「夕凪の街桜の国」、ちょっと心配な映画化・・・
2006年 07月 23日
こうの史代さんの漫画、「夕凪の街桜の国」が映画化されるらしい・・・。
この漫画、ここ数年話題になっていて、
文化庁メディア芸術祭大賞とか「ダ・ヴィンチ」の賞とか受賞していて、
気になったので僕も読んでみたんだけど、さすがにいい話でした。
原爆が降ってくるというのはどういうことなのかということが、
いろんな体験談を読むよりも、なんかこう、すーっと入ってくる感じがします。
テーマは凄く重いんだけど、絵柄が飄々とした感じで、それほど重く感じさせないのもいい。
後編の「桜の国(二)」まで読み終えて、
頭の中で、登場人物の相関関係を頭に描きながら、
原爆症で逝った人たち、生きている人たち、原爆を体験しなかった人たち、
それぞれの背負ったもの、それぞれの思いなどを思い描いてみる。
やっと最近読めたんだけど、いい漫画です。
かと思えば、なんとこれ、映画化するそうな・・・。
ネットの海を探し回って、監督が佐々部清ということくらいしか分からなくて、
キャストがどうなるとか分からなかったんだけど・・・
なんか、この話を映画化するということが、とても不安でならない・・・
2時間くらいの映画にしようと思ったら、どうしても話を膨らませるだろうし、
流行のCGを使ったりして、原爆が投下された直後のヒロシマを描いたりするだろうし、
この漫画は、それが細部に描写されておらず、それが良かったと思うんだけどなあ・・・
きっと、これでもか!と、ヒロシマの街を映し出すんだろうな・・・
それから、キャストの演技で、人々の抱えた感情を陳腐に描いてしまう可能性も・・・
何せ、僕は佐々部監督の作品は、『半落ち』しか観たことないんだけど、
どうもキャストの演技がみな大仰で辟易してしまった思い出があるだけに心配。
どんな映画になるのか分からないけど、ぜひ、映画を観る人は、
原作も併せて読んで欲しいなあ。
この漫画、ここ数年話題になっていて、
文化庁メディア芸術祭大賞とか「ダ・ヴィンチ」の賞とか受賞していて、
気になったので僕も読んでみたんだけど、さすがにいい話でした。
原爆が降ってくるというのはどういうことなのかということが、
いろんな体験談を読むよりも、なんかこう、すーっと入ってくる感じがします。
テーマは凄く重いんだけど、絵柄が飄々とした感じで、それほど重く感じさせないのもいい。
後編の「桜の国(二)」まで読み終えて、
頭の中で、登場人物の相関関係を頭に描きながら、
原爆症で逝った人たち、生きている人たち、原爆を体験しなかった人たち、
それぞれの背負ったもの、それぞれの思いなどを思い描いてみる。
やっと最近読めたんだけど、いい漫画です。
かと思えば、なんとこれ、映画化するそうな・・・。
ネットの海を探し回って、監督が佐々部清ということくらいしか分からなくて、
キャストがどうなるとか分からなかったんだけど・・・
なんか、この話を映画化するということが、とても不安でならない・・・
2時間くらいの映画にしようと思ったら、どうしても話を膨らませるだろうし、
流行のCGを使ったりして、原爆が投下された直後のヒロシマを描いたりするだろうし、
この漫画は、それが細部に描写されておらず、それが良かったと思うんだけどなあ・・・
きっと、これでもか!と、ヒロシマの街を映し出すんだろうな・・・
それから、キャストの演技で、人々の抱えた感情を陳腐に描いてしまう可能性も・・・
何せ、僕は佐々部監督の作品は、『半落ち』しか観たことないんだけど、
どうもキャストの演技がみな大仰で辟易してしまった思い出があるだけに心配。
どんな映画になるのか分からないけど、ぜひ、映画を観る人は、
原作も併せて読んで欲しいなあ。
by ginpei_chan
| 2006-07-23 09:41
| ひとりごと