ginpeichanが映画を観た感想をだらだらと。


by ginpei_chan
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『25時』★★★★★★★★★(9点)

スパイク・リー監督の『25時』
主演はエドワード・ノートン。
共演に、フィリップ・シーモア・ホフマン、バリー・ペッパー、ロザリオ・ドーソン。
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スパイク・リー監督作品はいくつか観ているけど、
正直いって、今回の『25時』が一番観やすくて面白かったかも。
『ドゥ・ザ・ライト・シング』も凄い映画だと思うし、
『マルコムX』は凄いパワフルで重厚な映画だったし、
個人的には『ジャングル・フィーバー』のような作品も好きで、
『ラストゲーム』は今思うと凄い映画だったと改めて思う。
でも、そんな映画を発表してきたスパイク・リー、
また傑作を撮ってしまったんじゃないかと思う。

この作品、勧められたこともあったんだけど、
エドワード・ノートンが大好きなので、いつか観たいと思っていました。
しかも、共演がフィリップ・シーモア・ホフマン。
見応え充分のキャストです。
その期待に違わず、ノートンもホフマンも絶品の演技。
エドワード・ノートン以外には演じられないだろう、
そしてフィリップ・シーモア・ホフマン以外には絶対に演じられないであろう役。
両者が好きだった自分が、この映画をスルーしていたのが信じられないほど。
ノートンは、『アメリカン・ヒストリーX』『ファイト・クラブ』も、『真実の行方』も、
どれも彼以外にはここまで演じられなかっただろうという役を演じきるし、
間違いなく、ハリウッド最高の俳優の一人だろう。
そして、フィリップ・シーモア・ホフマンもそう。
脇役を演じさせたらハリウッド屈指の曲者役者だ。
『マグノリア』『ブギーナイツ』『ハードエイト』『リプリー』『レッド・ドラゴン』・・・
あ、そういえば、ノートンとは『レッド・ドラゴン』で共演してるのか。
しかし、彼も、彼じゃないと演じられなかった役をこなし、
今やハリウッド映画に無くてはならない名俳優になった。

また、モンティ(ノートン)の幼馴染み役として登場するバリー・ペッパーだけど、
たぶん、これまで観た映画の中で一番良かったと思う。
(まぁ、『プライベート・ライアン』は良かったけど、
 『バトルフィールド・アース』が映画そのものがアレだからなぁ・・・( ̄∀ ̄;))

そして、非常に驚いたのが、大人になったアンナ・パキン!
こんなに大きくなっていたのか・・・とびっくり。
とびっきりセクシーに、明るいエロス(笑)で、
生真面目で不器用なジェイコブ(ホフマン)を誘惑していく演技におじさん激萌え!(爆)

ストーリーは、クールでクレバーなドラッグのディーラーだったモンティが
警察にパクられ、服役する前日に、父や恋人幼馴染みと過ごす最後の一日を追ったもの。
モンティの心の動きや焦り、疑念、悔恨などのさまざまな心の動きを
ノートンがすごくリアルに演じていて素晴らしかったです。
そして、父の運転する車に乗せられてモンティが行く先は・・・というラストシーン、
これも素晴らしかった。
刑務所に出頭するのか?しないのか?
観客に想像する余地を与えた演出はさすがの一言です。
(きっと、答えはひとつだけだと思うんですけどね)
父親役のブライアン・コックスを除いて、
監督も役者も、今脂の乗った人たちばかりの映画。
そのパワーと成熟した力強さを感じるにはまさにうってつけの映画。
9点。
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by ginpei_chan | 2005-07-13 17:54 | 映画(な行)