ginpeichanが映画を観た感想をだらだらと。


by ginpei_chan
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『どろろ』★★★★★★★(7点)

あぁ...週イチの更新になっちまってる...
というわけで、今週観た映画はこの『どろろ』のみでした。
(『世界最速~』は日曜日に観たのよ)
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手塚治虫先生の原作を、塩田明彦監督、妻夫木聡くんと柴咲コウちゃん主演で、
更に『HERO』『LOVERS』のアクション監督チン・シウトンが参加して映画化です。

で、まあ、熱愛中らしいという話題のふたりが共演してるし、
脇を固める役者も中井貴一、瑛太、原田美枝子、原田芳雄、中村嘉葎雄、
杉本哲太、土屋アンナ、劇団ひとり、麻生久美子など盛りだくさん。
それに、CG、VFX、さらにはヌイグルミのモノノケで登場しての映像は見ごたえ充分。
なんとロケはニュージーランドで行い、風光明媚で素晴らしかったし。
それでいて原作は手塚治虫大先生だよチミィ、となれば、
もうこれは超絶面白い映画に違えねぇ!
というのが客観的に一観客の自分が抱きうる期待なのですが、
まあ現実にはそうはイカのキンタマ、なーんか今ひとつピンと来ませんでした。
なーんだろうなあ...何が足りないんだろうなあ...
面白くないわけではない、でも何かが足りない、そんな気がしながら観ていました。

その、足りない何かを考えていたんですが、
たぶん、僕の中の原因はこれに尽きます。
この映画、たぶん長すぎる。
2時間半くらいあるんですけど、そりゃあ今どき、2時間半の映画なんてザラにある。
でも、このテの映画なら、1時間半くらいで作った方が面白くなる気がする。
アクションシーンとかは、スピード感があってイイんですよ。VFXも凝ってて迫力満点です。
BGMにも気を遣ってるし、敵のクリーチャーのデザインも凝ってて面白い。
でも、それ以外のシーンがちょっとダラダラと長くて、バランスが悪いんじゃないかな...
もっと語るべきことを整理(要らないものを削ぎ落とす、って意味ね)して、
アクションシーンを中心に見せてくれたら傑作になったかも、とも思いました。
じゃあ、どこを削ればいいんだよと言われたら、それは分かりませんが、(笑)
アクションシーンの出来は悪くないし、どちらかというと感情開放型の演技をしている方が
妻夫木くんも柴咲コウちゃんも似合ってると思うので、
アクション中心に押し切っても良かったのではないかと思うのです。
例えていうなら、敵にいろんなクリーチャーを繰り出してくるわりには、
クライマックスはちょっと地味で、しかもダラダラ長い。
このへんをもっとハデにアクションで描いたら、
最後までコーフンしたまま映画館を後にできたのになーとちょっと残念です。

最近、この映画のプロモーションで、妻夫木くんが、
「生命の大切さを学んだ云々」なんてことを喋っていたのをTVで見かけたのですが、
そんな小難しいことよりも、
「妻夫木聡が疾走る!跳ぶ!叫ぶ!」
「柴咲コウが跳ねる!キレる!太鼓を叩く!」

「オマエらベッドの上とどっちがハッスルしてるんだバカヤロウ!」
なんてイキオイで作ってくれたほうが、
もっとエンターテイメントとしては楽しめた気がするなあ。

そんなこんなで、まあ好みの問題なんでしょうが、
これだけのロケーションと俳優と撮影技術が揃っているのであれば、
違うアプローチをしても良かったんじゃないかな、と思っている昨今でございます。

あと、言い足りないことを補足しておくと、
・土屋アンナ...アレはないだろ...(泣)
・瑛太くん、この作品もダメダメです...
 (たぶん、ヘアスタイルが似合わなかったんじゃないかと...)
・主演に関しては、意外と柴咲コウちゃんはアリだと思いました。良かったです。
・エンディングでミスチルが流れると、急に現実に引き戻されるなあ...
 異国情緒感のある映画だけに、主題歌はミスチルじゃないほうが良かった気も...
・敵のクリーチャーの中では、個人的には長いベロのオバケがお気に入り♪
・妻夫木くんが、たま~に映る角度によってはヤンキース・井川に見えた。(爆)

映画としては7点です。
妻夫木=百鬼丸が自分の身体を取り戻す物語は完結していない。
続編があるのなら、また期待したいです。
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by ginpei_chan | 2007-02-11 03:31 | 映画(た行)