ginpeichanが映画を観た感想をだらだらと。


by ginpei_chan
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『トゥモロー・ワールド』★★★★★★★★★(9点)

というわけで、観てきましたよ『トゥモロー・ワールド』
けっこうビッグバジェットなSF大作映画だとは思うんだけど、
映画館の予告編でもほとんど見なかったし、
公開前もそんなに盛り上がった感は無かったので、
公開が始まったのも気づかなかったくらいです。(笑)

主演はクライヴ・オーウェン、それからジュリアン・ムーア。
で、僕もハッキリとは気づかなかったけど、マイケル・ケインも出ています。
でも、大物キャストといえばこれだけ。
あとは、ロケやらCGやらなにやらにお金をかけた映画です。
監督は、『天国の口、終わりの楽園。』『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
アルフォンソ・キュアロン。
青春ロードムービーからファンタジーからSFまで、まことに懐の深い監督だなあ。
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いやあ、しかしホントに面白かったですよ。
子供の生まれなくなった未来、残された希望のために、
しがない役所勤めに身を落としたかつての活動家が繰り広げるサバイバル。
ストーリーはちょっと暗めだし、主演がクライヴ・オーウェンというのもちょっと地味。
だけど、この映画、何を褒めようかといえば映像だろうか。
映像を中心とした、雰囲気というか世界観というか。
凝っててすごく面白かったです。
クライヴ・オーウェンも、そんな世界観にどっぷりとハマッててよかったんだなあ...

それから、映像といえば、クライマックスでの長回しが圧巻だった!
いやあ...あれはすごい映像体験でした。今思い返してもドキドキします。
映像云々の話なので、ここにいくら書いてもしゃーないので、ぜひ映画館で観て欲しい。

ストーリーは、暗めだとは書いたんだけれども、
作家が伝えたいこと、大事なこと、ちゃんと伝わってきて良かった。
何かが原因で子供が生まれなくなった世界で、
そこで生まれてくる子供というのがどれほどの価値のある存在なのか、
それは神のように神々しく、それを見る人間に畏れをも抱かせるものだった。
ちゃんと、このストーリーの伝えたいことが心に染み渡ってきて、
ただのSF映画じゃ終わらなかったところが良かった。嬉しかった。
ストーリーとしては、ラストも良かったしね。
ラストは、あれでいいと思う。もっと観客を裏切る形にもできたと思うけど。

映画館で得られる映像体験としてはとてもグレードの高いものだし、
ストーリーも、それの伝えたいことも、とても興味深い。
スターは出てないけど、キャストにも充分満足させられた。
あまり注目してなかったぶん、嬉しい収穫になりました。
9点。観ることができてよかったです。
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by ginpei_chan | 2006-11-29 23:26 | 映画(た行)