ginpeichanが映画を観た感想をだらだらと。


by ginpei_chan
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2006年全映画&ベスト20&勝手にアカデミー賞

こんにちは。
今日は12月30日。
本日から実家に帰る予定なので、映画鑑賞についてはこれで今年は打ち止め。
この一年間に観た映画をまとめておきたいと思います。
このblog、2004年の12月に書き始めたので、なにげに2周年を迎えていました。
長く続けられるといいなあ。

で、今回、一年間を振り返るわけですが。
過去にも、2002年から、同様の企画をやっています。
2002年の全映画&ベスト10&勝手にアカデミー賞
2003年の全映画&ベスト10&勝手にアカデミー賞
2004年のベスト10&ワースト映画
2004年の全映画&ベスト10&勝手にアカデミー賞
2005年のベストムービー(&ワーストムービー)
まったく、自分でも思うけど、タイトルは統一しろよな。(笑)

というわけで、まずは今年観た全映画のタイトル。

・映画館で観たモノ…44本
『Mr.&Mrs.スミス』、『THE 有頂天ホテル』、『オリバーツイスト』、『フライトプラン』、
『サイレン FORBIDDEN SIREN』、『ジャーヘッド』、『ミュンヘン』、
『ホテル・ルワンダ』、『ナルニア国ものがたり/第一章:ライオンと魔女』、
『シリアナ』、『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』、
『ブロークバック・マウンテン』、『プロデューサーズ』、『チェケラッチョ!』、『RENT』、
『V・フォー・ヴェンデッタ』、『クラッシュ』、『ダ・ヴィンチ・コード』、『嫌われ松子の一生』、
『花よりもなほ』、『トランスポーター2』、『TRICK 劇場版2』、
『LIMIT OF LOVE 海猿』、『カーズ』(短編『One Man Band』を含む)、
『DEATH NOTE 前編』、『M:I:Ⅲ』、
『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』、『ゆれる』、
『スーパーマン・リターンズ』、『ユナイテッド93』、『グエムル 漢江の怪物』、
『フラガール』、『涙そうそう』、『ブラック・ダリア』、『16ブロック』、
『ゾンビ/ディレクターズカット完全版』、『地下鉄(メトロ)に乗って』、
『父親たちの星条旗』、『手紙』、『ナチョ・リブレ 覆面の神様』、『トゥモロー・ワールド』、
『プラダを着た悪魔』、『硫黄島からの手紙』、『武士の一分』

・家で観たモノ...48本
『ビヨンド the シー ~夢見るように歌えば~』、『アメリカン・スプレンダー』、
『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』、『インファナル・アフェアⅢ 終極無間』、
『マシニスト』、『バス男』、『チーム★アメリカ/ワールドポリス』、『セルラー』、
『マダガスカル』、『ニュースの天才』、『サマリア』、『皇帝ペンギン』、
『赤目四十八瀧心中未遂』、『酔画仙』、『ソウ2』、『にゃんこ THE MOVIE』、
『私の頭の中の消しゴム』、『マラソン』、『ヒトラー ~最後の12日間~』、
『メゾン・ド・ヒミコ』、『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』、『ジョゼと虎と魚たち』、
『ウォーク・ザ・ライン/君に続く道』、『ヴェラ・ドレイク』、『ピーナッツ』、『ある子供』、
『運命じゃない人』、『TARNATION』、『ミート・ザ・ペアレンツ2』、『クイール』、
『サヨナラCOLOR』、『スタンドアップ』、『あらしのよるに』、『秘密のかけら』、
『美しい夏キリシマ』、『インサイド・マン』、『ALWAYS 三丁目の夕日』、
『間宮兄弟』、『かもめ食堂』、『メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬』、
『そして、ひと粒のひかり』、『RIZE』、『パクチー学園 トム・ヤム君』、
『クライング・フィスト』、『春が来れば』、『男たちの大和/YAMATO』、
『シムソンズ』、『大停電の夜に』

というわけで、今年観た映画の本数は、計92本となりました。
今年は、まあいろいろと忙しい時期もあったし、過去の作品をDVDで観直していた
こともけっこうあったので、本数としては久々に100本を割りましたね。

で、次に、今年の映画ベスト20。
今年公開された映画の中から、僕なりのベスト20作品を選んでみたいと思います。
ほんとはベスト10くらいにしておきたいんですが、
ちょっと欲張りに20本選びます。面白いの多かったんだもん。(笑)
ちなみに、毎回感想を書くごとに、10点満点で採点をしていますが、
このベスト10は、その点数にこだわらず、今日現在の段階で、
よかったなあと思う映画の順番に書いていきますのでご了承のほどをお願いします。

1位・・・『ホテル・ルワンダ』(3月5日・10点)

 これは、久々に満点をつけただけあって、素晴らしい作品でした。
 ほんの10年ちょっと前にアフリカのルワンダで起こったジェノサイドの嵐の中、
 民族を選ばない1,200人もの人々をホテルに匿って守り抜いた
 実在のホテルのマネージャーを描いた渾身のドラマです。
 まさに、観ておかなければいけない作品。素晴らしかったです。

2位・・・『ユナイテッド93』(9月3日・9.5点)

 これも、ほんの5年ほど前に起こった、「9.11」を描いた作品。
 テロリストにハイジャックされながら、ただ一機目標に到達しなかった
 「ユナイテッド93便」を描いたドラマです。
 テロリストたちも含め、人々が真に生命を賭けた姿に激しく胸を打たれました。
 個人的には、1位の『ホテル・ルワンダ』とこの作品は、
 今後何十年も語り継がれて欲しい映画です。

3位・・・『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』(3月19日・9点)

 アードマン・スタジオとドリームワークスの共同制作で生まれた、
 ウォレスとグルミットシリーズの最新作です。しかも初の長編映画!
 もう、上映中は爆笑の渦でしたね!
 映画館で他のお客さんと一緒に笑えたこともとても楽しかったです。
 吹替えではなく、字幕で観たというのも良かったのかな。

4位・・・『硫黄島からの手紙』(12月23日・9.5点)

 これは、映画そのものの出来以上に、いろんなことを考えさせられた映画でした。
 この物語を僕らに語ってくれたのが、外国の資本で外国の監督やスタッフたちだった
 ということを、僕たちはもっと重く受け止めなくてはならないと思いました。
 戦争映画としても、ドラマとしても、よくできていましたね。

5位・・・『手紙』(11月4日・9点)

 これは、意外と賛否両論分かれた映画でしたが...僕はかなり泣けました。
 今年一番泣けた映画、ということで、この順位です。
 現実は厳しいけど、たくさん真実が詰まっていて、でも、監督が語っていたように、
 「人間ってまだ捨てたもんじゃねえぞ」って気持ちにもさせてくれる。
 個人的には、今年の邦画のNo.1でした。

6位・・・『ミュンヘン』(2月27日・9点)

 スティーブン・スピルバーグ監督が描いたテロリストたちの物語。
 血で血を洗う壮絶な物語を、ただ、父であり夫であったひとりの青年の視点から
 語らせたという語り口が素晴らしかったですね。
 映像も素晴らしかったし、俳優さんたちも素晴らしかった。傑作ではないでしょうか。

7位・・・『父親たちの星条旗』(11月3日・9点)

 これは...映画としては素晴らしかったのですが、
 日本人であるため、より『硫黄島の手紙』に感情移入してしまったかな、と思います。
 英雄に祭り上げられた者たちの苦悩をじっくりと描き、国家の欺瞞を炙り出す傑作です。
 彼らは、アメリカ人の父たちだったかもしれないけど、
 きっと、僕らの父でもあるのだと思います。
 そう考えることで、もっと、彼らの姿を見つめてみることも大切だと思いました。

8位・・・『クラッシュ』(5月15日・8.5点)

 この作品は、観た当初よりも、じわじわと余韻のくる映画でした。
 DVDがリリースされて、買ってからもう一度観たけど、やはり素晴らしい。
 アメリカの人種差別の現実を浮き彫りにしつつ、そこにわずかなファンタジーを
 エッセンスとして加えたことで、よりドラマチックな物語となりました。
 この作品の脚本を書いて演出をしたポール・ハギス。
 今年一番賞賛されるべき人物なのかもしれません。

9位・・・『グエムル 漢江の怪物』(9月7日・9点)

 “韓国のスピルバーグ”ポン・ジュノ監督の怪獣映画。
 ダメ家族が魚のバケモノに立ち向かう、笑いあり涙ありのエンターテイメントでした。
 映像もよくできていたし、ダメ家族を演じた俳優全てが素晴らしかったです。
 ちきしょう、なんでだろう、日本でこういう映画が撮れないなんて...

10位・・・『トゥモロー・ワールド』(11月29日・9点)

 この映画も、賛否両論分かれたようなのですが、個人的にはかなり良かった!
 映像もよくできていたし、SFと生命の尊さを融合したストーリーも個性的だったし、
 近未来のレジスタンスがむさくて埃っぽいというのもなんかリアリティあるし。
 クライマックスの長回しは今思い出しても興奮するほど!
 また、ラストシーンの静寂も見事だった。久々にSF映画の傑作と呼びたい映画です。

11位・・・『M:I:Ⅲ』(7月21日・9点)

 トム・クルーズの最強オレ様映画ですが、
 純粋に、お金をかけた甲斐のあった超絶アクション映画として面白かったです。
 また、悪役にフィリップ・シーモア・ホフマンを配したのもgood!!
 もっと評価されていい映画だと思っています。(僕だけか(笑))

12位・・・『ゆれる』(8月24日・8.5点)

 西川美和監督の新作。主演はオダギリジョーと香川照之。
 派手さはないんですが、とても丹念に作りこまれた脚本と演出。
 素晴らしい作品でした。日本でも、こういうドラマを撮れるんだよね。
 他の映画作家にももっと頑張ってほしい。
 そして西川監督には、寡作でもいいから、妙な企画に乗っかったりしないで
 これからもいい作品を撮って欲しいと思います。

13位・・・『ブロークバック・マウンテン』(3月26日・8.5点)

 今年のアカデミー賞を席巻したカウボーイのゲイムービーでしたが...
 申し訳ない、ちょっと印象が薄れちゃいました。(笑)
 でも、美しい映像と、無骨で不器用ながら、
 心から相手を想うイニスの姿に心打たれました。
 観る人を選ぶ映画だとは思いますが、素晴らしいラブストーリーでしたね。

14位・・・『トランスポーター2』(6月14日・9点)

 これは、僕の大好きな前作をこれまた楽しく上回ってくれた、
 アクション映画のクリティカル・ヒットでした!
 まさに、「世界一カッコいいゲーハー」のジェイソン・ステイサムが
 跳ぶ!走る!運転する!の超絶ゲーハームービーです。
 もう一度言おう!「ジェイソン、オレのパドルも操作してくれ!」(爆)

15位・・・『武士の一分』(12月18日・9点)

 山田洋次監督の、藤沢周平三部作の最後を飾る作品。
 主演はもちろん木村拓哉。
 木村拓哉の演技もとてもよかったけど、ヒロインの壇れいさん、
 そして、彼の中間・徳平を演じた笹野高史さんが素晴らしかったですね。
 涙あり、笑いありの人情喜劇の一面もあり、楽しい映画でした。

16位・・・『かもめ食堂』(12月8日・9点)

 これは、もっと上位にしようかと迷ったけど...
 フィンランドの「かもめ食堂」を舞台にした癒し系ほのぼのドラマです。
 主演の小林聡美さんの凛とした佇まいが絶品!
 口コミでブームになるのもうなずける出来でした。

17位・・・『フラガール』(9月30日・8.5点)

 常磐ハワイアンセンター(現・スパリゾートハワイアンズ)のオープンにまつわる
 炭鉱町の再起に賭ける姿を描いた作品です。
 主演の蒼井優ちゃんも、松雪泰子も、しずちゃんも、みんな良かった。
 僕が、かつて舞台となったいわき市に住んでいたということもあって
 個人的な思い入れもあった作品でした。

18位・・・『ジャーヘッド』(2月20日・8.5点)

 湾岸戦争を舞台にした青春モノ。
 なんと、一度も敵に向けて銃を撃たないという異色の戦争映画です。
 主演のジェイク・ギレンホールもよかったけど、
 助演のピーター・サースガードが素晴らしく良かったです。
 彼の生き様にずどーんときてしまった。

19位・・・『嫌われ松子の一生』(5月28日・8点)

 中島哲也監督の最新作で、主演は中谷美紀。
 個人的には、監督の前作『下妻物語』のほうが好きだったんですが、
 この作品も本当によくできていましたね。
 多彩なキャスト、明るい歌、そしてドン底に暗いストーリー。(笑)
 キャストがみんなよかった。特に主演の中谷美紀の女優魂に感服しました。

20位・・・『V・フォー・ヴェンデッタ』(5月4日・8.5点)

 『マトリックス』シリーズのウォシャウスキー監督による近未来SF桃太郎侍。(笑)
 Vのエプロン姿が目に焼きついて離れません!(爆)
 そのVを、一度も仮面を脱がずに演じたヒューゴ・ウィービングがとにかく素晴らしい!

はあ...さすがに20本はしんどかった。(笑)
でも、今年はいい映画が多かったですよ。
これ以外にも、『間宮兄弟』や『RENT』、『デッドマンズ・チェスト』、『16ブロック』
あたりも印象に残っている映画ですね。

また、DVDで鑑賞したものについては、
『バス男』、『アメリカン・スプレンダー』、『メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬』、
『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』、『メゾン・ド・ヒミコ』、『ジョゼと虎と魚たち』、
『ALWAYS 三丁目の夕日』、『のび太の恐竜2006』、『サマリア』、『サヨナラCOLOR』
を、今年の10本としてチョイスしておきます。

それから、ワースト・ムービーは...
『TRICK 劇場版2』と『サイレン』と『涙そうそう』も迷ったんだけど...
やはり『チェケラッチョ!』で。
伊藤歩ちゃんはものすんごくカワイかったんだけど、
それしか見るべきもののない映画で、これでお金を取っちゃいけないかなあ、と...

最後になりましたが、自分で勝手にアカデミー賞ということで、
今年観た映画の中で、各賞を考えてみました。

最優秀作品賞・・・『ホテル・ルワンダ』
最優秀監督賞・・・ポール・グリーングラス(『ユナイテッド93』)
最優秀主演男優賞・・・ヒース・レジャー(『ブロークバック・マウンテン』)
 (次点・・・ヒューゴ・ウィービング(『V・フォー・ヴェンデッタ』))
最優秀主演女優賞・・・蒼井優(『フラガール』)
 (次点・・・小林聡美(『かもめ食堂』))
最優秀助演男優賞・・・香川照之(『ゆれる』)、ピョン・ヒボン(『グエムル』)
 (次点・・・グルミット(『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』))
最優秀助演女優賞・・・コ・アソン(『グエムル』)
 (次点・・・ティッピー(『One Man Band』))
最優秀性別不詳賞・・・グエムル(『グエムル』)
最優秀脚本賞・・・西川美和(『ゆれる』)
最優秀長編アニメーション賞・・・『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』
ゴールデン・ラズベリー賞・・・『チェケラッチョ!』

以上、勝手にアカデミー賞(別名:オレデミー賞)でした。(笑)
では、年末年始は実家に戻って鋭気を養ってきます。
それではみなさん、よいお年を...
また来年、共に映画を楽しみましょう!
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by ginpei_chan | 2006-12-30 13:23 | ひとりごと