の3人組がそうとうマヌケで笑える。
それから、物語の重要なカギを握るのは「犬」。
アレを飲み込んだ後の不思議な鳴き声にワラタ。(笑)
キャラクターは、どこを見ても面白かった。
しかし、なんといってもブラッド・ピットはすごかったなぁ。
彼の裏ボクシングの試合のシーンはメチャメチャカッコいい!
いちいちDVDを巻き戻して観てました。(笑)
『ファイト・クラブ』のときの彼の体も凄いんだけど、
今回は、ボーズ頭じゃなくてタトゥーも入っていたので、
すごく色気があってゾクゾクしました。
『ファイト・クラブ』のブラピはマッチョすぎてダメだっていう人も、
この映画のブラピなら好きになれるかもね。
上にも書いたけど、テンポが速すぎて、キャラも多すぎて、
ストーリーの消化が不十分になってしまい、そこだけが残念です。
でも、いろ~んなキャラの個性を楽しみ、かっちょいい演出を楽しむ。
何度観ても面白い、そんな映画です。8.5点。
この『スナッチ』は、まさにそんな映画のうちの一本。
監督は、『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』のガイ・リッチー。
今はむしろ、「マドンナの夫」のガイ・リッチーというべきか。
この映画、『ロック~』と同じように、いろんな人間のいろんな思惑が入り乱れて
ストーリーが二転三転していくもので、
それがスピーディーな演出と魅力的なキャラクターたちで紡ぎだされていく。
この『スナッチ』、本編が2時間もない、それほど長編の映画ではないんだけど、
キャストが多いし、展開が速いので、すごくボリュームがある。
正直いって、ストーリーを完璧に理解できてはいないんだけど、
それでも面白い!と言い切れるパワーとスピードがありました。
キャストがとにかくスゴい!
ベニチオ・デル・トロ、ジェイソン・ステイサム、ヴィニー・ジョーンズ、
そしてもちろんブラッド・ピット。
他にも、クセモノ俳優がわんさかで、すご~く濃いキャスティングです。
それに、ジェイソン・フレミングやユエン・ブレンナーがチョイ役。
画面から目が離せません。(笑)
思えば、女性がほとんど出てこない、かなり稀有な映画。
野郎共の血と汗と牛乳の臭いのする映画でした。(笑)
いちおう、ストーリーは、ターキッシュ(トルコ人、ではなくてジェイソン・ステイサム)が
中心となって進んでいくんだけど、
彼自身はもちろんカッコいいんだけど、
彼をとりまく人物たちがとにかく胡散臭くて濃いヤツばかり。
裏ボクシングの大立者ブリックトップはものすげー怖い。
こんなに怖いと思える悪役は久しぶりに見た。
フランキー役のベニチオ・デル・トロの出番が少なくて残念だったけど、
フランキーの持っていたダイヤを狙うKGBくずれのボリスや
その黒幕のアビーも胡散臭い。
それから、ノミ屋に強盗に入る黒人の3人組がそうとうマヌケで笑える。
それから、物語の重要なカギを握るのは「犬」。
アレを飲み込んだ後の不思議な鳴き声にワラタ。(笑)
キャラクターは、どこを見ても面白かった。
しかし、なんといってもブラッド・ピットはすごかったなぁ。
彼の裏ボクシングの試合のシーンはメチャメチャカッコいい!
いちいちDVDを巻き戻して観てました。(笑)
『ファイト・クラブ』のときの彼の体も凄いんだけど、
今回は、ボーズ頭じゃなくてタトゥーも入っていたので、
すごく色気があってゾクゾクしました。
『ファイト・クラブ』のブラピはマッチョすぎてダメだっていう人も、
この映画のブラピなら好きになれるかもね。
上にも書いたけど、テンポが速すぎて、キャラも多すぎて、
ストーリーの消化が不十分になってしまい、そこだけが残念です。
でも、いろ~んなキャラの個性を楽しみ、かっちょいい演出を楽しむ。
何度観ても面白い、そんな映画です。8.5点。
by ginpei_chan
| 2005-05-20 23:06
| 映画(さ行)