ginpeichanが映画を観た感想をだらだらと。


by ginpei_chan
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カテゴリ:映画(さ行)( 45 )

話題の全編英語台詞の和製ウェスタンムービー、
『スキヤキウェスタン ジャンゴ』を観てきました。
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監督は三池崇史、キャストはそれはもう豪華俳優陣!
伊藤英明、佐藤浩市、伊勢谷友介、木村佳乃、桃井かおり、香川照之、石橋貴明、
さらには堺雅人、香取慎吾、田中要次、松重豊、塩見三省、
果てにはクエンティン・タランティーノまで!

で、全編台詞は英語、ストーリーは源平合戦をもじったもの。
なかなかの話題作で、佐藤浩市はインタビューで、
「この映画についてこれなかったら、映画ファンを辞めたほうがいい」
と言ってましたが...

結果、僕はついていけませんでした。(爆)

面白いっちゃあ面白い、でもつまんないっちゃあつまんない。
そんな映画だったかな。
なんかね、ガンアクションは普通だったし、殺陣もそれほど凄いとは思わなかったし、
アニメを挿入する演出も日本でもハリウッドでもやり尽くされたものだし、
TVのバラエティノリのユーモアも古かったし。
堺雅人はカッコよかったけど、どうも活かされてなかった役だったし、
伊藤英明は意外と弱かったりするし、
石橋貴明のキャラは観客に媚びすぎな気もするし。
香取慎吾は相変わらず酷かったなあ...子供は喜ぶんだろうけど。
(あ、この映画、PG-12だったような...(笑))

逆に良かった点を挙げると、
木村佳乃と桃井かおりはカッコよかったし、タランティーノも面白かった。
桃井さんとタランティーノの絡みはこの映画で一番面白かった。(笑)
それから、大御所北島三郎の主題歌かな?

まあ、この映画についていけなかったとしても、
映画好きはやめるつもりないんだけどさ。
好き嫌いは分かれる映画だったかもしれないですね。
熱狂的に支持する人もけっこういそうだから、
それはそれで好みの問題でいいんじゃないでしょうか。
僕は6点。

実は、映画館に行ってから、コレか『エヴァ』を観るか迷ったんだけど、
今回はこの映画を選んだワケで。
...エヴァにしときゃよかった...(笑)
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by ginpei_chan | 2007-09-28 10:07 | 映画(さ行)
『ボウリング・フォー・コロンバイン』で銃社会に立ち向かい、
『華氏911』でブッシュ一族とオサマ・ビンラディンとの関係にメスを入れた
気鋭の映像ジャーナリスト、マイケル・ムーアの最新作が『シッコ』
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国民皆保険制度の無いアメリカの医療保険制度に切り込んだ野心作です。
ムーアが医療保険問題を描く構想は以前からあったらしく、
911事件で救助活動に参加して以来疾患に苦しむ
救急隊員の治療問題も絡めて、満を持して世に放ちました。

作品の構成は、アメリカの医療制度と他の先進国の医療制度の比較、
そして、ムーアが救急隊員たちを、911事件の犯人たちが
手厚く収容されているというグアンタナモ軍事基地に連れていくくだりの2部構成。
どちらも興味深く観ていました。
マイケル・ムーアの作品なので、
若干自分の主張に都合のいい情報を揃えて論じているようなところもあるように思えますし、
彼一流のユーモアも、今回はちょっと控えめに演出したようにも感じました。
でも、彼は、真正面から堂々と正論を振りかざし、
今回の彼の作品はちょっと違うゾと思わせるくらいの熱がありました。
それは、彼の、とてもストレートな、母国アメリカへの愛だったように思えます。
『華氏911』では、かなりブッシュへの攻撃色が強まり、
観ているこちら(僕個人のことですが)が少し眉をひそめてしまったわけですが、
(いや、それでもじゅうぶん面白いんだけどさ(笑))
彼がいかにアメリカという国のことを真剣に想っているのか、
それが熱く、まっすぐに伝わってきました。

そして、この作品を観ながら、詳しくは語られていませんでしたが、
僕らの国、日本の国民皆保険制度について考えざるを得ませんでした。
アメリカ、フランス、イギリス、カナダ、いろんな国の医療保険制度について
勉強することができましたが、
では、日本はアメリカかアメリカ以外の諸外国か、
どちらの国に近づいていっているのか...
そのことを考えると、他人事ではないアメリカの現実と僕らの未来
そんなことに思いを馳せずにはいられませんでした。

なにか、この映画を観て、誰かとたくさん話をしたくなる映画でした。
いい作品でした。
8.5点です。
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by ginpei_chan | 2007-09-14 08:57 | 映画(さ行)
デヴィッド・フィンチャー最新作『ゾディアック』を観て参りました…

More...
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by ginpei_chan | 2007-06-22 05:58 | 映画(さ行)
いまだに、近所のネットカフェからの更新…
マンションの部屋でのネット開通は、今も目処が立っておりません…

と、落ち込んでばかりはいられない。
今日観てきた『300』と、先日観た『ザ・シューター 極大射程』の感想をUPしておきます。

More...
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by ginpei_chan | 2007-06-12 21:29 | 映画(さ行)
で、今晩は、『ザ・シューター 極大射程』を観てきました。

More...
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by ginpei_chan | 2007-06-07 03:42 | 映画(さ行)
なんか、フツーに携帯から更新できるみたいですこのblog。(笑)
なので、ちょいと更新しますね♪

more
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by ginpei_chan | 2007-05-26 22:13 | 映画(さ行)
柳楽優弥くんと沢尻エリカのラブストーリー、『シュガー&スパイス 風味絶佳』を観ました。
フジテレビ製作の映画なので、製作はもちろん亀山千広氏。
なんと、フタッフロールでは、懐かしい「大多亮」」って名前も目にしました。(笑)
監督は、フジのドラマでお馴染み中江功。
共演は、夏木マリ、大泉洋、サエコ、岩佐真悠子、高岡蒼佑、Mr.マッスルなど。
なんじゃこの取り合わせは。(笑)
有名な小説の映画化だそうです。
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まあ、とにかく、柳楽くんもフレッシュだし、『誰も知らない』のときよりは
ずいぶん大人になったなーって感じはするけど、でも瑞々しくて良かったです。
というか、想像以上に柳楽くんが良かった。不安は杞憂に終わりました。
沢尻エリカもすごく可愛くて、服とか見てるだけでも楽しめたし、
オトコよりもちょっとお姉さんなカップルってのがうまくハマッてましたね。
この二人の組み合わせってのを考えた人、
なかなかやるなって思いました。(笑)

ストーリーは...ホロ苦いラブストーリーですね。
でも、こういう恋愛の終わり方とか、あるんじゃないでしょうか。
ホント、「女の子はシュガー&スパイス。優しいだけじゃダメなんだよ。」なんですよねえ...
うーん、苦い。苦いなあ...。
なんで優しいだけじゃダメなんだよ!女子!(笑)
でも、オトナオトナした恋愛じゃないし、ハイティーンの、それもイマドキの恋愛を描いた
映画って、けっこうありそうで無かった気がするので、とても新鮮で面白かったです。

共演の顔ぶれも多種多彩でした。
でも...夏木マリの「グランマ」役は...どうなんでしょうねえ?
僕は、やりすぎだろって思いましたけども...
もう、最近、完全に「女版竹中直人」化してませんか?この人。(笑)
で、彼女の「必需品」たるボーイフレンド役のチェン・ボーリンって俳優さんも、
なんか全然リアリティ無かったしなあ...
大泉洋は面白かったですね。今回は、彼の貴重なリーゼントが見られます。(笑)
ガソリンスタンドの同僚との掛け合いは面白かったですよ。
高岡蒼佑は肥りましたかねえ?
たぶん、『パッチギ!』以来の、沢尻エリカとの再共演でした。
あと、個人的に気に入ってるのがサエコ。この子可愛いよね。(笑)
いつ、どんなシチュエーションにいても、空気読めてないような喋り方が好きです。(爆)
その彼氏役のMr.マッスルについては...まあ、フジテレビ的なオマケだね。(笑)
ああいうのが許せない人もいるだろうけど。
ま、そう目くじらたてるほどの映画じゃないよね。こういう映画は。
あと、今や日本映画界を引っ張る「Wあおい」の一人、蒼井優も出てました。
サプライズ的な出演だったけど、「おおっ!」と身を乗り出してしまいました。(笑)

ストーリーは、そんなに奇を衒ってないけどもわりと面白かったし、
主人公の二人が魅力的だったので、僕的には「アリ」な映画でした。
マイナス面を挙げるとすれば、夏木マリの「グランマ」くらいかなあ...(苦笑)
ま、とにかく、沢尻エリカを鑑賞して萌え~って映画でした。(爆)
7.5点です。
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by ginpei_chan | 2007-03-28 00:49 | 映画(さ行)
久しぶりの更新になりました。
日曜日に観てきた、『世界最速のインディアン』の感想をば。
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タイトルは、『世界最速のインディアン』。
一見、世界で一番早いインド人の物語みたいですが、
主人公はニュージーランド人で、ニュージーランドからアメリカに渡って
スピードレースに参加するおじいちゃんのお話です。
でも、この映画の「インディアン」は世界最速なんです。
そんな映画です。(笑)

実在した主人公のバート・マンローを演じたのは、サー・アンソニー・ホプキンス!
まあ、これまで、ハンニバル・レクターやら、シェークスピア作品やら、ケロッグ博士やら、
ニクソン大統領やら、執事やら、いろーんな役を演じてきたアンソニーさん。
今回は、還暦を過ぎてなお盛んなスピード狂オヤジを嬉々として演じてます。
そのバートが、1960年代当時、既に購入から40年も経つオートバイの
「インディアン・スカウト」に乗って、アメリカはユタ州のソルトレークにある
スピード狂の聖地・ボンヌヴィルで、そのクラスでスピード最高記録を打ち立てるのです。

いやあ、しかしホントに面白かった!
けっこう、ネット上でこの映画の評判がいい感じだったので観てみたのですが大正解!
還暦を過ぎても、子供のように夢を追いかけるオヤジのカッコよさといったら!
それに、彼の周囲の人たち、出会う人たち、みんないい人たちばかりで、
心がぽかぽかと暖かくなってしまいました。
というか、きっと、彼のような、ガキのまんま大人になっちゃったような人って
実際に会うと、きっと憎めなくて、なんとかしてやろうと思うんだろうなあ。
彼の町の郵便局にいるガールフレンドとのデートや、
旅の途中で出会う未亡人との一夜なんて、もうメッチャかっこよかったもん!(≧∇≦)
あんなおじいちゃんになりたいよ、ほんまに。(笑)

アンソニー・ホプキンス以外は、実は知ってる俳優さんは誰もいなかったんだけど、
じゃあ彼の一人映画かというと、実際には俳優さんたちはみんな良かったし、
1960年のアメリカを上手く再現した演出もよかった。
それに、なんといっても、レースの疾走感溢れる映像は感動モノ!
広大な塩の平原で、限界を超えて走り続けるおじいちゃん...かつてこんな映画あったか?
まさに、昔の映画のコピーじゃないけど、
「ムダに生きるな!熱く死ね!」

...熱く死ねよ!(爆)
9点です。傑作でした。
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by ginpei_chan | 2007-02-07 05:05 | 映画(さ行)
ウィル・スミス父子の共演作品、『幸せのちから』を観てきました。
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妻に逃げられ、住む家を追い出された八方塞がりのセールスマンが、
息子のため、自分のため、一発逆転を賭けて一流企業への転職に挑む物語です。

なんといっても、この映画の最大のウリは、ウィル・スミスと、
その息子ジェイデン・クリストファー・サイア・スミスの共演でしょう!
息子を必死で守ろうと奔走するウィル・スミス演じる父と、
その父に連れまわされ、翻弄されるがその手を離さない愛息の絆は美しかったです。
ほんと、かわいらしい子でした。
この映画の見どころは、まさに彼ら父子!以上!拍手!

...という感じの映画でした。(笑)
まあ、この映画、サクセスストーリーですので、予想通り、ハッピーエンドです。
しかも、出てくる人々、ほぼ悪い人なんか一人としていやしない。
なので、安心して観ることができます。
お金を払ってまで辛い気持ちを味わいたくない人、
または映画に安心を求めたい人にオススメです。

ここからは、軽くネタバレしますが...(結末を知りたくない方はスルーしてください)

自らが、28歳にして実父に初めて逢うという経験の持ち主であったゆえ、
主人公は、ホームレスになろうとも、妻、つまりは息子の母親が去ろうとも、
なんとしても自分から息子を離しはしないと奮闘します。
駅のトイレで一晩を過ごそうとも、ホームレスと一緒に教会の簡易宿泊施設に泊まろうとも、
それでも、父は息子を離さない。
息子を守るためなら、タクシーの無賃乗車もするし、
息子の大切な“キャプテン・アメリカ”が彼の小さな手から滑り落ちてもおかまいなし。
そして、遂には、大企業への就職という“成功”を手にするわけです。
地下鉄のトイレに泊まる“地獄”から、
超高層ビルの最上階に在ろうかという“天国”ともいうべき大企業に就職。
まさに、天と地を味わった男の物語。

でもね。
それって、本当の幸せ?
息子にとって、母を失うのが幸せ?
ホームレス生活を味あわせるのが幸せ?
大企業に就職しないまでも、手堅く日々をしのげる仕事に転職する道もあったのでは?
息子のためを思えば、家族みんなが揃って生活していける道もあったのでは?
エリートセールスマンの20人から1人しか選ばれないような道に
6ヶ月間無給で賭けるよりも、息子が暖かいベッドとちゃんと食べるものがある暮らしをする
という選択肢もあったのではないだろうか?
なーんて、いろいろ考えてしまいました。
父の走る姿は頼もしげだった。でも、ちょっと唯我独尊的じゃない?
ドン底を味わったからこその、大企業への転職だったのかもしれないけど、
やっぱり、「大企業=幸福」なの?本当にそう?
まあ、逆の意味で、「the persuit of happiness」を考えさせられた映画でしたよ。

映画としては7点です。
悪い映画じゃない。こういう考え方もある。勇気づけられる人もいるでしょう。うん。
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by ginpei_chan | 2007-01-31 23:25 | 映画(さ行)
昨夜観てきました、周防正行監督の最新作『それでもボクはやってない』
痴漢冤罪裁判をテーマにした作品です。
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うーん...重かった。もちろん面白かったんだけど、重かったなあ...
なんというか、男にとっては辛い。辛すぎる話だ。
彼が電車でとった行動は、確かに誤解を招く行動だったかもしれない。
周囲の乗客にとって迷惑な行為だったかもしれない。
でも、その行為によって、彼は望むべくもなく、人生を確実に狂わせることになった。

日本の裁判制度や、司法の置かれている現実、事件に関わる複雑な人間関係などを、
監督が徹底してリサーチした実際のエピソードやデータを交えて語るそのスタイルは
2時間半ほどの上映時間をまったく長いと感じさせない周防正行の真骨頂だった。
ハラハラドキドキ、しかも勉強になるし、深く考えさせられる映画。
真骨頂どころか、周防正行という巨匠の新境地に立ち会うことができてしまった。
今回は、これまでの彼の作品よりは笑えるシーンは少ないが、
シリアスな展開の中にも、ところどころにほんのちょっとだけ、
彼一流の笑いのエッセンスは感じることはできる。
法廷映画と笑いのバランスもまた絶妙で、完全に「してやられた!」という感じです。
次は何を題材に選んでくれるんだろう?また10年以上も待つのだろうか?
観客にそんな期待や不安まで抱かせてしまうのだから、
この監督、やっぱり凄いです。

監督の演出も、ストーリーも、すべてが素晴らしいけど、
もちろん役者たちも負けてはいない。
主役は加瀬亮くんだったけど、本当に見事に被告役がハマッていました。
彼を支える弁護士に瀬戸朝香と役所広司。
母親はもたいまさこ、支援者に山本耕史、鈴木蘭々、光石研。
容疑者を取り調べる刑事に大森南朋と田山涼成。
彼を裁く裁判官に小日向文世。
その他、田口浩正や竹中直人、徳井優などの周防監督作品の常連や、
本田博太郎、大和田伸也、増岡徹などのベテランに、清水美砂の顔も。
キャストは多種多彩で実力派揃いでした。
みんなよかったんだけど、特に凄かったのは裁判官の小日向文世かな...
ああ...あれが裁判官というものなんだろうなあ...とは思うんだけど、
観客を奈落の底に叩き落す素晴らしい裁判官を体現していました。
あと、僕は知らない俳優さんだったんだけど、最初に裁判を担当した裁判官を演じた
正名僕蔵さんという俳優さんも良かったな。
裁判官役の役者さんがいいと、法廷劇って面白いですね。うんうん。

さあ、ここまでは褒めました。(笑)
ただ...やはり、男としてはいろいろと考えさせられる映画ではあったし、
日本の司法制度やその中、周辺にいる人たちの思惑というものを知ることもできた。
裁判官が、「無罪」の判決を出すことがかように難しいことなのかと絶望もした。
主人公は、「自分は無実だ」という真実を知っていたし、
心を折らずに最後まで戦い抜いた。これからも戦うだろう。
彼には、母も、友人も、痴漢冤罪裁判の支援団体も、果てには元恋人も応援してくれた。
でも、彼の前には、刑事も、検事も、裁判官も、彼の人生を悪意なく苦しめる被害者も、
検察側の証人たちも、性犯罪裁判傍聴マニアも、全てが彼を責めたてる。
それまでの彼の人生も、彼の人格や尊厳をも否定され続ける。
うーん...やはり辛いんですよね、この話は。
いい映画でした。素晴らしかった。面白かった。
でも、もう一度観る体力が無い...(泣)

本当に面白かった。2時間半が長いと感じなかった。常に次の展開が気になった。
ストーリーも演出も役者の演技も良かった。
でも、ほんとに疲れたなあ...
8.5点にしておきます。
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by ginpei_chan | 2007-01-22 23:49 | 映画(さ行)