ginpeichanが映画を観た感想をだらだらと。


by ginpei_chan
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2006年 07月 09日 ( 1 )

さて、昨夜観た、『DEATH NOTE 前編』の感想を。
最初にお断りしておきますが、原作は超人気コミックだそうですが、
僕は読んだことがありません。
なので、原作と映画の比較はできないので、映画そのものの感想になります。
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監督は金子修介、主人公の夜神月(ヤガミライト)に藤原竜也、
その他松山ケンイチ、鹿賀丈史、香椎由宇、細川茂樹、瀬戸朝香ナドナド。
死神・リュークはCGで表現し、声をあてているのは中村獅童。

(以下、多少ネタバレあります)
名前を書いたらその人間は心臓麻痺で死に至るという、
死神のノート「DEATH NOTE」を拾い、
犯罪者や犯罪容疑者を次々と殺していく月と、
彼を追い詰めていく天才捜査官・L(松山)のスリリングな攻防がストーリーの軸。
そこに、月にDEATH NOTEを与えた死神・リュークや、
月の恋人・詩織、月の父であり、捜査本部の本部長である父の総一郎、
月に疑惑をかけるFBI捜査官のレイ、その恋人のナオミ。
いろんな人(と死神)の思惑が絡み合って進む展開はなかなかのスリルです。
さすがは、超人気コミックが原作というだけありますね。
もちろん、この映画は「前編」なので、中途半端なところで終わりますけど、
後編が楽しみになるような作り方になってます。
DEATH NOTEという、超現実的なアイテムが題材であったり、
少年が犯罪捜査をしてたり、FBIが日本で勝手に捜査して回ったり、
元FBIという女が拳銃を持ち歩いてたり、
まあいろ~んな非現実がパンパンに詰まったお話ですが、
これは元々マンガなんだと思えば、自分を強引に納得させるだけの理由にはなります。

で、豪華俳優陣が揃ったキャストの演技ですが、コレがまたどうして酷かった。
というか、主役の月役の藤原竜也、あんなに演技ヘタだったか???
なんか、妙に情感を入れてセリフを回す陳腐な演技で、正直見ていて呆れてしまった。
また、L役の松山ケンイチが飛びぬけて上手いもんだから、
余計に藤原竜也が酷く見えてしまったのかなあ・・・とも思いました。
↓松山ケンイチ演じるLです。彼だけがリアルだったなあ。
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それから、瀬戸朝香の元FBI捜査官というのも無理がありすぎだし、
(FBIも、自分の名前を安売りするなよな)
月の家庭でも、母も妹も月自身も、
今どきあんなテンションで会話する家庭なんかないぞ!
それから、月と詩織の通う大学で映る一般学生や、
テレビの取材を受ける街の一般市民、テレビのリポーターなど、
主要キャスト以外の演技が、凄まじく下手糞で仰天しました。
まあ、脚本に書かれたセリフも悪いのかもしれないけど、どれもが酷い。
監督は、何を目指して演出したんだろう・・・。
そう、キャストの演技も酷ければ、演出が酷いと思わせるものも多々あった。
そこへきてのあの非現実的なストーリーだから、真剣に見る気を削がれた気分でした。
ツッコミどころはいくつもあったけど、たとえば、
おそらく、「FBI(アメリカ)だから」という理由でだろう、
ナオミが拳銃で発砲するときに、何故か拳銃を横向きに構えるし、
だいたい、監督がアメリカ映画を見すぎだろう。
実際は、拳銃を扱うときは、あんな持ち方はしないというし。
また、月が初めてDEATH NOTEを発見したとき、雨の降る道端だったけど、
道端に落ちているだけのノートを見た月が、何故か空を見上げるのね。
道端にノートが落ちてたら、歩いていた人が落としたとか、
フツーそっちの可能性を考えるだろうに、なぜか月は空を見上げる。
まるで、初めから、死神がこの世に落としてくれたことを知っているかのように。
もう、演出に関しては、いくつツッコんでもキリがないくらい。
まあ、僕が、気に入らなかった映画のことをこんなにたくさん書いたわけで、
それはそれで、話のタネがたくさん詰まった
とってもお得な映画
だといえないこともないけど。(笑)
まあ、とにかく、演技と演出に関しては、
もっといいものに仕上げられた可能性があったはずなのに勿体無いと思いました。

ん~、でも、ストーリーは、マンガチックではあるけれども、よくできていたと思う。
きっと、原作はもっと面白いんだろうなあと思わせてくれた。
それを匂わせただけでもすごい映画なのかもしれないけどね。
でも、もっといい映画になる余地はたくさんあった映画だと思う。
それだけに残念です。
ふだんあまり映画館に足を運ばないけれども、この映画なら話のタネになりそうだし、
僕のようなそこそこの映画ファンが観たら、それはそれで話のタネになるし。(笑)
よくできた映画です。(爆)
映画そのものは5点です。
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by ginpei_chan | 2006-07-09 22:12 | 映画(た行)