ginpeichanが映画を観た感想をだらだらと。


by ginpei_chan
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『鮫肌男と桃尻女』『PARTY7』の石井克人監督の新作、『茶の味』
去年だったか、カンヌの監督週間のオープニング作品に選ばれた、らしいです。
緑萌ゆる美しい山里に暮らす家族の物語。
祖父・我修院達也、父・三浦友和、母・手塚理美、
それと高校生の一と小学生の幸子。
それと、たまに現れる叔父のアヤノに浅野忠信。
我修院達也は、もう石井監督作品のレギュラーだし(笑)、
DVDのオマケでも語ってたけど、ほとんど「ヤマダ」でした。(爆)
(個人的には、「山よ」よりも「△定規の唄」が好き)

脇役も豪華。
まず、びっくりしたのが、冒頭にワンシーンだけ出てきた相武紗季。
出ているって知らなかったので嬉しかったです。(笑)
(でも、なぜかノークレジットでしたが)
で、一の片思いの相手が土屋アンナ。
実は、『下妻物語』より、こっちの方が先に出演していたんですねぇ。
メチャ可愛かったっす。
で、アヤノにウンコを乗っけられるという衝撃の出演は寺島進。
同じ表情で爆笑させてもらいました!
アニメーターの母の仕事仲間はなんと庵野秀明と岡田義徳(だったと思う…)、
そしてこれもワンシーンだけだけど、草なぎ剛。
母の弟役の漫画家は轟木一騎。
僕は知らなかったんだけど、CMディレクターだとか。
「オレと付き合え~!」は最高でした!(≧∇≦)
で、クレジット上の特別出演は、中島朋子と樹木希林。
樹木さんは写真のみですが。(笑)
いやぁ、とにかく豪華キャスト陣です。楽しませてもらいました。

本編ですが、まぁ、特に意味づけのないギャグを満載しているわりには
2時間を超える長尺だったので、もっと短くてもよかったかな、と。
『鮫肌~』は構成もうまくてよくまとまっていて、
『PARTY7』はグダグダのまま押し切った感がまた良かったんだけど、
この映画は、ラストでいきなりキレイにまとめに入るので、
まぁいい話ではあるんだけど、もっとヘンテコでも良かった気がします。(笑)

個人的には、『鮫肌~』が9点、『PARTY7』が8点で、
この映画は7.5点ってところかな。
でも、観ておいてソンはない映画です。
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by ginpei_chan | 2005-02-27 19:16 | 映画(た行)
久々に観たドイツ映画、『グッバイ、レーニン!』
僕にとってのドイツ映画は、『キラーコンドーム』であり
『アンツ・イン・ザ・パンツ!』です。(笑)
共産主義に命を捧げた母が、
民主化運動に参加した息子の姿を見てショックを受けて心臓発作を起こし
8ヶ月間も昏睡している間、ベルリンの壁は崩壊し、
文化も通貨もマクドナルドも、全てが東を覆ってしまった。
そして目覚めた母に、発作を再発させるようなショックを与えないように
息子が懸命にベルリンの壁の崩壊を知られまいと奔走するドラマです。

なんか、上に全部書ききってしまった気もしますが、要はそんなドラマ。
ちょっとコメディチック。
でも、息子が母を思う姿はなかなか泣かせるし、
ラストも清々しくてGOOD。
それほど取り立てて騒ぐような作品でもなかったですが…。
ただ、ストーリーのアイデアはいいし、ひとつだけ、とても気に入ったシーンが。
母が、目覚めてから初めて外出する場面で、
母の目前を飛んでいくレーニン像!
このシーンは白眉でした。ちょっと鳥肌立った。
7点。
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by ginpei_chan | 2005-02-22 03:38 | 映画(か行)
去年(だっけか?)、大規模公開された話題作『デイ・アフター・トゥモロー』
地球温暖化によって引き起こされた異常気象のため、
北半球全体が嵐に見舞われ、NYが津波と大雪と寒波で凍りつくってお話です。
監督は『インデペンデンス・デイ』『GODZILLA』のローランド・エメリッヒ。
すいません、つまらなそうなんで、どちらも観てない僕ですが。(笑)
この『デイ~』も、去年50回も劇場に通った僕なのに、
この映画はスルーしました。
なんだか面白くなさそうで。
もちろん、僕のこういう先入観を覆してくれるような映画もあれば、
予測通り面白くなかったって映画もあり。
今回は、どっちに転ぶだろう?と、ちょっとだけ期待しながら観ました。
結果は後者でした。(笑)

結局人類は生き残るのかよってなストーリーも、
登場人物たちの位置関係がよく分からんまま進んでいく展開も、
京都議定書を離脱しやがったアメリカがこんな映画を作る意味も、
この映画公開後も何ら変化がない「世界の警察」も、全てがくだらねぇ。

デニス・クエイドの正義漢ぶりもいつものことだし、
ジェイク・ギレンホールは好きなんだけど、
『ドニー・ダーコ』の眠たげで陰鬱な高校生の役の方がずっといい。
収穫は、それなりに迫力のある映像と、
『オペラ座の怪人』のヒロイン役が気に入ったエミー・ロッサムが出いてたこと。
彼女が出ていなかったら3点、出ていたから4点。(笑)
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by ginpei_chan | 2005-02-21 20:25 | 映画(た行)
アメリカの映画専門誌で「スクリーンで見たい脚本No.1」に選ばれたという、
この映画『ウォルター少年と、夏の休日』
監督・脚本は、ティム・マッキャンリーズって人。
『アイアン・ジャイアント』の脚本を書いた人らしい…。
てっきり、『アイアン~』は、
『Mr.インクレディブル』のブラッド・バードの脚本だと思ってました。(笑)
(彼は演出だけだったのね)

身勝手な母に、突然面識の無い叔父2人のもとに預けられることになった
14歳の少年ウォルターと、叔父たちとのひと夏を描いた作品です。
ウォルター役がハーレイ・ジョエル・オスメント。
叔父たちが、ロバート・デュバルとマイケル・ケイン。
なんだこのキャスティングは。オスカー狙いか。(笑)
でも、充分に色気があったとしか思えないですこの人選。

もちろん、映画を絶対に破綻させない安定力はあると思いますが、
正直いって、ウォルター役には、無名でもいいから、他の役者にやってほしかった。
あの…ハーレイくん、ちょっとわざとらしく見えてしまうんです。僕。
『フォレスト・ガンプ』『シックス・センス』はそうは思いませんでしたが、
『ペイ・フォワード』『A.I.』ときてこの映画じゃあ、
「泣かせてみせまっせダンナ!」的な臭いがして辛い。
彼の表情も見なれてしまったし。
ロバート・デュバルとマイケル・ケインは相変わらずよかったです。
特に、デュバルの暴れん坊ぶりは豪快で良かった。
マイケル・ケインは、何度見ても仲代達矢に見えました。(笑)

それと、時折挿入される、アフリカでの冒険活劇シーン。
あれ、ちょっとファンタジーすぎて、冷めてしまいました。
敢えて回想シーンで見せずに、マイケル・ケインの語りだけだったら
観客としての僕は、想像だけで楽しめて良かったのになぁと思いました。
『マジェスティック』の劇中劇を思い出しました。あれは好きなんだけど。)

主人公が大人になって…ってシーンが出てくるのは良かったです。
ああいうのは好きなので。
まぁまぁだったかな…。7点。
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by ginpei_chan | 2005-02-20 01:07 | 映画(あ行)
カンヌ映画祭のパルムドール受賞作、ガス・ヴァン・サントの『エレファント』
あの、コロンバイン高校での銃乱射事件をモチーフにした、
しかし、『ボウリング・フォー・コロンバイン』とは違ったアプローチのこの映画。
(『ボウリング~』は傑作です。『華氏911』なんかよりもずっと。)

実在の銃乱射事件をモチーフに、
事件の一日を、その高校に通った生徒数人を追いかけることで構成。
出演した役者は、オーディションで選んだ無名の若者たちばかり、
また、役もセリフも、本人たちの意見を取り入れて即興的に作っていって、
役名も役者の本名を使用。
すごーくリアルです。
この手法は本当に面白いし、それなりの演出力と撮影がないと
成立しなさそうで、その点この映画は完璧に世界が構築できているようで
凄いと思いました。
また、映画のどこかで、銃乱射事件が起こるものだと思いながら
観ていたので、その痛ましい事件が、この何気ない日常の
いつ、どこで起こってしまうのか、ずっとハラハラしながら観れたので、
とてもスリリングでした。

それに、『ビバリーヒルズ高校白書』なんて古い話じゃなく、
現代のアメリカの高校生の生活風景や雰囲気を垣間見ることができて
それもとても興味深かったです。

いやぁ、やられました。
最近、この点数が多いですが(笑)、8.5点。
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by ginpei_chan | 2005-02-19 00:30 | 映画(あ行)
前回のアカデミー賞を賑わせた、ソフィア・コッポラ監督・脚本の作品、
『ロスト・イン・トランスレーション』
彼女の作品を観たのは、『ヴァージン・スーサイズ』以来2本目。
というか、監督作が2本だけなのかな?

サントリーのウィスキーのCMに出演するため、
東京にやってきた、年老いたかつてのハリウッドスターのビル・マーレーと、
カメラマンの夫の仕事についてきた、新婚の若妻スカーレット・ヨハンソンの
東京での交流と淡い恋、という異色作。

『ヴァージン~』が、爽やかで繊細な青春ドラマだったのに対し、
東京の大都会を余すところなく切り取った映像と、
主演ふたりのたたずまい(演技?)が非常に美しい作品でした。
オスカーノミネートで騒がれた当時、未見だったこともあり、
『ヴァージン~』同様、いかにも批評家ウケがよさそうな作品なんだろう、
それに、コッポラ姓であるだけに過剰評価されている点もあるだろうと
たかをくくっていたんですが、これが意外と楽しめたのに驚いています。

あの、チャーリーとかいった、葉っぱキメキメな日本人の姿を
全世界に晒すのはいささか気分を害されたけど、
マシュー南の番組をそのまんま使っちゃうところなんて、
すごいセンスと斬新さで、それに楽しめた自分にもびっくり。

映像も、ストーリーも、ビル・マーレーも、スカーレット・ヨハンセンもよかった。
スカーレットの下着姿には萌えました。
(こんな感想ばっか(笑))
8.5点。
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by ginpei_chan | 2005-02-18 02:12 | 映画(ら行)
先週TVで放送された、『ドラえもん のび太の結婚前夜』
もう何年も前、映画化された際に出た原作を読んで、
このいい歳こいたオッサンが不覚にも涙してしまったこの作品。
映像で観たのは初めてでした。

原作からは、少しだけ脚色して、ひみつ道具なんかも増やしてましたね。
「連れてっ手」という、某宅八郎氏(現ホスト)がその昔持っていたような
マジックハンドのようなものを車にくっつけると、
車が行くところに連れてってくれる、と。
木やら道路やらにガンガンぶつかってましたけど。(笑)
のび太、たぶん全身バラバラ。(笑)
でも、やっぱり「ドラえもん」なので、ひみつ道具が出てくるのは嬉しいな。

で、話は少し膨らんだものの、要所要所はセリフまで原作と同じ。
原作で泣いてしまった箇所、
映画でも泣いてしまうかな…と思いながら観たら、
本当に涙があふれてしまいました…(TдT)アゥアゥ…
ラスト付近で、しずかちゃんが、お父さんから、
のび太について言われるセリフです。
これ、名言です、ほんとに。
みんな、そんな人間でありたいのに、簡単になれない。
のび太の優しさと強さが、しずかちゃんのお父さんや、
大人になったジャイアンたちには理解されていた。
すごく幸せな物語でした。

映画として映画館でかける意味を問われたら、それは難しいし、
TVでいいじゃんとも思う。
でも、素直に好きなエピソードだから、それでいいと思う。8.5点。
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by ginpei_chan | 2005-02-14 19:49 | 映画(た行)
むかしむかしからの有名な戯曲を映画化した『オペラ座の怪人』
意外にも、ジョエル・シューマカーの演出。
出演してる俳優さんたちは、ほとんど知りませんでした。
無名俳優を使って、超有名な舞台を映像化。
(無名ってのは、映画として興行的に成功を狙うのなら、
 それなりに映画界で有名な俳優を使うのが常套手段だと思ったので。
 きっと、皆さん、演劇界で名のある人たちだと思います。)
これはこれで、けっこうなチャレンジですねぇ。

あ、でも、「ひょっとしてこの人は…」と思ったのは、
歌姫カルロッタ役のミニー・ドライヴァー。
フランス語(?)を流暢に操って、正直鳥肌がたちました。
すごい存在感でしたよ。
もちろん、ファントムも、クリスティーヌも、とてもよかったんですが、
知っている俳優さんが良かったという点で、
ミニー・ドライヴァーはいい演技してました。

ストーリーは、きっと、オーソドックスな「オペラ座の怪人」なんだと思いますが、
映像も音楽も、全て良かったです。
久々に映画らしい映画を観て、しかも映画館で観ることに価値がある映画で、
期待以上のものをもらえた映画でした。
(そういえば、原作でも、ラストはああいう感じなんでしょうか?
 主人公たちが年老いた設定になっていますが…)

自分がアカデミー会員なら、作品賞に『Ray』もいいけど、
この映画も捨てがたい感じ。
(いや、実は、ノミネートされなかったんですけどね(笑))
それくらいいい映画でした。9点。
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by ginpei_chan | 2005-02-08 03:57 | 映画(あ行)
デンマーク(だっけ?)の鬼才であり強迫神経症(だっけ?)の
イカれたおっさんラース・フォン・トリアー監督の作品『ドッグヴィル』
「アメリカを知らないし行ったこともないけど僕なんかアメリカ嫌い」な氏の
アメリカなんてどうせこんなもんだろ映画です。(言いすぎです)
僕は、監督の作品は、『奇跡の海』『ダンサーインザダーク』を観ましたが、
どちらも、えらく後味の悪さ一級品の映画でした。(笑)

映画はこれまた独特なもの。
ドッグヴィルという、田舎の小さな町が舞台なんだけど、
その町を、スタジオに白線で家や道路を仕切るだけというセット。
これはねぇ、参りました。(笑)
すごく斬新です。
最初、雑誌の記事で読んで、写真を見たときは、
「ナメてんのか!」とプチキレた僕ですが(笑)、
それをドラマの演出として見たときはなかなか面白かったです。
まぁ、かなりの変化球ですけどね。(笑)

で、そのドッグヴィルに、都会から、一人の美しい女が逃げ込んできて、
町の人間たちの日常がかき乱されて、次第に女に牙を剥いていくという話。
その美しい女ってのがニコール・キッドマン。確かに美しい。(笑)
ドッグヴィルの人間にポール・ベタニー、クロエ・セヴィニー、
ジェレミー・デイヴィス、ローレン・バコール、パトリシア・クラークソン、
ベン・ギャザラ、フィリップ・ベイカー・ホール、
ステラン・スカルスゲールド、ジャン・マルク=バール、ジェームズ・カーン。
すごい面子です。
でも、名前と顔が一致する人は少なかったです。(笑)
特に、ジャン・マルク=バールなんて、どこに出てるか分からなかったし、
クロエ・セヴィニーは、エンディングロールで名前が出てきて気づきました。(笑)

なんといっても、その斬新な演出に驚かされるんだけど、
本当に斬新で面白いです。
違うストーリーで、同じ演出を見たいかと言われたら悩むけど。(笑)
特に、町の人々が普通に生活を営んでいるところで、
画面の片隅で、ニコールが犯されてるなんて、衝撃的ですよ!

また、ストーリーの意外な展開も驚かされます。
特にラスト。
そんな終わり方かい!と突っ込む一方、
また後味の悪い終わり方に(´・ω・`)ショボーンな僕。(笑)
後味は悪いけど、観たことを忘れない映画ってのはいい映画だと思います。
8点。
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by ginpei_chan | 2005-02-04 19:31 | 映画(た行)
向田邦子原作の『阿修羅のごとく』
昭和54年頃を舞台に、年老いた父母(仲代達矢と八千草薫)と
娘4人(大竹しのぶ、黒木瞳、深津絵里、深田恭子)の物語。
大竹しのぶの不倫相手に坂東三津五郎(要は八十助)、その妻が桃井かおり、
黒木瞳の旦那が小林薫、その不倫相手(?)の秘書が木村佳乃、
深津絵里の旦那役が中村獅童、深田恭子の彼氏がRIKIYA。
けっこうな豪華キャストっす。
監督は森田芳光。(僕は、『(ハル)』がけっこう好きだった)

昭和54年頃が舞台ってことで、けっこう昭和の雰囲気が出てて面白い。
見た目もそれなりに昔なら、それなりに人間の考え方も古風だったりして。
ま、一番上と下であれだけ年齢の離れた姉妹もいねぇだろうと思いつつ、
人情の機微がうまく出ていたり、
女って生き物の「阿修羅ぶり」が顔を覗かせたりして面白かったです。

個人的には、深田恭子のダボダボトレーナー姿と入浴シーンに萌えました。(笑)
眼福や~(* ̄ー ̄)
7点。
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by ginpei_chan | 2005-02-03 17:57 | 映画(あ行)