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ginpeichanが映画を観た感想をだらだらと。


by ginpei_chan
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『チャーリーとチョコレート工場』★★★★★★★★★(9点)

ロアルド・ダールの原作が、'70年代の『夢のチョコレート工場』に続いて2度目の映画化。
今回は、『チャーリーとチョコレート工場』です。
『チャーリーとチョコレート工場』★★★★★★★★★(9点)_c0019227_19432871.jpg

前回、ウィリー・ウォンカを演じたジーン・ワイルダーに代わって、
(前回は、字幕では「ワンカ」だったので、
 今回「ウォンカ」になっていてちょっと戸惑いました)
今回はウォンカ役はジョニー・デップ!
ジーン・ワイルダーよりも、もっとチャーミングにウィリー・ウォンカを演じていました!
もちろん監督は、ジョニー・デップとは数々のコンビで知られるティム・バートン、
脚本は、『ビッグ・フィッシュ』に続いてバートン作品を担当したジョン・アウグスト、
もちろんもちろん、音楽を担当したのはバートン作品といえばこの人、ダニー・エルフマン!
もう、バートンテイストあふれるファンタジー作品でした。

家は貧乏だけど、とても家族思いで優しく、
ウォンカのチョコレート工場に招待された幸運な少年にフレディ・ハイモア。
彼は、『ネバーランド』でもジョニー・デップと共演した男の子。
この作品の彼の方が、笑顔が可愛くて、とても子供らしい子供でよかった。
そして母親役は監督の私生活のパートナー、ヘレナ・ボナム・カーター。
この人は、こんな役もできるんだなあと改めて感心。
父親役はノア・テイラー。この顔、一度見たら忘れません。(笑)
『シャイン』『ヴァニラ・スカイ』『恋愛天国』などなどなど。
クセのある顔立ちが僕好み。(爆)
それから、キャストにクリストファー・リーが出るのは事前に知っていたんだけど、
映画を観始めてもなかなか出てこない。
映画の中盤に出てきたんですが、けっこう意外な役でしたね。
(どうも、原作にも出てこない、この映画オリジナルの役みたいですね)
チャーリーと同じく、工場に招かれる子供たちやその親も個性的だし、
キャスト陣は、さすがはバートン映画!という感じでイイですねぇ。

それから、この映画の重要なキャスト、ウンパ・ルンパ族ですが、
ミゼット俳優さんが演じていて、大量に出てくるウンパ・ルンパをひとりで担当してます!
これは凄い。
僕は、この作品が、ティム・バートンの手によってリメイクされると知った時点で、
いったいバートンはどうやって、ウンパ・ルンパ族を描くんだろうと興味津々でした。
もちろん、CGで全部描いちゃうというわけでもなく、
ミゼット俳優さんを使ったのは嬉しいし、やはり濃いめの顔立ちの俳優さんが
演じていて、すごく良かったなあ!
前作の『夢のチョコレート工場』のウンパ・ルンパは、
ホントに夢に出てきそうなくらいキモかったんだけど、
今度のウンパ・ルンパもとびっきりキモくて(笑)、そしてダンスが上手!
ウンパ・ルンパ族のダンスは何度か観ることができたんだけど、
すごく楽しくて、座席で立ち上がって、一緒に踊りたくなっちゃったくらい!(≧∇≦)
ほ~んと、すごく良かったです。大満足!

もちろん、チャーリーの家や、ウォンカの工場の至るところに、
バートン映画らしい造形がたくさん見られて、
特に、今ならCGを多用してもおかしくないウォンカの工場を、
しっかりセットを作り込んで描いてくれたのは嬉しかった。
リスがクルミの殻を割る部屋なんてもう涙モノですよ!
よくぞバートン、この映画を撮ってくれた!と感謝感激雨雨降れ降れ八代亜紀!
デップはとてもキュートだし、チャーリーも魅力的だし、
ウンパ・ルンパはサイコーだし、ほんとに久しぶりに映画館で心から楽しめた映画です。
ちょっと甘めだけど、9点!
いいでしょう?チョコレートは甘いお菓子なんだから!(笑)
by ginpei_chan | 2005-09-20 01:39 | 映画(た行)