ginpeichanが映画を観た感想をだらだらと。


by ginpei_chan
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『フォーガットン』★★★★★★★★(8点)

「『シックス・センス』以来、最も衝撃的なスリラー!」というコピーが踊る、
ジュリアン・ムーア主演のスリラー、『フォーガットン』
そのコピーからして眉唾モンですが(笑)、
ジュリアン・ムーア好きだし、なによりも、この映画には、
かのアンソニー・エドワーズが出演するということで以前から注目していたので、
映画館で観ることにしていたのです。
(アンソニーさんはこちら↓)
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「ER」に出ていた頃よりも太った感じですね。

その他の共演者は、ゲイリー・シニーズ、ドミニク・ウェスト、
アルフレ・ウッダード、そしてライナス・ローチ。
ライナス・ローチに関しては、スクリーンに出てきてから
「どこかで見たことあるんだけど、誰だっけ?」状態で、
家に帰ってから調べたら、『司祭』の主人公の司祭役でした。
俳優さんは、みなそれぞれ良かったです。
ゲイリー・シニーズが、もっと物語の核心に触れる役かと思いきや
そうでもなかったし、ライナス・ローチの不気味さはなかなかのもの。

で、この作品。
飛行機事故で最愛の息子を失ったショックから立ち直れない
母親のテリー(ムーア)だったが、
夫や周囲の人間が、すっかり事故のことや死んだ子供たちのことを忘れ始め、
不審に思ったテリーは、国家保障局の追っ手から逃れながら
事件の真実を解明しようと奔走するお話です。

で、肝心の、『シックス・センス』よりも衝撃的だったか?というところについては、
ストーリーに関してはそこまで衝撃的ではありませんでした。
『シックス・センス』では、サスペンスにオカルトの要素を混ぜて、
「不可解な事象は霊のせいなんだ」と。
この映画では、オカルトがSFに変わったようなものです。
『シックス・センス』では、ラストにビックリQな結末を持ってきましたが、
この映画は、そんな大ドンデン返しは用意されてなかったので、
『シックス・センス』以来最も衝撃的なスリラーというほどでもなかったかと。

ただ、映画の中で、効果音や映像で
随所に「観客をビックリさせよう」という意図があり、(例:カークラッシュなど)
日頃救心を服用している方などは、映画館で観るのは避けた方がよろしいかと。
そういう衝撃度は高い映画でした。
映像としては、グロテスクなものもないし、
ただ、思い返してみれば、ちょっと俯瞰した映像が多くて、
思えばテリーの「誰かから見られている」という不安をうまく表現していましたね。
あれは、「誰か」の目線だったんでしょう。
映像は文句なく美しかったです。

それから、ストーリーに関しては、賛否両論あると思いますが、
母親が愛する息子の存在を忘れないように戦い、
そして、第六感的にその存在を感じ、最後まで取り返そうとする姿は良かったです。
母の愛、母の強さ、そういう話好きだし。
その後に用意されているラストも、意外といえば意外ですが、
こういう終わり方で良かった、と思いました。
サスペンスなりスリラーなりは、ラストで観客をドン底に叩き落とせばいい、
という人もいるかもしれないですけど。

というわけで、僕はけっこう好きな映画でした。8点。

あ、そうそう、ちょっとだけ字幕のお話。
テリーのセリフで、「Son of a bitch!」と言ったところを、
字幕では「このサディスト!」と訳していました。
それはかなり意味が違うだろう。(笑)
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by ginpei_chan | 2005-06-10 23:55 | 映画(は行)