ginpeichanが映画を観た感想をだらだらと。


by ginpei_chan
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『ブロークン・フラワーズ』★★★★★★★★(8点)

ジム・ジャームッシュの『ブロークン・フラワーズ』を観ました。
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コンピューターで一財産を築いた、かつての「ドン・ファン」ドン・ジョンストン。
彼のもとに、かつて彼と付き合ったという女性からの無記名の手紙が届く。
彼女との間には、実は子供ができていて、
その子供が成長してドンを訪ねて旅に出たという。
かつての恋人たちの、誰に子供ができていたのか―。
ドンは、隣人のウィンストンの助力を借り、かつて付き合った女性を訪ねて歩くのだった。

とにかく、かつての「ドン・ファン」(遊び人、ってことか)であるという設定の
ドン・ジョンストン=ビル・マーレイがチャーミング!
なんだろうなあ、あんな感じで、
女性に対しては冷めているように振舞うほうが女性って燃えるんでしょうかねえ?
たぶん、恋愛にハマる男、というよりも、
女性の方が彼を放っておかないんだろうなと思った。
だからなのか、このドンさん、
この御歳になってもよく女性という生き物を理解してない。(笑)
でも、そんなドンを演じたビル・マーレイがとにかく上手かった!ということでしょうね。
イヤだイヤだと言いながら、ウィンストンに言われるがままに旅をする
ドンのドMぶりにはホント笑えたよ。(笑)

また、彼が出逢う、かつての恋人たちの面々がそれぞれ魅力的でした。
最初に訪ねたローラ(シャロン・ストーン)と娘ロリータ(アレクシス・ジーナ)!
こういう母娘がいたら、まず男として考えるのは親子丼...(*´ω`*)
じゃなくてさ(笑)、ホントに魅力的でしたよ!
開放的で、ナチュラルでエロい感じで。(笑)
男に媚びてない色気といえばいいのかしら。
それから、動物のセラピスト・カルメンを演じたジェシカ・ラングも良かったですね。
きちんと自立して、誇りを持って生きている女性。
どことなく、子供っぽいドンと対比的で面白かったです。
その、カルメンの助手役にはクロエ・セヴィニーだったんだけど...
たぶん、彼女ツンデレだな。流行りの。(笑)
また、ヒッピー?のペニーを演じたティルダ・スウィントンは、
一見彼女だと分からなかったけど、一気に彼に現実を突きつける役でハッとしましたね。
これは、物語の構成も上手だなあと思わせられました。

ストーリーも、テンポはいいし、登場人物が少ない分簡潔だし、
コメディだけどちょっとホロ苦かったりで、小品ながらうまくまとまっていましたね。
そして、俳優さんたちがとても良かった。
大人の鑑賞に堪えるスマートなコメディの見本みたいな作品でした。
8点。
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by ginpei_chan | 2007-02-17 16:45 | 映画(は行)