ginpeichanが映画を観た感想をだらだらと。


by ginpei_chan
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『キング・コング』★★★★★★★★☆(8.5点)

『LOTR』三部作で一躍巨匠の仲間入りを果たした(であろう)ピーター・ジャクソンの
念願の企画、それがこのリメイク版『キング・コング』
かつてピーター少年(池端慎之助ではない)は、オリジナル版『キング・コング』を観て
映画監督を志すようになったそうな。
本編は3時間くらいある長尺なんですが、それが気にならないほどの渾身の一作でした。
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製作陣や監督は、『LOTR』の面々。
主人公のコングをモーションキャプチャーで演じたのは、
『LOTR』でゴラムを演じたアンディ・サーキス。
コングに愛される美女を演じたのはナオミ・ワッツ、
コングを発見し、NYに連れてくる映画監督役にジャック・ブラック、
ナオミを愛する舞台脚本家役にエイドリアン・ブロディ。
他にも、『戦場のピアニスト』でエイドリアン・ブロディと共演したトーマス・クレッチマンや、
『リトル・ダンサー』で主役を演じたジェイミー・ベルくんが出てたり、
トム・ハンクスの息子コリン・ハンクスが出てたり、
トホホな役で今回もビリー・ゼーンが出てたり。
(と思いきや、ビリー・ゼーンじゃない、別の役者さんでした。(井上順にクリソツ))

ナオミ・ワッツは、喜劇的な役から、観客から感動を呼び覚ます演技から、
そしてもちろんその美貌から、じゅうぶん大作のヒロイン然としていましたね。
悪役的役回りのジャック・ブラックも憎々しいし、
エイドリアン・ブロディも意外とタフにアクションをこなしていて良かったです。
キャストに関しては、ある程度満足なんですが、
この3人は3人とも、他に素晴らしい演技を披露した作品があるので、
それらの映画の方が、より彼らを活かしていたのかなと思うと、
贅沢な苦情ですけど、今回はそれらよりも劣っていて残念だったな、と思います。
ナオミ・ワッツは『21グラム』。エイドリアン・ブロディは『戦場のピアニスト』。
ジャック・ブラックに関しては、『スクール・オブ・ロック』という、
彼の魅力を120%に引き出してしまった傑作があるだけに、
この映画での彼の演技を素直に認めることができませんでしたねぇ・・・。

で、ストーリーは、けっこう膨らませてはあるものの、
わりとオリジナル版に忠実みたいですね。
そして、CGをふんだんに使っているため、
恐竜やオリジナルのクリーチャーもハデにオゾましく大量に登場なさいます。
もちろん、アンディ・サーキスが演じたコングの動きも絶品!
アクション映画としても素晴らしい出来です。
特に、CGで描いた恐竜が人間キャラを追い回すシーンは
よくこんなシーンを演出できたなあと、ただただ感心することしきり。
また、コングと恐竜が、谷を落ちていくシーンのアクションも凄かった。
あれを考えて演出するピーター・ジャクソンの底力を見せつけられた気がする。
まあ、難点はといえば、惜しむらくは、ちょっとクリーチャーがエグすぎたかな、と。
髑髏島の谷底のシーンで出てくる各種クリーチャーは、
かなりエグくて、僕としては珍しくスクリーンから目を背けたりしていました。(笑)
この映画、吹替版も上映されているけど、あれを子供に見せるのは酷な気がする。

でも、この年末年始に、お客を集められそうな強烈なアクション大作が出てきたのは
間違いないところであって、映画館の大スクリーンと大音響で観るのが絶対オススメ!
僕は、映画館のエグゼクティブシートという、ゆったりスペースで
リクライニング付きのナイスな椅子に座って観たので、最高の3時間でした。
まあ、ちょっとだけ難点があるものの、こういう映画館で楽しむアクション大作、
大歓迎です。8.5点。
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by ginpei_chan | 2005-12-21 23:27 | 映画(か行)