ginpeichanが映画を観た感想をだらだらと。


by ginpei_chan
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『プロデューサーズ』★★★★★★★☆(7.5点)

メル・ブルックス御大の1968年の名作が、ブロードウェーで舞台化され、
そしてまた映画という形で銀幕に帰ってきた、ミュージカル『プロデューサーズ』です。
御大は製作・脚本・音楽を担当、舞台版で演出を務めたスーザン・ストローマンが監督、
ブロードウェー初演時のW主演、ネイサン・レインとマシュー・ブロデリックがそのまま主演。
ハゲ、ゲイ、ナチを笑い飛ばす異色のミュージカルです。
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業績は落ち目、金持ちのご夫人たちから小切手をせびって興行を打つ
しがないプロデューサーのマックスにネイサン・レインが扮し、
小心者だけど真面目で不器用な会計士レオにマシュー・ブロデリックが扮する。
ふたりが、絶対にウケずに公演が1日で打ち切りになるミュージカルを製作し、
出資金をまんまとせしめるという悪だくみのもと、
大金を儲けたいマックスと、ブロードウェーのプロデューサーになりたかったレオの
利害が一致し、ふたりは「最悪の脚本」と「最悪の演出家」を探し出し、
念願の「史上最悪のミュージカル」の幕を開けるが・・・というお話。

ブロードウェーでビッグスターのふたり、
ネイサン・レインとマシュー・ブロデリックはさすがのムーブでしたねえ。
こういう人がブロードウェースターっていうんだろうな、って思いました。
映画版オリジナルキャストも、ウマ・サーマンもすごく頑張ってたし、
ウィル・フェレルは、『奥様は魔女』が物凄く酷かったので、
正直全く期待してなかったんだけど、
なるほどそれなりに頑張っていて、面白かったです。
あと、キャストでいえば、オカマ演出家とその助手のロジャー&カルメンが面白かったかな。
あれが舞台で鍛えた俳優の演技の真骨頂というものだと。

この映画、正直最初はテンションについていけなくて眠かったんですけど、
ストーリーが進むにつれて、そこそこ笑えるようになりました。
話そのものは荒唐無稽で無理があるし、
そこはもうコメディだと割り切るしかないレベルですが、
それをクリアすれば映画にノッていけると思います。
ネタ不足で久しいハリウッド映画界で、ブロードウェーミュージカルの
映画化が目立ちますが、この映画よりは『シカゴ』の方が好きかな。
今年公開の『レント』も気になりますけど。
というより、やはりミュージカル映画といえば、
僕には『雨に唄えば』『私を野球につれてって』などのジーン・ケリー作品が
あまりにも傑作すぎるので、映像技術がいくら向上しようとも、
その頃の作品と比べてしまえば・・・あまりピンと来ないんだよなあ。
ダンスやタップ、スターの華などを比べてしまうと・・・うーむ。
(バズ・ラーマンの『ムーラン・ルージュ』は傑作なので別格ね)
でも、それなりには楽しめましたよ『プロデューサーズ』。
TVのCMで某オカマ評論家がベタボメするのには首を傾げざるを得ませんが
スターたちの歌とダンスを軽く楽しむにはちょうどいいのでは。
7.5点というところです。
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by ginpei_chan | 2006-04-14 01:01 | 映画(は行)