『かもめ食堂』★★★★★★★★★(9点)
2006年 12月 08日
スロームービーキャンペーン第2弾、『かもめ食堂』を鑑賞しました。(笑)
『バーバー吉野』を撮った荻上直子さんが監督。
出演は、小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ、それに現地フィンランドの俳優さんたち。
フィンランドの首都ヘルシンキに、小さな食堂「かもめ食堂」がオープンした。
店にはいつも、店主の日本人サチエ(小林聡美)の姿だけ。
現地の人々は、外から眺めて冷やかすだけ。
そんな店に、日本オタクの青年トンミや、特にあてもなく旅をしに来た
日本人のミドリ(片桐はいり)などが訪れ、次第ににぎやかになっていく。
うーん、素晴らしい。
いや、何も起きないんですよ。
何も起きなくて、とってもスローな映画なんだけど、それが素晴らしい。
ほんと、起承転結というわけでもなく、ただ、ほんの小さな出来事がいくつか起こって、
で、ふと気づいたら終わっちゃう。(笑)
でも、とても居心地のいい2時間を過ごすことができる。
主人公サチエの作り出す、凛としていてまっすぐな佇まいが、
彼女の「かもめ食堂」と、そしてこの映画『かもめ食堂』を、
とても居心地のいい空間にしてくれているんだと思います。
「かもめ食堂」の客席も、キッチンも、おにぎりや定食などの食べ物も、
たまに映るフィンランドの街並みも、なんか全てが居心地がいい。
うん、どこをとっても「居心地がいい」映画になっています。
刺激に慣れ過ぎた僕らの脳に最適な、一服の清涼剤的な映画です。
でも、今年観た映画のリストの中にこれが一本入っていると、
清涼剤以上の存在感を醸し出すんだからそれもまた面白い。
なんか、ふと、また観たくなっちゃうんだろうなあ。この映画。
ちょっと褒めすぎだけど(笑)、すごーく良かった。観てよかった。
とてもシアワセな気分。
リラックマ的に言うと、「あくせくしたってはじまりませんぜー」ですわ。ホントに。
9点を捧げます。
『バーバー吉野』を撮った荻上直子さんが監督。
出演は、小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ、それに現地フィンランドの俳優さんたち。
フィンランドの首都ヘルシンキに、小さな食堂「かもめ食堂」がオープンした。
店にはいつも、店主の日本人サチエ(小林聡美)の姿だけ。
現地の人々は、外から眺めて冷やかすだけ。
そんな店に、日本オタクの青年トンミや、特にあてもなく旅をしに来た
日本人のミドリ(片桐はいり)などが訪れ、次第ににぎやかになっていく。
うーん、素晴らしい。
いや、何も起きないんですよ。
何も起きなくて、とってもスローな映画なんだけど、それが素晴らしい。
ほんと、起承転結というわけでもなく、ただ、ほんの小さな出来事がいくつか起こって、
で、ふと気づいたら終わっちゃう。(笑)
でも、とても居心地のいい2時間を過ごすことができる。
主人公サチエの作り出す、凛としていてまっすぐな佇まいが、
彼女の「かもめ食堂」と、そしてこの映画『かもめ食堂』を、
とても居心地のいい空間にしてくれているんだと思います。
「かもめ食堂」の客席も、キッチンも、おにぎりや定食などの食べ物も、
たまに映るフィンランドの街並みも、なんか全てが居心地がいい。
うん、どこをとっても「居心地がいい」映画になっています。
刺激に慣れ過ぎた僕らの脳に最適な、一服の清涼剤的な映画です。
でも、今年観た映画のリストの中にこれが一本入っていると、
清涼剤以上の存在感を醸し出すんだからそれもまた面白い。
なんか、ふと、また観たくなっちゃうんだろうなあ。この映画。
ちょっと褒めすぎだけど(笑)、すごーく良かった。観てよかった。
とてもシアワセな気分。
リラックマ的に言うと、「あくせくしたってはじまりませんぜー」ですわ。ホントに。
9点を捧げます。
by ginpei_chan
| 2006-12-08 15:10
| 映画(か行)