ginpeichanが映画を観た感想をだらだらと。


by ginpei_chan
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

『皇帝ペンギン』★★★★★★★★☆(8.5点)

昨年劇場公開され話題になった、
南極のペンギンを追ったドキュメンタリー、『皇帝ペンギン』
僕は、ネットでトレイラー(アメリカ版)を拾って見てからというもの
すごく楽しみにしていたんだけど、動ける範囲に
字幕版を公開している映画館が無かったため泣く泣くスルーしたので、
レンタルのリリースをとても楽しみにしていました。
c0019227_14194391.jpg

近年、『WATARIDORI』『ディープブルー』など、
ネイチャードキュメンタリーを扱った映画が増えていますが、
渡り鳥を追って世界中を旅した『WATARIDORI』や
世界中の様々な海洋生物を披露した『ディープブルー』とは違い、
この『皇帝ペンギン』は、ペンギンの生態の一年間だけに特化したもの。
愛らしいペンギンの姿が90分間スクリーンを占拠する!というのは、
婦女子ならずとも誰もが目を奪われるでしょうね。
ちなみに、原題(英語)は、「March of the penguins」。
ペンギンの行進という意味です。

しかし、可愛らしい外見とはうってかわって、
ペンギンの生態とはひどく過酷なもの。
何十日間も行進を続け、オアモックと呼ばれる氷原に集まり、
求愛のダンスの末に卵を産み、またメスはエサを求めて何十日間も行進。
その間オスは空腹のまま何十日間も立ったまま卵を温め続け、雛の誕生を待つ。
メスが帰ってきたら、交代でオスがエサを探しにまた行進。
雛ペンと母ペンが、父ペンと再会したときは、それが別れの季節。
雛ペンはひとりだちし、海で大人になるまで泳ぎ続けるという。
まあしかし、映画を観たらよく分かりますが、想像を絶する過酷さです。
行進に遅れたものは取り残されて死んでいくし、
強烈な寒さとブリザードで命を落とすペンギンもあり。
生まれた卵を両の足でうまく捉えられないだけで卵を割ってしまったり。
エサを求めて海に出れば、アザラシなどの外敵に襲われたり。
過酷な試練をくぐり抜けて誕生した雛も、海鳥に襲われることもあったり。
それはそれは、観ていて辛くなってしまうほどの試練。
それを毎年繰り返す、まさに修行僧のような生き物です。
このようなペンギンの生態を紹介するだけなら、TV番組でも良さそうなものですが、
やはり素晴らしい映像、美しい音楽、
そして、ペンギンの一家に焦点をあてた演出、声優の演技。
どれも見ごたえがあって素晴らしかったです。
当初、わたくし、字幕版を観れないからという理由で映画館で観るのを断念したんですが、
DVDでフランス語と、日本語吹替えを切り替えながら観たんですが、
結果からいうと、日本語吹替えでも全然良かったです。(爆)
父ペン=大沢たかお、母ペン=石田ひかり、雛ペン=神木隆之介の吹替えでしたが、
どれもハマってて良かったです。
ああ、映画館で観てれば良かったよ・・・orz

ちなみに、アメリカでリリースされたDVDも手元にありますが、
アメリカ版は、ナレーションがモーガン・フリーマン。渋っ!
渋っ!というか、全編モーガン・ナレーションで、
フランス語版や日本語版のように、父ペン母ペン雛ペンの声をあててないんですね。
全編モーガン・フリーマンが喋り続けます。
アメリカでは、このほうがウケると判断されたんでしょうねえ。
国民性の違いでしょうか。
しかし、いい映画でした!
前世はペンギンだったとホザく、友人のHくんにも勧めてあげようと思います。(笑)
8.5点!


・・・あと、完全に蛇足ですが、アメリカ版のDVDには、
なぜかバックス・バニーが一話だけオマケで収録されています。(日本版にもある?)
アイスショーに出演したペンギンが迷子になって、
バックス・バニーが南極に送り届けるという物語。
このアニメのペンギン、めちゃめちゃカワイイです・・・(*´ω`*)
[PR]
by ginpei_chan | 2006-04-25 14:47 | 映画(か行)