ginpeichanが映画を観た感想をだらだらと。


by ginpei_chan
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2006年 11月 04日 ( 3 )

があー

ついでに書くと、最近またスパムのTBが多いっ!
いちいち削除せなならんっ!
メンドくさい!!!!!!
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by ginpei_chan | 2006-11-04 05:48 | ひとりごと
『手紙』は、観終わった余韻に浸りながら書いたので、
ちょっと感傷的になっていたかもしれないですね。
でも、今、公式サイトの予告編だけで泣ける僕です。(笑)

で、『手紙』ですが、いろんなblogなどを読んでみると、
けっこう辛口の意見が多いんだなあと思いました。
納得できるものから、「うーん...」と唸ってしまうようなものまで。
でも、こういうたくさんの意見が読めるのがblogのいいところですね。

僕が今思い返しただけで、『手紙』という映画の疑問点はだいたいこんな感じです。

・ラストを除いて、直貴がお笑いやってるシーン(ネタ)が全然面白くない
・朝美の家(中条家)が、いくら父が大企業の専務だといったって、
 あまりにもセレブすぎて生活感が無さすぎ
・確かに、沢尻エリカの関西弁はちょっと違うかなあとは思う

でも、僕が感じたのは、ラストシーンが漫才だからこそ、
直貴は自分の気持ちを兄に伝えられたのだと思うし、
この映画においては、沢尻エリカの関西弁に関しては、
映画そのものの感動が損なわれるほど気にならなかった。
まあ、でも、「関西弁を話す女の子」に設定する必要は無かったのかもしれない。

冷静に考えると、そういうことは感じました。
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by ginpei_chan | 2006-11-04 05:46 | ひとりごと
11月3日、祝日。
東野圭吾のベストセラーが原作、生野滋朗監督、山田孝之&沢尻エリカ&玉山鉄二主演の
話題作『手紙』を、封切り初日に観て参りました。
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親を亡くし、兄弟ふたりで頑張って生きてきた剛志と直貴の兄弟だったが、
弟を大学に行かせるために強盗を働き、あやまって人を殺めてしまう。
それから、兄の剛志(タマテツ)は刑務所に服役、
直貴は、夢を諦めたり、愛した女性を奪われたり、
住む部屋を追い出されたりと、世間に冷たく差別される日々を送るようになる。

(今回は、ちょっとネタバレしていますので、未見の方は気をつけて下さい)

僕は、原作はまだ読んでいないのですが、映画を観終わって、
とても、とても、原作を読んでみたくなりました。
明日買ってきて、仕事の合間などに読んでいこうと思っています。
本当にいい物語でした。
でも、それ以上かもしれない、どうなんだろう、本当に脚本が良い映画でした。
家族の絆がどれほど大切なものなのか、
罪を犯すということが、犯した本人以外の人間にどのような影響を及ぼすものなのか、
犯罪者の家族を持つ人間がいると、世間はどういう行動を取るものなのか、
家族に犯罪者がいる人間は、どのように生きていかなければいけないのか。
差別され、冷たい目で見られ、何度も挫けては、兄に対する憎悪を湧かせ、
幾度となく兄との絆を断ち切ってしまおうとする直貴と、
ただひたすらに手紙を書くことで、絆という名の細い細い糸を
切れてしまわないように手繰り寄せ続ける剛志の揺れ動き続ける絆が切ない。
そんなとき、いつも由美子が励まし続け、ようやく得た幸せのはずだったが、
それでも苛烈な世間の差別が、遂に直貴に、「兄を捨てる」ことを決意させる。
直貴がようやく、ささやかな幸せを手にして、そこで物語が終わるのかと思っていた。
でも、世間はそれを許さなかった。
しかし、だからこそ訪れる奇跡のラストシーン。
泣いたなあ…
涙、止まらへんかった。
他にも泣いてしまったポイントはいくつもあったんだけど、
ラストシーンは涙が止まりませんでした。
小田和正が流れていたから泣けたんじゃない。
こんなラストを用意していた作者と監督に拍手を送りたい。
こんな、「泣かせよう!」とする映画に、
まんまと乗せられてしまったのは久しぶりじゃないかな?(笑)

山田孝之くんは、まあ見た目『電車男』だし、幾度も「電車」とかぶるシーンがあって
ちょっとクスッとしてしまったんだけど、でも良かったですね。いい演技でした。
沢尻エリカは、監督が「もっと不細工にしようとしたけど、何を着せてもかわいくて失敗した」
と言っていたのも全面納得の可愛さで、
特に前半の工場にいた頃の、飛び跳ねまわるエリカちゃんを見ては
心の中で「萌え~」とつぶやいた僕でした。(爆)
それから、登場シーンは少ないのですが、ものすごく良かった!タマテツ。
回想シーンよりも、服役中の彼の姿は本当に良かったです。
また、共演にもいろんな俳優さんたちがいたのですが、
吹石一恵は、だいぶ痩せたように思ったけど、すごくスタイルが良くてビックリ。
直貴の相方役の尾上寛之くんも良かったですね。
(苗字からして歌舞伎の世界の人?)
また、田中要次も、不器用だけどなんかジーンとくる役でした。
それから、一見すると「悪い世間」のような風間杜夫や杉浦直樹も素晴らしかった。
彼らは、とても大人だった。彼らの言葉は重くて、それは真実だったんだなあ。
また、登場シーンはごく僅かだったけど、吹越満も良かったですね。
彼と直貴のシーンは素晴らしかったです。もう一度観たいシーンです。
うん、キャストはみんな素晴らしかったなあ。

ほんと、よくできた映画で、奇跡のようなラストシーンで綴じたんだけど、
それでも、犯罪者を犯罪者として断罪していて、
直貴とその家族が、このラストシーンの後も世間から受け続けるであろう
差別や冷たい目のこともちゃんと匂わせているのは
この映画の脚本のいいところだと思います。
世間はそれほど甘くない。辛いけど、それは事実なんだなあ。

いやあ、しかし、これほど泣けた映画はいつ以来だろう…
あの、みなさんはどうなのか分かりませんが、
僕、確実に、歳を取るごとに年々涙腺が弱くなっていっています。(笑)
(僕の映画評を読む人には、「なんだ、こんな映画で泣きやがって」と言われそうだなあ…)
いや、でも、いい映画でした。
また、時間を置いて、もう一度観たいです。
9点。

9点といっても、『父親たちの星条旗』と『手紙』では、同じ点数でも質が違うなあ...
どちらが素晴らしかったのかとかいう問題ではなくて。
うまくいえないんだけどね。
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by ginpei_chan | 2006-11-04 05:30 | 映画(た行)