ginpeichanが映画を観た感想をだらだらと。


by ginpei_chan
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『間宮兄弟』★★★★★★★★☆(8.5点)

こないだ観たDVD、『間宮兄弟』の感想をば。
これは、映画館に観に行きたかったのですが、ちょうど公開時に
ミニシアターまで出かけるタイミングが無かったので、レンタルでの鑑賞と相成りました。
でも、今年公開作品だね。年内に観れてよかったよかった。
でも、でも、最初映画のタイトルの『間宮兄弟』を耳にしたとき、
「間宮林蔵の伝記モノか?」と思ったのですが、あてが外れましたね。(笑)
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原作は江国香織、監督・脚本は森田芳光。
江国香織って人は、こういう作品も書く人だったんだなあ...知らなかったです。
主演は佐々木蔵之介とドランクドラゴン・塚地。
共演は豪華で、常盤貴子、沢尻エリカ、『ワイルドスピード3』の北川景子、
佐藤隆太に高嶋政宏に広田レオナに戸田菜穂に、それに中島みゆき!
豪華共演陣にビックリでした。
...あ、ドランクドラゴンの片割れ、鈴木君も出てましたよ。(笑)

ストーリーに関しては、蔵之介くんと塚地くんの「間宮兄弟」の
不器用で淡い恋や、日常のなんでもないシーンを切り取ったようなほのぼの物語で。
「間宮兄弟はどこにでもいる」というキャッチコピーながら、
どこにもいないような妙ちくりんな個性の兄弟と、彼らが恋する女性たち、
それにその周りのこれまた個性の強い人々がたくさん出てくる映画です。

間宮兄弟の野球観戦や映画鑑賞、餃子じゃんけんなどの
彼らが遊んでいる姿とかそのディテールが面白いし、
彼らの周囲の人間の人物像とかそれを表現する演技もヨイんだよなあ。
常盤貴子の、ちょっとカタブツそうなんだけど、ふとベランダでタバコをふかす姿とか、
沢尻エリカのTSUTAYAの制服姿とか、
中島みゆきのブッ飛んだ母親役とか、高嶋政宏の松岡修造並に暑苦しい役とか、
それぞれの役のディテールが凝ってて、
どれもが「間宮兄弟」の世界観にすっきりと収まっていてすごく面白い。

この映画、とにかく雰囲気がいい。かわいい。
喜怒哀楽の針が極端に振れることはない、
どちらかというと刺激の少ない映画なんだけど、その刺激の少なさが心地よいです。
実は、この映画を観た後、『かもめ食堂』も観たんですが、
こういう映画って、今後流行るのかもしれないですね。
この映画を観ていると、何が真実なのかとか、何が生きる意味なのかとか、
もうそんなのどうでもよくなってきちゃうから素晴らしい。(笑)
そんな映画も必要だよね。うんうん。
とにかく、とても雰囲気がかわいくて、ほのぼのできて、居心地のいい映画でした。
この原作を題材に選び、脚本を書き、演出をした森田芳光を見直したよ、ほんと。(笑)
8.5点です。
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by ginpei_chan | 2006-12-07 03:18 | 映画(ま行)