『ドリームガールズ』★★★★★★★★(8点)
2007年 03月 07日
先週末に観てきた『ドリームガールズ』。
先週は映画館づいていました。(笑)
この映画、もちろん、ジェニファー・ハドソンがオスカーを獲得した、今話題の映画です。
やはりというべきか、人気ブロードウェイミュージカルの映画化だそうな。
デトロイトで人気歌手を目指す「ドリーメッツ」の3人は、コンテストに出場するも
デビューするキッカケも掴めないままの日々が続いていた。
しかし、あるコンテストに出場した折、カーディーラーから音楽業界への転進を目論む
カーティスが彼女たちに目をつけ、人気歌手ジミー・アーリーのバックコーラスにねじ込む。
その日から、ドリーメッツ(のちのドリームズ)とカーティスの破竹の日々が始まる…
夢と現実、成功と挫折、愛とその終焉の物語。
僕がこの映画を観終わったときの印象は、「よくできた映画やな~」ってこと。
歌もいい、曲もいい、ストーリーもまとまっていて、起承転結がしっかりしてる。
キャラクターもそれぞれ立っていて、キャストも魅力的。
ミュージカルのお手本のような作品です。
ビヨンセはあいも変わらずこの世のものとは思えないくらい美しいし、
ローレル役のアニカ・ノニ・ローズもいい味出してました。
ジェニファー・ハドソンに至っては、パワフルな歌唱力とその体躯で存在感抜群でしたね。
エディ・マーフィーもノリノリ!彼のコメディアン魂が炸裂していましたね。
カーティスを演じたジェイミー・フォックスも、最初は髪型に笑ってしまいましたが(笑)、
ちゃんと歌のシーンもこなしてたし、
ヒールでちょっと損な役回りだったけどいい存在感でした。
楽曲がいいのは、ブロードウェイの折り紙つきだし、
歌唱力の確かな3人が歌うのでそのパフォーマンスには誰もが惹き込まれると思います。
ほんと、チケット代が安く感じました。
もっと、凄いショーを観ているような感覚でね。
ストーリーは、いい意味でまとまってて、起承転結があって分かりやすい。
キャスト同士がどうつながって…というのは、舞台劇ならではですね。
ちょっと、うまくまとめすぎな気もしますが、
これくらい分かりやすかったら観る方も安心して観ることができます。
それで、話の筋としては、古今東西どこにでもある、
成功と挫折、愛とその終わりについて。
何かを手に入れると何かを失う。いつの時代も、どの場所でも同じこと。
物事の摂理ですね。
ありがちな話ですが、分かりやすくていいと思います。
それに、この映画は、ディーナ(ビヨンセ)の物語であり、
カーティス(ジェイミー・フォックス)の物語であり、
エフィー(ジェニファー・ハドソン)の物語であり、
更にはジミー・アーリー(エディ・マーフィー)の物語であり、
ローレル(アニカ・ノニ・ローズ)の物語であり、
そしてそしてC.C.(ディーナの兄)の物語であり、
マーティ(ジミーのマネージャー)の物語であり、エフィーの娘の物語でもあり、
それぞれの役にちゃんと物語が肉付けされているのが凄いと思いました。
どの人物にもドラマや背景があって、どの人物の視点でも物語を楽しめる。
それがとても面白くて、どちらかというと脇役の、
エフィーの娘や、C.C.や、マーティやジミー・アーリーの人生に
思いを馳せることができるのも、この映画の楽しみ方だと思います。
音楽も、俳優たちも、ストーリーも全ていい。
チケット代が安く感じてしまうような豪華でパワフルなショー。
ぜひ、レンタルを待たずに、観るなら映画館へ!
8点です。
…ちなみに。
僕が「もっと見たい!」と思ったのは、映画冒頭にちょっとだけ出てくる、
“タイニー”ジョー・ディクソン!
めっちゃカッコよかった!(≧∇≦)
…僕だけですかね?(爆)
先週は映画館づいていました。(笑)
この映画、もちろん、ジェニファー・ハドソンがオスカーを獲得した、今話題の映画です。
やはりというべきか、人気ブロードウェイミュージカルの映画化だそうな。
デトロイトで人気歌手を目指す「ドリーメッツ」の3人は、コンテストに出場するも
デビューするキッカケも掴めないままの日々が続いていた。
しかし、あるコンテストに出場した折、カーディーラーから音楽業界への転進を目論む
カーティスが彼女たちに目をつけ、人気歌手ジミー・アーリーのバックコーラスにねじ込む。
その日から、ドリーメッツ(のちのドリームズ)とカーティスの破竹の日々が始まる…
夢と現実、成功と挫折、愛とその終焉の物語。
僕がこの映画を観終わったときの印象は、「よくできた映画やな~」ってこと。
歌もいい、曲もいい、ストーリーもまとまっていて、起承転結がしっかりしてる。
キャラクターもそれぞれ立っていて、キャストも魅力的。
ミュージカルのお手本のような作品です。
ビヨンセはあいも変わらずこの世のものとは思えないくらい美しいし、
ローレル役のアニカ・ノニ・ローズもいい味出してました。
ジェニファー・ハドソンに至っては、パワフルな歌唱力とその体躯で存在感抜群でしたね。
エディ・マーフィーもノリノリ!彼のコメディアン魂が炸裂していましたね。
カーティスを演じたジェイミー・フォックスも、最初は髪型に笑ってしまいましたが(笑)、
ちゃんと歌のシーンもこなしてたし、
ヒールでちょっと損な役回りだったけどいい存在感でした。
楽曲がいいのは、ブロードウェイの折り紙つきだし、
歌唱力の確かな3人が歌うのでそのパフォーマンスには誰もが惹き込まれると思います。
ほんと、チケット代が安く感じました。
もっと、凄いショーを観ているような感覚でね。
ストーリーは、いい意味でまとまってて、起承転結があって分かりやすい。
キャスト同士がどうつながって…というのは、舞台劇ならではですね。
ちょっと、うまくまとめすぎな気もしますが、
これくらい分かりやすかったら観る方も安心して観ることができます。
それで、話の筋としては、古今東西どこにでもある、
成功と挫折、愛とその終わりについて。
何かを手に入れると何かを失う。いつの時代も、どの場所でも同じこと。
物事の摂理ですね。
ありがちな話ですが、分かりやすくていいと思います。
それに、この映画は、ディーナ(ビヨンセ)の物語であり、
カーティス(ジェイミー・フォックス)の物語であり、
エフィー(ジェニファー・ハドソン)の物語であり、
更にはジミー・アーリー(エディ・マーフィー)の物語であり、
ローレル(アニカ・ノニ・ローズ)の物語であり、
そしてそしてC.C.(ディーナの兄)の物語であり、
マーティ(ジミーのマネージャー)の物語であり、エフィーの娘の物語でもあり、
それぞれの役にちゃんと物語が肉付けされているのが凄いと思いました。
どの人物にもドラマや背景があって、どの人物の視点でも物語を楽しめる。
それがとても面白くて、どちらかというと脇役の、
エフィーの娘や、C.C.や、マーティやジミー・アーリーの人生に
思いを馳せることができるのも、この映画の楽しみ方だと思います。
音楽も、俳優たちも、ストーリーも全ていい。
チケット代が安く感じてしまうような豪華でパワフルなショー。
ぜひ、レンタルを待たずに、観るなら映画館へ!
8点です。
…ちなみに。
僕が「もっと見たい!」と思ったのは、映画冒頭にちょっとだけ出てくる、
“タイニー”ジョー・ディクソン!
めっちゃカッコよかった!(≧∇≦)
…僕だけですかね?(爆)
by ginpei_chan
| 2007-03-07 19:10
| 映画(た行)