ginpeichanが映画を観た感想をだらだらと。


by ginpei_chan
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<   2005年 05月 ( 14 )   > この月の画像一覧

シドニー・ポラック監督、ショーン・ペン&ニコール・キッドマン主演の
国連本部を舞台にしたサスペンス映画、『ザ・インタープリター』
監督はともかく、主演のふたりは大好きな俳優さんだったので、
前から気になってて、さっそく観てきました。
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国連本部で通訳として働くシルヴィア(キッドマン)は、
アフリカのマトボの大統領の暗殺計画を耳にしてしまい、
シークレット・サービスのケラー(ペン)に警護されることになるが…というお話。

ストーリーは、シルヴィアが耳にしたという暗殺計画が果たして真実なのか、
シルヴィアが嘘をついているのではないか、
もしくはシルヴィア自身が計画に加担しているのではないか、
いろんな疑念が浮かび、シルヴィアの謎の過去もあいまって、
スリリングに展開していきます。
そして、暗殺計画の首謀者と目される人物の出現や、
マトボを取材するフランス人ジャーナリストの存在、
シルヴィアを狙うヒットマンなども出てきて、事態は混迷します。
中盤の、バスにシルヴィア、革命家、暗殺者、シークレットサービスが
乗り合わせるシーンはとてもスリリング!手に汗握るとはこのこと!
そして、徐々に暗殺計画の全貌とシルヴィアの謎が明かされていき、
ラストは、映画史上初という、国連本部の、しかも議会場の混乱に導く。
かなりスリリングなストーリーで、純粋に楽しめました。

それもこれも、謎に満ちていて、それでいて美しすぎるシルヴィアを
ニコール・キッドマンが好演していて、
哀しみを背負ったシークレット・サービスのケラーを、これもペンが好演!
もはや、このふたりに演技の破綻はありません。
安心して、グイグイと物語に引き込んでくれます。
どの作品で見てもそうだけど、ニコール・キッドマンは美しい。美しすぎる。
ショーン・ペンもカッコいい。
このふたりが、恋に落ちそうで落ちない、プラトニックなままというのがまたいい。
(ちょっとネタバレしちゃましたね)
安心して楽しめる、クオリティの高いサスペンス映画でした。
8.5点。
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by ginpei_chan | 2005-05-28 11:44 | 映画(あ行)
田口トモロヲがプロレスラーになっちゃう『MASK DE 41』
マイナーな映画ですが、気になってたので観てみました。
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田口トモロヲが、会社をリストラされて、
プロレスのインディー団体の運営に足を突っ込んで、
挙句の果てにはリングに上がっちゃうという物語です。
実際に、田口トモロヲ自身が、半年間アニマル浜口ジムで体を鍛えて
吹き替え無しで撮影したという、クライマックスの試合のシーンが見モノでした。
なるほど、確かに迫力ありました。
また、パッとしないサラリーマン役というのがハマる役者さんでした。

共演は、プロレス団体を旗揚げする胡散臭い男が松尾スズキ。
実はこの人が主人公なんじゃないかというほど目立ちすぎ。(笑)
ミル・マスカラス(?)を車で轢くシーンは爆笑モノでした!(爆)
他にも、小日向文世やラーメンズの片桐仁、娘役が伊藤歩と蒼井優という豪華さ!
蒼井優のパラパラにちょっと萌えたオッサンまっしぐらの僕。(笑)
それから、息子役に黒田勇樹。
こんなに大きくなったのね。
あと、レスラーなどは、今は亡きFMWが協力してます。
ハヤブサも出てるけど、ケガする前の撮影なのかな?

まぁ、プロレスヲタのオヤジどもの狂騒曲、という感じなんですが、
最後はリングでハチャメチャ大乱闘、家族はまぁるく収まってめでたしめでたし。
なかなか面白い映画だったけど、プロレスを全く知らないと楽しみづらいと思うし、
だいいちリストラされて一千万円持ち逃げされて、なんてオヤジ、
なかなか共感が湧きづらいんじゃなかろうか。
僕はいろいろ楽しめたけど、全く楽しめない人の方が多そう。
そんな微妙な映画でした。6.5点。
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by ginpei_chan | 2005-05-28 11:15 | 映画(ま行)
よく、いろんな映画評などを読んでいると、
けっこうこの映画が引き合いに出されてたりするんです、『ドゥ・ザ・ライト・シング』
スパイク・リーを一躍有名にした映画だというのは知ってましたけど、
実際に観たのは今回が初めてです。
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で、この映画。
黒人の街で、イタリア系の家族が経営するピザ屋で暴動が起きて潰されるお話。
人種間の差別意識やすれ違いなどを、緊張感をみなぎらせて描いてます。

実は、この映画の感想を、たくさん書いたんですが、
人種差別についての話ということで、デリケートな話だし、
自分の考えをうまく伝えるのに自信が無くなってきて、
結局書いたものを消してしまいました。
映画そのものは、緊張と緩和のリズムのあるいい映画。
それだけにしておきましょう。
8点。
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by ginpei_chan | 2005-05-28 07:13 | 映画(た行)

2004年全映画

以前、某ジオシティーズでサイト持ってたときに映画の感想をUPしていたんだけど、
そこを閉めたので、こちらにデータを消す前に残しておきます。

2004年全映画
『ホワイト・オランダー』『パイレーツ・オブ・カリビアン』『ミスティック・リバー』
『シティ・オブ・ゴッド』『半落ち』『ラスト・サムライ』『NARC』『ドリームキャッチャー』
『エデンより彼方に』『天才マックスの世界』『シービスケット』『ブルース・オールマイティ』
『ソラリス』『この世の外へ クラブ進駐軍』『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』
『ヘヴン』『めぐりあう時間たち』『刑務所の中』『バーバレラ』『トゥー・ウィークス・ノーティス』
『アイデンティティ』『夜を賭けて』『マスターアンドコマンダー』
『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』『ホテルビーナス』『ピッチ・ブラック』『青の炎』
『レジェンド・オブ・メキシコ』『凶気の桜』『8mile』『ピーピー兄弟』『花とアリス』
『グレンとグレンダ』『デッドコースター』『テキサス・チェーンソー』『ディボース・ショウ』
『攻殻機動隊』『イノセンス』『偶然にも最悪な少年』『アップルシード』
『ルールズ・オブ・アトラクション』『巌流島』『キル・ビルvol.2』『CASSHERN』
『スクール・オブ・ロック』『コールド・マウンテン』『パッション』『フォーチュン・クッキー』
『蛇イチゴ』『ポロック/2人だけのアトリエ』『茄子 アンダルシアの夏』
『ビッグ・フィッシュ』『ムーンライト・マイル』『閉ざされた森』『トークトゥハー』
『アダプテーション』『ウェルカム・トゥ・コリンウッド』『ミニミニ大作戦』
『ホテル・ハイビスカス』『世界の中心で、愛をさけぶ』『ヒューマン・ネイチュア』
『レディ・キラーズ』『バーバー』『夢のチョコレート工場』『トランスポーター』
『パンチドランク・ラブ』『アバウト・シュミット』『リロ&スティッチ』『キューティー・ハニー』
『コンフェッション』『リーグ・オブ・レジェンド』『28日後』『ドーン・オブ・ザ・デッド』
『21グラム』『下妻物語』『ロッカーズ』『恋愛小説家』『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』
『ヴァージン・スーサイズ』『WATARIDORI』『ブルー・クラッシュ』『トロイ』
『マイ・ドッグ・スキップ』『AKIRA』『フリーダ』『トレジャー・プラネット』『怪物の花嫁』
『プラン9・フロム・アウタースペース』『とらばいゆ』
『踊る大捜査線 BAYSIDE SHAKEDOWN』『スパイダーマン2』『69』
『スチームボーイ』『誰も知らない』『シュレック2』『LOVERS』『ヴァン・ヘルシング』
『華氏911』『ダンサー・イン・ザ・ダーク』『オー・ブラザー!』『ラブ・アクチュアリー』
『ブレイブハート』『ラットレース』『私を野球につれてって』『錨を上げて』『踊る大紐育』
『ヴァイヴレータ』『ヴィレッジ』『ヘルボーイ』『モンスター』『2046』
『シークレット・ウィンドウ』『アイ、ロボット』『笑の大学』『隠し剣 鬼の爪』『殺人の追憶』
『ほえる犬は噛まない』『きょうのできごと』『イン・アメリカ/三つの小さな願いごと』
『悪い男』『ドラムライン』『オールド・ボーイ』『いま、会いにゆきます』『コラテラル』
『ハウルの動く城』『ポーラー・エクスプレス』『Mr.インクレディブル』
以上計125本

※2004年ベスト10
1位『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』2位『オールド・ボーイ』3位『誰も知らない』
4位『Mr.インクレディブル』5位『世界の中心で、愛をさけぶ』
6位『ポーラー・エクスプレス』7位『パッション』8位『スクール・オブ・ロック』
9位『21グラム』10位『ビッグ・フィッシュ』

※勝手にアカデミー賞
最優秀作品賞…『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』
最優秀監督賞・最優秀脚本賞…パク・チャヌク(『オールド・ボーイ』)
最優秀主演男優賞…チェ・ミンシク(『オールド・ボーイ』)
最優秀主演女優賞…松たか子(『隠し剣 鬼の爪』)
最優秀助演男優賞…ベニチオ・デル・トロ(『21グラム』)
最優秀助演女優賞…清水萌々子(『誰も知らない』)
最優秀長編アニメーション賞…『Mr.インクレディブル』
ゴールデン・ラズベリー賞…『ロッカーズ』『巌流島』
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by ginpei_chan | 2005-05-27 19:30 | ひとりごと

2003年全映画

以前、某ジオシティーズでサイト持ってたときに映画の感想をUPしていたんだけど、
そこを閉めたので、こちらにデータを消す前に残しておきます。

2003年全映画
『アメリカン・サイコ』『ギャング・オブ・ニューヨーク』『ゴースト・シップ』
『サウンド・オブ・サイレンス』『突入せよ!あさま山荘事件』『アイス・エイジ』
『アモーレス・ペロス』『アメリ』『ボーン・アイデンティティ』『レッド・ドラゴン』
『ビューティフル・マインド』『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』
『戦場のピアニスト』『ドニー・ダーコ』『サイン』『ピンポン』『息子の部屋』
『ノーマンズ・ランド』『クイルズ』『キャッチミー・イフユーキャン』
『ムーラン・ルージュ』『シカゴ』『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』
『ドリアンドリアン』『ドッグ・ショウ』『プレッジ』『ウィンドトーカーズ』『至福のとき』
『たそがれ清兵衛』『イン・ザ・ベッドルーム』『ズーランダー』『あの子を探して』
『イナフ』『容疑者』『バイオハザード』『ピアニスト』『友へ チング』『ストーカー』
『インソムニア』『マトリックス・リローデッド』『アイリス』『ターミネーター3』
『SUPER8』『イノセント・ボーイズ』『オール・アバウト・マイ・マザー』
『アンツ・イン・ザ・パンツ』『踊る大捜査線THE MOVIE2』『式日』『千年女優』
『アメリカン・スウィートハート』『ナビィの恋』『座頭市』『チョコレート』
『オールド・ルーキー』『天国の口、終わりの楽園』『15ミニッツ』『HERO』
『ストレイト・ストーリー』『OUT』『完全犯罪クラブ』『クリスティーナの好きなコト』
『9デイズ』『ジャスティス』『パッチ・アダムス』『S.W.A.T.』『マッチスティック・メン』
『裸足の1500マイル』『インファナル・アフェア』『キル・ビルvol.1』
『ボウリング・フォー・コロンバイン』『ロジャー&ミー』
『マトリックス・レボリューションズ』『コンセント』『8人の女たち』『猟奇的な彼女』
『jam films』『ラスト・プレゼント』『アイ・アム・サム』『g@me』『A』『A2』
『フォーン・ブース』『ファインディング・ニモ』『ザ・コア』『かあちゃん』
以上計85本

※ベスト10
1位『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』2位『ボウリング・フォー・コロンバイン』
3位『アモーレス・ペロス』4位『マッチスティック・メン』5位『ファインディング・ニモ』
6位『アメリ』7位『ムーラン・ルージュ』8位『キャッチミー・イフユーキャン』
9位『ナビィの恋』10位『猟奇的な彼女』

※勝手にアカデミー賞
最優秀作品賞…『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』
最優秀監督賞…マイケル・ムーア(『ボウリング・フォー・コロンバイン』)
最優秀主演男優賞…ジェフリー・ラッシュ(『クイルズ』)
最優秀主演女優賞…西田尚美(『ナビィの恋』)
最優秀助演男優賞…ダニエル・デイ・ルイス(『ギャング・オブ・ニューヨーク』)
最優秀助演女優賞…アリソン・ローマン(『マッチスティック・メン』)
最優秀脚本賞…ギジェルモ・アリアガ(『アモーレス・ペロス』)
最優秀長編アニメーション賞…『ファインディング・ニモ』
ゴールデン・ラズベリー賞…『HERO』
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by ginpei_chan | 2005-05-25 19:25 | ひとりごと

2002年全映画

以前、某ジオシティーズでサイト持ってたときに映画の感想をUPしていたんだけど、
そこを閉めたので、こちらにデータを消す前に残しておきます。

2002年全映画
『ヴァニラ・スカイ』『リリィ・シュシュのすべて』『あの頃、ペニー・レインと』
『僕たちのアナ・バナナ』『ハリー見知らぬ友人』『天使のくれた時間』
『レクイエム・フォー・ドリーム』『男ありて』『モンスターズ・インク』
『シッピング・ニュース』『ショコラ』『リトル・ダンサー』
『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』『スパイダーマン』『トレーニング・デイ』
『コラテラル・ダメージ』『サトラレ』『ファニーゲーム』『アトランティスのこころ』
『恐怖の報酬』『蝶の舌』『愛のエチュード』『トゥームレイダー』
『ウォーターボーイズ』『ニュージーランドの若大将』『パニック・ルーム』
『少林サッカー』『マジェスティック』『ブロウ』『ミート・ザ・ペアレンツ』
『スターウォーズエピソード2/クローンの攻撃』『スチュアート・リトル2』
『麻雀放浪記』『姉のいた夏、いない夏』『メン・イン・ブラック』『MIB2』
『シュレック』『ノッティングヒルの恋人』『トラフィック』『王は踊る』
『オースティン・パワーズ ゴールドメンバー』『アバウト・ア・ボーイ』
『ロード・オブ・ザ・リング』『ロード・トゥ・パーディション』『GO』
『ザ・ロイヤルテネンバウムズ』『ゴーストワールド』『オーシャンズ11』
『みんなのいえ』『ブラックホーク・ダウン』『K-PAX 光の旅人』『鬼が来た!』
『隣のヒットマン』『トリプルX』『恋愛天国』『チェンジング・レーン』
『隣人は静かに笑う』『ジョン・Q』『愛しのローズマリー』『マイノリティ・リポート』
以上計60本

※ベスト10
1位『モンスターズ・インク』2位『ロード・オブ・ザ・リング』3位『鬼が来た!』
4位『リリィ・シュシュのすべて』5位『トラフィック』
6位『ザ・ロイヤルテネンバウムズ』7位『ロード・トゥ・パーディション』
8位『ウォーターボーイズ』9位『パニック・ルーム』10位『MIB2』

※勝手にアカデミー賞
最優秀作品賞…『モンスターズ・インク』
最優秀監督賞・最優秀主演男優賞…チャン・ウェン(『鬼が来た!』)
最優秀主演女優賞…ブゥ(『モンスターズ・インク』)
最優秀助演男優賞…香川照之(『鬼が来た!』)
最優秀助演女優賞…ケイト・ブランシェット(『シッピング・ニュース』)
最優秀脚本賞…チャン・ウェン(『鬼が来た!』)
最優秀長編アニメーション賞…『モンスターズ・インク』
ゴールデン・ラズベリー賞…『トゥーム・レイダー』
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by ginpei_chan | 2005-05-25 19:04 | ひとりごと
『奇跡の旅』の続編、『奇跡の旅2/サンフランシスコの大冒険』。
前作と同じ、お調子者のチャンス、老犬シャドウ、高飛車な猫のサシーを
主人公に、彼らがまたまた旅に出る物語です。
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前作が、大自然の旅であったのに対し、
今作は全く逆に、大都会サンフランシスコで家路をたどる3匹です。
途中、前作とは違って、都会なので、食べ物に困ることはないのですが、
都会にたくましく生きる野良犬たちと戦い、
ときには友情が芽生え、なんとチャンスは恋をする!?
でも、恋をしてもチャンスはチャンス。バカ犬です。(笑)
ほんっと、前作で少しは成長したと思ったのに、
製作者の意向なのか、またバカ犬キャラ全開でトホホのチャンスくんでした。
なんか、舞台が大都会だからか、
前作のようなスリルが感じられなかったんだけど、これはこれで仕方ないか。
それから、最後に家族と再会するんだけど、前作ほどの感動はなかったなぁ…
でも、チャンスの恋と、恋人(恋犬?)デライラとのアツアツぶりは
ちょっと目も当てられないほどの濃厚ラブシーンでした。(笑)
動物モノだけに、観た後にホッとさせてくれます。6点。
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by ginpei_chan | 2005-05-20 23:23 | 映画(か行)
観たいと思いつつ、何故か縁がなくて観れていない映画がいくつかあるんだけど、
この『スナッチ』は、まさにそんな映画のうちの一本。
監督は、『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』のガイ・リッチー。
今はむしろ、「マドンナの夫」のガイ・リッチーというべきか。
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この映画、『ロック~』と同じように、いろんな人間のいろんな思惑が入り乱れて
ストーリーが二転三転していくもので、
それがスピーディーな演出と魅力的なキャラクターたちで紡ぎだされていく。
この『スナッチ』、本編が2時間もない、それほど長編の映画ではないんだけど、
キャストが多いし、展開が速いので、すごくボリュームがある。
正直いって、ストーリーを完璧に理解できてはいないんだけど、
それでも面白い!と言い切れるパワーとスピードがありました。

キャストがとにかくスゴい!
ベニチオ・デル・トロ、ジェイソン・ステイサム、ヴィニー・ジョーンズ、
そしてもちろんブラッド・ピット。
他にも、クセモノ俳優がわんさかで、すご~く濃いキャスティングです。
それに、ジェイソン・フレミングやユエン・ブレンナーがチョイ役。
画面から目が離せません。(笑)
思えば、女性がほとんど出てこない、かなり稀有な映画。
野郎共の血と汗と牛乳の臭いのする映画でした。(笑)

いちおう、ストーリーは、ターキッシュ(トルコ人、ではなくてジェイソン・ステイサム)が
中心となって進んでいくんだけど、
彼自身はもちろんカッコいいんだけど、
彼をとりまく人物たちがとにかく胡散臭くて濃いヤツばかり。
裏ボクシングの大立者ブリックトップはものすげー怖い。
こんなに怖いと思える悪役は久しぶりに見た。
フランキー役のベニチオ・デル・トロの出番が少なくて残念だったけど、
フランキーの持っていたダイヤを狙うKGBくずれのボリスや
その黒幕のアビーも胡散臭い。
それから、ノミ屋に強盗に入る黒人の3人組がそうとうマヌケで笑える。
それから、物語の重要なカギを握るのは「犬」。
アレを飲み込んだ後の不思議な鳴き声にワラタ。(笑)
キャラクターは、どこを見ても面白かった。

しかし、なんといってもブラッド・ピットはすごかったなぁ。
彼の裏ボクシングの試合のシーンはメチャメチャカッコいい!
いちいちDVDを巻き戻して観てました。(笑)
『ファイト・クラブ』のときの彼の体も凄いんだけど、
今回は、ボーズ頭じゃなくてタトゥーも入っていたので、
すごく色気があってゾクゾクしました。
『ファイト・クラブ』のブラピはマッチョすぎてダメだっていう人も、
この映画のブラピなら好きになれるかもね。

上にも書いたけど、テンポが速すぎて、キャラも多すぎて、
ストーリーの消化が不十分になってしまい、そこだけが残念です。
でも、いろ~んなキャラの個性を楽しみ、かっちょいい演出を楽しむ。
何度観ても面白い、そんな映画です。8.5点。
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by ginpei_chan | 2005-05-20 23:06 | 映画(さ行)
ジム・キャリーの最新作、『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』
ジム・キャリーについては、最近『エターナル・サンシャイン』を観たばかりですが、
今回の彼は、『エターナル~』の役とは180度違った、
コメディアン・ジムの役者根性ド炸裂の役だったので、
『エターナル~』がとても気に入った僕としても、
コレはコレで、こんなジム・キャリーも大好き。(笑)
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で、この映画、タイトルに『レモニー・スニケットの~』とあるように、
ウスラトンカチな僕は、ジム・キャリー=レモニー・スニケット前提で観始めて、
開始3分くらいでアッサリとその思い込みが崩されてしまいました。(笑)
レモニー・スニケットは、ストーリーテラーの作家のこと。
映画では、最後までシルエットだけしか見えなかったんだけど、
意外な大物俳優が演じていたみたいでビックリ。
(顔が見えなかったので、もしかしたら声だけの出演かも)

で、この映画、ジム・キャリーの映画ではあるんだけど、あくまで彼は悪役で、
彼は、両親を亡くした3人の子供たちが継ぐはずの遺産を狙うオラフ伯爵役です。
で、3人の子供たちが、悪人オラフ伯爵と対決するんだけど、
3人の子役がとても素晴らしかったので、ジム・キャリーだけの映画じゃない!
というレベルまで引き上げていて、とてもよかったです。
3人は、知恵と勇気をふりしぼり、チームワークでオラフに立ち向かうんだけど、
彼らがとても魅力的だから、ジム・キャリーがあまりに強烈な演技をしても
堂々と渡りあっていて、映画を成立させていたんですねぇ。

3人の兄姉妹たちですが、その誰もが個性的で魅力的!
「発明の天才」の長女ヴァイオレットは、将来美人になること間違いなし!
長くてキレイな髪と控えめで美しい唇におじさんハァハァしちゃいましたよ。(笑)
「読書の天才」の長男クラウスは、聡明で思慮深く、目ヂカラが強くて印象的。
そして「噛む天才」次女(っつーか赤ちゃん)のサニーはとにかくカワイイ!
どうしてこんなにかわいいのかしら!(←某ピーコ調)
双子が入れ替わりで演じていたみたいだけど、
片方ひとりでいいから貰えないかしら。(笑)
とにかく、3人がとても魅力的で、
ジム・キャリーの超絶演技&特殊メイクに全くヒケをとっていませんでした。

他の俳優はというと、メリル・ストリープが、特殊メイクだけど
見た瞬間イッパツで誰だか分かる、3人の親戚のおばさん役。
また、演劇評論家役(?)で、ダスティン・ホフマンがちょっとだけ出ていました。
『ネバーランド』もそうだったけど、最近この人こんなんばっか)
それから、セドリック・ジ・エンターテイナー(ガス・ペッチ!)、
ルイス・ガスマン、ティモシー・スポールなどなど。

また、この映画、とても美術(プロダクション・デザイン)がイカしてます。
家屋や街並が、『スリーピー・ホロウ』のような、とても凝った造形になっています。
それから、いうまでもなく、ジム・キャリーのメイクはあいかわらず面白い。
他にも見所は、映画冒頭やエンディングのアニメーション。
特に、冒頭のアニメーションは、短編アニメとして充分楽しめるクオリティだったハズ。
トートツに打ちきられますけど。(笑)
DVDが出たら、フルバージョンで収録されてそう。
ぬぅ…またこの僕にDVDを買わせる気か…(笑)

見所もいっぱいで、ジム・キャリーと3人の子供たちがとても魅力的な映画です。
製作がニッケルオデオンってことで、子供向け映画だったのかなもしかして。
しかし、ここまでホメておいてからいうのもナンですが、
お話自体は、とても不愉快でムナクソ悪いですのでご注意を。
また、明らかに続編がありそうな終わり方なので、消化不良になりかねないです。
そんなこんなもありますが、とても楽しめました。8点。
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by ginpei_chan | 2005-05-14 03:02 | 映画(ら行)
近年注目のアニメ作家(らしい)、新海誠の新作、『海のむこう、約束の場所』
日本が、戦争で津軽海峡を隔てて南北に分断された世界、
「南」に住んでいたヒロキとタクヤのふたりの中学生は、
「北」にそびえる謎の塔まで、自作の飛行機で飛ぶという夢を誓いあった。

物語は、サユリというヒロインが現れ、
展開はその後回想も交えて感傷的に、しかしSFチックに進んでいく。
そう、この映画はロマンチックSFアニメでした。
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とにかく、日本が南北に分断されて、南側は米軍が指揮しているという設定や、
北側(つまり北海道)の中心に、天まで届かんばかりの塔が建っていて
それが一切の謎に包まれていること、
設定のどれもがSFなのに、舞台は全くの日本の青森県で、
田園風景や廃駅、中学生の部活に至るまで非常にリアルに描かれていること、
とても新鮮で興味深かったです。
とにかく、人間よりも風景の描写がとても美しい。息をのむ美しさでした。

人間に関しては、まぁ普通のアニメとそう変わらない。
ただ、主人公のヒロキを吉岡秀隆、タクヤを萩原聖人が演じていて、
とても自然に聞こえて、上手だなぁと思いました。
サユリの声は、誰なんだろう…
こちらの方は、声がアニメアニメしていて残念でした。
サユリの声も、普通に女優さんが担当した方が良かったのでは?

斬新な設定と展開、映像の美しさ、面白いアニメでした。
が、なんといってもこの映画の凄いところは、
この長編映画の、ほとんど全てを新海氏がひとりで担当しているということ。
原作、脚本、演出、美術、撮影、特殊効果、CG、あといろいろ。
この映画、音楽もいいんですが、それはさすがに彼は担当外のよう。
しかし、ひとりの人間が、それだけの工程に関わるというのは凄い。
彼が評価されているひとつの大きな理由でしょう。
日本のアニメ作品としては、昨年観た、
『イノセンス』『アップルシード』『ハウルの動く城』『スチームボーイ』よりも好き。
新海氏の前作、『ほしのこえ』も観てみたくなりました。
DVDに予告編が入っていたんですが、
とても詩的な感じで良さそうなんですよね。
期待以上でした。8点。
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by ginpei_chan | 2005-05-13 14:28 | 映画(か行)