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ginpeichanが映画を観た感想をだらだらと。


by ginpei_chan
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『ウォーク・ザ・ライン/君に続く道』★★★★★★★☆(7.5点)

リース・ウィザースプーンがオスカーを手にした
『ウォーク・ザ・ライン/君に続く道』を観ました。
実在の伝説的なロカビリー歌手のジョニー・キャッシュと、
カントリー歌手のジューン・カーターとの出会いから結ばれるまでを描いた作品です。
『ウォーク・ザ・ライン/君に続く道』★★★★★★★☆(7.5点)_c0019227_1461572.jpg

なるほど、確かに、ジューンを演じたリース・ウィザースプーンは魅力的でした。
キュートで、少し寂しげだけど、強くて前向きな女性。
そのキュートなステージパフォーマンスも含めて、リースがうまく演じていました。
(正直、これでオスカー?という疑問は無くもないけど・・・)
ジョニーは、父との確執、兄を亡くした哀しみなどを抱えて育ち、
精神的にも脆くて危うく、覚醒剤を手放せなくなり、ついには密輸で逮捕される始末。
しかし、「親友」のジューンに支えられ、覚醒剤中毒を克服し、
伝説的なライブ・アルバムを製作し、ミュージシャンとして再起する。

なるほど、アメリカのミュージシャンの伝記モノって、
貧しい出自から大金を手にし、セックスドラッグロケンロー、
いうのが定番なんだけど、この映画もその例に漏れず、だいたいがそんな筋だった。
ジョニー・キャッシュのファンだった人なら、もっと感情移入できるのかな。
最後にふたりは結ばれるんだけど、その陰では、
ジョニーは最初の妻を裏切り続けて傷つけてきたんだよなあ。
誰も彼もが幸せになったというわけでもなく、
でも、ストーリーはジョニーとジューンに焦点を当てているので、
ふたりが結ばれてhappily ever afterになってたけど。
そのへんがどうなのかなーと思った。
もちろん、リースもホアキンも、演奏や歌は吹替えなしで演じていたというから、
すごく頑張ってたと思うし、ジョニーの父親を演じていたロバート・パトリックも
良かったし、細部でいろいろと良かった部分はあったよ。
悪い映画じゃないんだけど、二人の熱演以外にもコレッ!というのが欲しかったかな。
7.5点です。




※本日から、法事のため実家に帰るので、しばらくお休みさせていただきます。
 「Only is not lonely.」は携帯から更新する予定です。
by ginpei_chan | 2006-08-12 02:10 | 映画(あ行)