ginpeichanが映画を観た感想をだらだらと。


by ginpei_chan
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『この胸いっぱいの愛を』★★★★★★★(7点)

『世界の中心で、愛をさけぶ』『いま、会いにゆきます』で大ヒットを飛ばした
TBSの映画シリーズ最新作が『この胸いっぱいの愛を』
監督は『黄泉がえり』の塩田明彦、主演は『海猿』の伊藤英明。
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仕事のため東京から門司行きの飛行機に乗った比呂志(伊藤)は、
門司に着くと、かつて自分が幼少時代に1年だけ暮らした町を訪れ、感慨に浸る。
しかし、その家の前で目にしたのは、まさに20年前の自分。
比呂志は、タイムスリップした自分に気がつき、
他に飛行機に乗っていたチンピラの布川(勝地涼)、存在の薄い臼井(クドカン)と
出会い、どうしたら現代に戻れるのか思案する。
そして3人は、自分の「やり残した思い出にケリをつける」ことで、
元の時代に戻ろうと考え、自分の後悔している過去と対峙することになる。

なるほど、少々SFチックな仕掛けと感動を誘うストーリー、
柳の下のドジョウを狙った感アリアリです。
それにしても、なかなか楽しめましたよ。
『セカチュー』のようなノスタルジーも篠田昇の映像も無いし、
『いま会い』ほどファンタジックでもない。
そのへんがちょっと、「TVの2時間ドラマ?」と思わなくもなかったけど。

比呂志は、かつての憧れの存在で、難病を患い、自分が何もしてやれなくて
亡くなってしまった近所のお姉さんの「和美姉ちゃん」を、
なんとか生き続ける意志を持ってもらおうと励ます。
10歳の自分と30歳の自分が共に和美姉ちゃんを励ましていく様は面白かったですね。
映画の本筋はそちらなんですが、サイドストーリー的な布川の話も良かったし、
(かなりキツい話ではあるんですけどね)
一番短かったクドカンの話が、実は自分は一番ぐっときました。
かつて中学生の頃に、近所のおじさんが大切に育てていた花をめちゃめちゃに壊した、
それを謝ることもできずに生きてきたというのが彼の後悔だったんですけど、
それを乗り越えて現代に戻っていった(?)、なんかそれだけのことだったんですが、
その近所のおじさんを演じた役者さん(見てのお楽しみ♪)の演技もあいまって、
短いエピソードだったんですけど感動してしまいましたね。

それから、なぜ飛行機の乗客がタイムスリップしてしまったのか、
そのカラクリが明かされるくだりはショッキングでした。
想像もしていなかったので面白かったです。
また、自分の後悔していた思い出にケリをつけたら、現代で何が待っているのか?
それがとてもハラハラドキドキして観ることができました。
そういう、どんなラストが待っているのか、ドキドキできたのは良かったなあ。
きっと、1年後くらいにはTV放送があるでしょう。
TVで観てもいいかもしれないけど、まあなかなかの感動ドラマでした。7点。
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by ginpei_chan | 2005-10-12 01:55 | 映画(か行)