『ウォーク・ザ・ライン/君に続く道』★★★★★★★☆(7.5点)
2006年 08月 12日
リース・ウィザースプーンがオスカーを手にした
『ウォーク・ザ・ライン/君に続く道』を観ました。
実在の伝説的なロカビリー歌手のジョニー・キャッシュと、
カントリー歌手のジューン・カーターとの出会いから結ばれるまでを描いた作品です。
なるほど、確かに、ジューンを演じたリース・ウィザースプーンは魅力的でした。
キュートで、少し寂しげだけど、強くて前向きな女性。
そのキュートなステージパフォーマンスも含めて、リースがうまく演じていました。
(正直、これでオスカー?という疑問は無くもないけど・・・)
ジョニーは、父との確執、兄を亡くした哀しみなどを抱えて育ち、
精神的にも脆くて危うく、覚醒剤を手放せなくなり、ついには密輸で逮捕される始末。
しかし、「親友」のジューンに支えられ、覚醒剤中毒を克服し、
伝説的なライブ・アルバムを製作し、ミュージシャンとして再起する。
なるほど、アメリカのミュージシャンの伝記モノって、
貧しい出自から大金を手にし、セックスドラッグロケンロー、
いうのが定番なんだけど、この映画もその例に漏れず、だいたいがそんな筋だった。
ジョニー・キャッシュのファンだった人なら、もっと感情移入できるのかな。
最後にふたりは結ばれるんだけど、その陰では、
ジョニーは最初の妻を裏切り続けて傷つけてきたんだよなあ。
誰も彼もが幸せになったというわけでもなく、
でも、ストーリーはジョニーとジューンに焦点を当てているので、
ふたりが結ばれてhappily ever afterになってたけど。
そのへんがどうなのかなーと思った。
もちろん、リースもホアキンも、演奏や歌は吹替えなしで演じていたというから、
すごく頑張ってたと思うし、ジョニーの父親を演じていたロバート・パトリックも
良かったし、細部でいろいろと良かった部分はあったよ。
悪い映画じゃないんだけど、二人の熱演以外にもコレッ!というのが欲しかったかな。
7.5点です。
※本日から、法事のため実家に帰るので、しばらくお休みさせていただきます。
「Only is not lonely.」は携帯から更新する予定です。
『ウォーク・ザ・ライン/君に続く道』を観ました。
実在の伝説的なロカビリー歌手のジョニー・キャッシュと、
カントリー歌手のジューン・カーターとの出会いから結ばれるまでを描いた作品です。
なるほど、確かに、ジューンを演じたリース・ウィザースプーンは魅力的でした。
キュートで、少し寂しげだけど、強くて前向きな女性。
そのキュートなステージパフォーマンスも含めて、リースがうまく演じていました。
(正直、これでオスカー?という疑問は無くもないけど・・・)
ジョニーは、父との確執、兄を亡くした哀しみなどを抱えて育ち、
精神的にも脆くて危うく、覚醒剤を手放せなくなり、ついには密輸で逮捕される始末。
しかし、「親友」のジューンに支えられ、覚醒剤中毒を克服し、
伝説的なライブ・アルバムを製作し、ミュージシャンとして再起する。
なるほど、アメリカのミュージシャンの伝記モノって、
貧しい出自から大金を手にし、セックスドラッグロケンロー、
いうのが定番なんだけど、この映画もその例に漏れず、だいたいがそんな筋だった。
ジョニー・キャッシュのファンだった人なら、もっと感情移入できるのかな。
最後にふたりは結ばれるんだけど、その陰では、
ジョニーは最初の妻を裏切り続けて傷つけてきたんだよなあ。
誰も彼もが幸せになったというわけでもなく、
でも、ストーリーはジョニーとジューンに焦点を当てているので、
ふたりが結ばれてhappily ever afterになってたけど。
そのへんがどうなのかなーと思った。
もちろん、リースもホアキンも、演奏や歌は吹替えなしで演じていたというから、
すごく頑張ってたと思うし、ジョニーの父親を演じていたロバート・パトリックも
良かったし、細部でいろいろと良かった部分はあったよ。
悪い映画じゃないんだけど、二人の熱演以外にもコレッ!というのが欲しかったかな。
7.5点です。
※本日から、法事のため実家に帰るので、しばらくお休みさせていただきます。
「Only is not lonely.」は携帯から更新する予定です。
by ginpei_chan
| 2006-08-12 02:10
| 映画(あ行)