ginpeichanが映画を観た感想をだらだらと。


by ginpei_chan
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<   2005年 12月 ( 6 )   > この月の画像一覧

さて、今年ももう映画館に映画を観に行けそうにないので、
ここらで今年一年に観た映画のベスト10などを自分なりに考えてみたいと思います。
こうやってランキング付けたりするの、好きなの僕。(笑)
ちなみに、このブログ、去年のクリスマスに書き始めたんですね。
知らず知らずのうちに一周年でした。

いちおう、アーカイブに、2002年の全映画&ベスト10&勝手にアカデミー賞
2003年の全映画&ベスト10&勝手にアカデミー賞
2004年のベスト10&ワースト映画
2004年の全映画&ベスト10&勝手にアカデミー賞を載せていますのでお暇な方はドウゾ。

で、今年の全映画。
『ネバーランド』『ゲロッパ!』『初体験/リッジモンド・ハイ』『ターミナル』『東京タワー』
『カンフーハッスル』『茶の味』『グッバイ、レーニン!』『デイ・アフター・トゥモロー』
『ウォルター少年と、夏の休日』『エレファント』『ロスト・イン・トランスレーション』
『ドラえもん のび太の結婚前夜』『オペラ座の怪人』『ドッグヴィル』
『阿修羅のごとく』『ラブストーリー』『北の零年』『Ray/レイ』『ナショナルトレジャー』
『ローレライ』『ボーン・スプレマシー』『エターナル・サンシャイン』『JSA』
『ラブ・レター~パイランより~』『スウィングガールズ』『SAW』
『ブリジット・ジョーンズ きれそうなわたしの12ヶ月』『ザ・インタープリター』
『MASK DE 41』『ドゥ・ザ・ライト・シング』『奇跡の旅2/サンフランシスコの大冒険』
『スナッチ』『レモニースニケットの世にも不幸せな物語』『雲のむこう、約束の場所』
『阿修羅城の瞳』『三匹荒野を行く』『奇跡の旅』『Mr.3000』『マッハ!』
『オープン・ウォーター』『インファナル・アフェアⅡ 無間序曲』『バーバー吉野』
『ホステージ』『モーターサイクル・ダイアリーズ』『交渉人 真下正義』『フォーガットン』
『ティガームービー/プーさんの贈りもの』『ミリオンダラー・ベイビー』『アイランド』
『フライ、ダディ、フライ』『スーパーサイズ・ミー』『ブルース・ブラザーズ』『電車男』
『The other final』『恋の門』『25時』『バットマン・ビギンズ』『宇宙戦争』
『ディープ・ブルー』『ニューオーリンズ・トライアル』『素晴らしき哉、人生!』
『ベルヴィル・ランデブー』『ブリキの太鼓』『大統領の理髪師』『深呼吸の必要』
『スター・ウォーズエピソード3/シスの復讐』『妖怪大戦争』『血と骨』『復讐者に憐れみを』
『父と暮せば』『サイドウェイ』『らくだの涙』『亡国のイージス』『シンデレラマン』
『チャーリーとチョコレート工場』『レクサイド・マーダーケース』『NANA』
『スカイ・キャプテン ワールド・オブ・トゥモロー』『バッドサンタ』『僕の彼女を紹介します』
『奥様は魔女』『ステップフォード・ワイフ』『アンソニーのハッピーモーテル』
『容疑者 室井慎次』『ティム・バートンのコープスブライド』『この胸いっぱいの愛を』
『蝉しぐれ』『シン・シティ』『ホールドアップ・ダウン』『ブラザーズ・グリム』
『ファンタスティポ』『約30の嘘』『パッチギ!』『ハリー・ポッターと賢者の石』
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』『親切なクムジャさん』『オーシャンズ12』『SAYURI』
『キング・コング』
以上、計102本でした。
去年が125本でしたので、それよりは少なかったかな?
ただし、年が明けてから、『Mr.インクレディブル』をまた観に行ったり、
『電車男』は2回か3回観に行ったし、『親切なクムジャさん』も2回観に行ったしね。
今年もそれなりの本数を観たことになります。

さて、肝心なベスト10から・・・
今年公開された作品で選ばせていただきました。

1位 『ミリオンダラー・ベイビー』

 今年、アカデミー賞作品賞にも選ばれましたが、僕の中の最優秀映画もコレ。
 ちなみに去年の1位が『王の帰還』なので、2年連続して一致しましたね。
 この映画は・・・もうなんか、完璧すぎて怖いくらいの映画です。
 確かに地味だし、暗いし、ほとんど救いが見出せない映画なんだけど、
 作り手の、演じ手の、そしてキャラクターの「魂」を感じられる稀有な映画でした。
 DVDも購入しましたが、そう何度も観れない映画です。
 今年に関しては、ベスト10に選んだ映画はどれも大好きなんですが、
 この映画だけは別格に近い作品かもしれないです。

2位 『電車男』

 けっこう、ベスト5~6位くらいまでは甲乙つけがたいほど好きで、
 ランク付けが難しかったんだけど、2位はコイツで。
 僕もコンプレックスの強い人間ですから、主人公に強く共感してしまったのです。
 話が出来すぎの感もあり、悪い意味でドラマチックな気もしますが、
 本当は純粋に愛と勇気の映画です。食わず嫌いしている人にもオススメ。

3位 『エターナル・サンシャイン』

 チャーリー・カウフマン脚本、ミシェル・ゴンドリ監督の最新作はラブストーリー。
 脚本も演出も素晴らしければ、ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレットも素晴らしい。
 さらには、アンサンブル・キャストのマーク・ラファロ、キルステン・ダンスト、
 イライジャ・ウッド、トム・ウィルキンソン、それぞれも素晴らしかった。
 恋は甘いだけじゃない、現実的で、酸っぱくて、車に傷つけてこそ恋なんだ。(笑)
 自分はラブストーリーはあまりハマらない方ですが、この映画は別格でした。

4位 『シン・シティ』

 コイツはド肝を抜かれましたね。
 アメコミの映画化ですが、セミモノクロの映像も刺激的でカッコよかったし、
 何よりみんなキャラ立ちすぎ。なんなんだこの濃密さは。
 ストーリーは100%マンガチックで、現実感ゼロではあるけれど、
 どっぷりとハマっちゃいましたね。

5位 『チャーリーとチョコレート工場』

 これは、オリジナル版も観ましたが、ティム・バートンがとても上手くリメイクしました。
 ジョニー・デップも魅力的だったし、なんといってもウンパルンパ族をこう表現するか!
 と、映画を観ながら踊りだしたくなった!
 ストーリーは目新しさはないものの、工場内部の造形やウンパルンパなど、
 嬉しい!楽しい!大好き!な映画になりました。

6位 『親切なクムジャさん』

 去年、『オールドボーイ』を観て衝撃を受けまくって、楽しみにしていたこの映画。
 『オールドボーイ』よりはハマらなかったものの、いい出来でした。
 もう、韓国はおろか、世界でも匠の一人として数えてもいいような演出力と
 そのストーリーの語り口は、一生映画で復讐やっててもらいたいと思うほど。(笑)
 3部作といわず、もっとこのテイストでやっちゃって下さいなパク監督。

7位 『オペラ座の怪人』

 有名な戯曲であるため、ブロードウェイで舞台を観た人、劇団四季を観た人、
 それぞれに思い入れのある作品の映画化なだけに、評価も人それぞれでしょう。
 僕は、ただ美術や音楽の洪水に身を任せるだけの至福の時を過ごすことができました。
 僕がミュージカル好きということもあるのでしょうが、いい作品でしたね。

8位 『ティム・バートンのコープスブライド』

 『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』以来の、ティム・バートンのストップモーションアニメ。
 『ナイトメア~』のような強烈なアクが鳴りを潜めているのが、
 人によっては評価の分かれるところかもしれません。
 僕は、キレイなラブストーリーになっていて、素直に入っていけました。
 ピクサー社のCGアニメや、昔のディズニーの2Dアニメ、ジャパニメーション、
 ウォレスとグルミットなど、上質なアニメに目がない僕なので、この映画も大好きです。

9位 『Ray/レイ』

 これは、今年はじめに観た映画なだけに、ちょっと印象が薄くなっているだけかも。
 ジェイミー・フォックスが大熱演でした。音楽ももちろん良かったです。
 サントラに久しぶりにハマった映画となりました。

10位 『キング・コング』

 今月に観て、滑り込みのランクイン。
 映画館の大スクリーンで、大音響で観ることができて良かったです。
 コングの表現も凄く良かったし、ヒロインのナオミ・ワッツも大熱演でしたね。
 3時間と長尺ですが、それを感じさせない力作でした。

ベスト10は以上です。
次点は、『ボーン・スプレマシー』『妖怪大戦争』かな。
映画館で観た映画以外では、『エレファント』『ロスト・イン・トランスレーション』『スナッチ』
『ラブレター~パイランより~』『The other final』『25時』『父と暮せば』
『サイドウェイ』『大統領の理髪師』『スーパーサイズ・ミー』がベスト10(順不同)です。

ついでに、ワースト映画ですが、これはぶっちぎりで『ローレライ』。酷かった。
『ブラザーズ・グリム』も『僕の彼女を紹介します』も酷かったけど、断トツでした。(笑)
(まあ、感想なんて人それぞれですから。)

最後に、自分選出の勝手にアカデミー賞。

最優秀作品賞…『ミリオンダラー・ベイビー』
最優秀監督賞…クリント・イーストウッド(『ミリオンダラー・ベイビー』)
最優秀主演男優賞…ジェイミー・フォックス(『Ray/レイ』)
最優秀主演女優賞…イ・ヨンエ(『親切なクムジャさん』)
最優秀助演男優賞…ウンパルンパ族(『チャーリーとチョコレート工場』)
 (最優秀助演男優賞次点…凍った岡田准一(『ホールドアップ・ダウン』))
最優秀助演女優賞…ジェシカ・アルバ(『シン・シティ』)
最優秀脚本賞…チャーリー・カウフマン(『エターナル・サンシャイン』)
最優秀長編アニメーション賞…『ティム・バートンのコープスブライド』
ゴールデン・ラズベリー賞…『ローレライ』

以上、長々と失礼いたしました。
来年も、いい映画にたくさん出逢えるといいな。
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by ginpei_chan | 2005-12-28 08:47 | ひとりごと
『LOTR』三部作で一躍巨匠の仲間入りを果たした(であろう)ピーター・ジャクソンの
念願の企画、それがこのリメイク版『キング・コング』
かつてピーター少年(池端慎之助ではない)は、オリジナル版『キング・コング』を観て
映画監督を志すようになったそうな。
本編は3時間くらいある長尺なんですが、それが気にならないほどの渾身の一作でした。
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製作陣や監督は、『LOTR』の面々。
主人公のコングをモーションキャプチャーで演じたのは、
『LOTR』でゴラムを演じたアンディ・サーキス。
コングに愛される美女を演じたのはナオミ・ワッツ、
コングを発見し、NYに連れてくる映画監督役にジャック・ブラック、
ナオミを愛する舞台脚本家役にエイドリアン・ブロディ。
他にも、『戦場のピアニスト』でエイドリアン・ブロディと共演したトーマス・クレッチマンや、
『リトル・ダンサー』で主役を演じたジェイミー・ベルくんが出てたり、
トム・ハンクスの息子コリン・ハンクスが出てたり、
トホホな役で今回もビリー・ゼーンが出てたり。
(と思いきや、ビリー・ゼーンじゃない、別の役者さんでした。(井上順にクリソツ))

ナオミ・ワッツは、喜劇的な役から、観客から感動を呼び覚ます演技から、
そしてもちろんその美貌から、じゅうぶん大作のヒロイン然としていましたね。
悪役的役回りのジャック・ブラックも憎々しいし、
エイドリアン・ブロディも意外とタフにアクションをこなしていて良かったです。
キャストに関しては、ある程度満足なんですが、
この3人は3人とも、他に素晴らしい演技を披露した作品があるので、
それらの映画の方が、より彼らを活かしていたのかなと思うと、
贅沢な苦情ですけど、今回はそれらよりも劣っていて残念だったな、と思います。
ナオミ・ワッツは『21グラム』。エイドリアン・ブロディは『戦場のピアニスト』。
ジャック・ブラックに関しては、『スクール・オブ・ロック』という、
彼の魅力を120%に引き出してしまった傑作があるだけに、
この映画での彼の演技を素直に認めることができませんでしたねぇ・・・。

で、ストーリーは、けっこう膨らませてはあるものの、
わりとオリジナル版に忠実みたいですね。
そして、CGをふんだんに使っているため、
恐竜やオリジナルのクリーチャーもハデにオゾましく大量に登場なさいます。
もちろん、アンディ・サーキスが演じたコングの動きも絶品!
アクション映画としても素晴らしい出来です。
特に、CGで描いた恐竜が人間キャラを追い回すシーンは
よくこんなシーンを演出できたなあと、ただただ感心することしきり。
また、コングと恐竜が、谷を落ちていくシーンのアクションも凄かった。
あれを考えて演出するピーター・ジャクソンの底力を見せつけられた気がする。
まあ、難点はといえば、惜しむらくは、ちょっとクリーチャーがエグすぎたかな、と。
髑髏島の谷底のシーンで出てくる各種クリーチャーは、
かなりエグくて、僕としては珍しくスクリーンから目を背けたりしていました。(笑)
この映画、吹替版も上映されているけど、あれを子供に見せるのは酷な気がする。

でも、この年末年始に、お客を集められそうな強烈なアクション大作が出てきたのは
間違いないところであって、映画館の大スクリーンと大音響で観るのが絶対オススメ!
僕は、映画館のエグゼクティブシートという、ゆったりスペースで
リクライニング付きのナイスな椅子に座って観たので、最高の3時間でした。
まあ、ちょっとだけ難点があるものの、こういう映画館で楽しむアクション大作、
大歓迎です。8.5点。
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by ginpei_chan | 2005-12-21 23:27 | 映画(か行)
もう何年も前から製作が進みながら、
やっとこさ撮影にこぎつけた感のあるこの『SAYURI』
原作は、ベストセラーになった『Memoirs of a Geisha』。
昔から、スティーブン・スピルバーグが映画化を熱望していたとされ、
プロジェクト開始時はスピルバーグ本人が監督をする予定だったのが、
流れ流れてロブ・マーシャル監督に落ち着き、
主人公のさゆり役に日本人をオーディションしたとかしないとかだったのが、
結局主役を演じるのは中国人のチャン・ツィイー。
そうしてこうして実現したビッグプロジェクトがこの映画でございます。
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話の筋は、貧しい漁村に生まれた少女・千代が、京都の花街に売られ、
辛い下積みを経て芸者としてデビューし、紆余曲折を経ながら、
下積み時代に自分に優しくしてくれた中年紳士と結ばれる日を夢見るというものです。
千代役には、『北の零年』に出ていた大後寿々花ちゃん、
大人になった千代(さゆり)にチャン・ツィイー。
さゆりが憧れる電気会社の会長が渡辺謙、共同経営者で社長が役所広司、
千代の幼馴染みで後にライバルとなるおカボに工藤夕貴、
幼い頃から千代を虐め、さゆりにとって最大の壁になる売れっ子芸者の初桃にコン・リー、
初桃のライバルで、千代を見出して芸者として育てる豆葉にミシェル・ヨー、
千代や初桃、おカボが世話になる芸者の置屋のおかあさんに桃井かおり。
ざっと書いただけで、こうも豪華絢爛なアジアンキャストの面々です。

大後寿々花ちゃん、良かったですねぇ!
不遇な少女時代の千代をしっかり演じきっていました。
まあ、日本人であの眼の色はナイと思いますけどね。(笑)
おカボ役の工藤夕貴も、チョイ役かと思いきや、なかなかの存在感でした。
役柄的には全編に渡ってオイシかったですね。
それから、徹底的な虐め役のコン・リーは、身の毛もよだつ悪女っぷり。
それでいて、惚れた男には一途なところはちょっと好感持ったりして。(笑)
(余談ですが、英語では「Gong Li」って書くんですね。エンドロールで見てびっくり。
 「コン」、というよりは「ゴン」に近い発音なんでしょうかね。
 安易に「タンスにゴン」のCM出演のオファーをかけないように
 関係者に切に願います。)
豆葉役のミシェル・ヨーは、ちょっと老けましたね。
もっと若く見せられなかったのかと、ちょっと残念でしたけど。
謙さんや役所さんは安定してましたね。
役所広司は、いい意味で邦画に出ているときの彼そのものでした。
桃井かおりは存在感たっぷりでしたね!
あの独特の英語のセリフ回しはけっこうクセになるかも。

それから、日本の物語でありながら、巨大なセットとCGで再現したと思われる
京都の町並みと、衣装などの豪華な美術も見ものでした。
これは、日本で映画化したんじゃあここまでの映像は実現しなかったでしょうね。
今なら、京都の町でロケやって、ビルの写り込みをCGで消しても
この『SAYURI』の映像には及ばなかったでしょう。

で、この映画、さんざんホメてるようなこと書いておきながら、
実際のところはあんまりハマらなかったです・・・。
映像は良かったし、役者もそれなりに良かったんだけど。
ストーリーがね。ちょっと陳腐なような気がして。
女同士の諍い、憎々しいほどの悪役、秘めた恋、
なんとなくですが、日本の昼ドラの筋とよく似たようなモンですよね、コレって。
昼ドラを、映像と役者をスケールアップして2時間で描いてみましたって感じがする。
女性から見ると、もっとハマれたのかもしれないけどね。
僕としては、観て損はないかもしれないけど、無理してまで観る映画でもない。ような。
7点です。
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by ginpei_chan | 2005-12-16 02:13 | 映画(さ行)
スティーブン・ソダーバーグ監督が、シナトラ映画をリメイクしたオールスター映画の続編、
オーシャンズが何番までいくのかが楽しみな、今回は2作目の『12』です。
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主人公ダニー・オーシャンにジョージ・クルーニー、相棒のラスティー役にブラッド・ピット、
その他マット・デイモン、ジュリア・ロバーツ、アンディ・ガルシア、ドン・チードル、
バーニー・マック、それに今回初登場はヴァンサン・カッセルとキャサリン・ゼタ・ジョーンズ!
うわぁ、すげえ豪華だ。
たぶん、まだいると思うんだけど、あとはよく知りません。(笑)

前回はラスベガスが舞台でしたが、今作はヨーロッパが舞台。
最近、ヨーロッパを舞台にしたアクション映画が多いですね。
ロケができるなら、画になりますもんね、ヨーロッパは。
実際のところ、この映画、オーシャンと仲間たちが泥棒対決に挑んで
ドジ踏んでドタバタしちゃうんですけど、
アレ?それって計画のうち?だったり、
ビックリするようなサプライズゲストが登場したり、
豪華キャスト陣以外にも見所たっぷりでした。
ストーリーのまとまりとしては前作の方が良かった気もしますが、
こういうオールスターキャストのお祭り映画は、もっと続けて欲しいですね。
もっとビックリするような競演を見たいもんね。
個人的には、敏腕女FBI捜査官役にジョディ・フォスターが出演して
ジュリア・ロバーツと火花を散らしたり、
オーシャンズと対決する敏腕ハッカー役にフィリップ・シーモア・ホフマンとか、
六本木ヒルズに住む大富豪の日本人IT実業家にケン・ワタナベとか、
(もちろん妻役はカホ・ミナミ)
香港の大富豪に扮したジャッキー・チェンにブラッド・ピットとマット・デイモンが
カンフーアクションで挑む!とかさ。
ああ、こういうの想像するの楽しいな。(笑)
僕の中では、映画の内容そのものよりは、その意義を評価したいキモチが大。
7.5点。
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by ginpei_chan | 2005-12-10 01:27 | 映画(あ行)
ある意味、今年一番楽しみにしていた映画かもしれない、『親切なクムジャさん』
去年、ハマりにハマった、『オールドボーイ』のパク・チャヌク監督の新作にして、
『復讐者に憐れみを』から連なる「復讐3部作」の完結編です。
『復讐者~』は、ソン・ガンホの映画、『オールドボーイ』はチェ・ミンシクの映画、
そしてこの映画は、まんまイ・ヨンエの映画です。
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非道な男に騙されて、13年もの間服役した女が、出所して復讐に動き出すという映画。
ちょっと、『オールドボーイ』と似たシチュエーションですね。

演出面でいうと、今回は、『オールドボーイ』のようなマンガチックな演出や展開ではなく、
どちらかというと、『復讐者~』のような、じっくりとしたドラマチックな演出。
しかし、『復讐者~』がシン・ハギュンとソン・ガンホの二人の男に
焦点を当てていたのに対し、今回は、イ・ヨンエひとりに焦点を絞った演出だったように思う。
今回の敵役はチェ・ミンシクなんだけど、あまりそのキャラクターを深く掘り下げて
いなかったので、描き方として勿体無いといえば勿体無いなあと思った。
でも、「女」であり、「母」であり、「囚人」であり、「復讐者」であるという、
シリーズ一複雑なキャラクターを持つ主人公であったため、
結果的にこの演出は正しかったと思いました。
なので、この3部作は、どれも演出方法が少しづつ違っていて、とても面白かったです。

それから、パク監督の映画の特徴だと思うんだけど、(特にこの3部作ね)
どのシーンも画に力があって、全シーンポストカードにして飾りたいくらい魅力的でした。
なんでだろうね、この監督の映画は、本当に映像にインパクトがある。
その最たるものは、前作『オールドボーイ』だったんだけど、
その前作で力と自信をつけた監督が、
更に今回の『クムジャさん』でその創造力と構成力をフィルムに叩きつけた感じ。
人にはフィーリングってモノがあると思いますけど、僕にはこの監督の画がピッタリくる。
映像で衝撃を受けたのは、ハリウッドでいえばデヴィッド・フィンチャー監督、
日本では岩井俊二監督以来かな。
このパク・チャヌク監督は、(正確にいうと「パク・チャンウク」なのかな)
映画作家として例えるなら、さながら「大人になった岩井俊二」のような気もする。
(なんとなく受けた印象なので、あまり突っ込まないで下さいね)

ストーリーは、時間軸がいろいろ飛んだりするんだけど、
イ・ヨンエ=クムジャさんが、6歳の少年ウォンモくんを誘拐し殺害した容疑で
刑務所に服役し、刑務所でいかに13年間の時間を過ごしたか、
そして、出所していかに準備をし、敵役のチェ・ミンシク=ペク先生を追い詰めていったか、
そして復讐を終えた彼女を何が待っていたのか、そういう筋でした。
時に華麗に、時に冷酷に復讐に向かって突き進むクムジャさんに、
観客の共感を集められるかについては、人によっては難しいかもしれません。
でも、今回は、主人公が「女」であり「母」であるというところで、
クムジャさんのキャラクターやその言動に共感する人もいると思います。
今回の復讐劇では、前2作のような、主人公と敵役との一対一の対決ではなく、
違った形の復讐が用意されていて、それはそれで面白かったですね。
もっと、悪役チェ・ミンシクの魅力を引き出すならば、
一対一という選択肢もあったと思いますので、
どちらが良かったかといわれれば微妙なところなんですけど。
でも、前2作ともそうであったように、復讐によって魂の救済を得られたのかという
点において、今回もクライマックスはとても見ごたえがありました。
ストーリーについて、ちょっとだけ疑問が残ったのは、
クムジャさんが、ウォンモくん殺害を「手伝った」と言っているんだけど、
どう殺害に関わったのかが明らかにされなかった点。
彼女がウォンモくんに対して強烈に後悔の念を抱いているという描写がたくさんあるので、
ペク先生の単独犯行というわけでは無いとは思うんですが、
それが明らかにされなかったので、彼女がペク先生に抱いている憎悪の感情や
復讐の動機づけが少しだけ弱かったかなあと思いました。
(もちろん、娘を人質に取られたというのは強力な動機でしたけどね)
でも、おおむねよく練られていて、独創的で、面白いストーリーでしたね。

キャストについては、主役にイ・ヨンエ、敵役にチェ・ミンシクと豪華絢爛。
上にも書いたとおり、チェ・ミンシクは、もっと目立って欲しかったという気持ちもあるけど。
イ・ヨンエは、本当に美しくて、でも時に決意に満ちた表情を見せたり、
天使のような笑みを見せたり、冷酷な表情を見せたり、
ほんの数回だけですが、とびっきりキュートな表情があったり、最高に良かった!
(ケーキ屋のクンシクくんについて考えるときの表情は必見!ブリッ子萌え~(笑))
また、これはオマケですが、この映画には、
前2作に登場したキャストがたくさん再登場します。
『オールドボーイ』でユ・ジテ演じるウジンの右腕役を演じたキム・ビョンオクが
今回はお笑い担当だったのは最高に面白かったです。(笑)
また、『オールドボーイ』からは、監禁屋のオ・ダルスがケーキ職人役、
催眠術師のイ・スンシンも出てきます。
ヒロインのカン・ヘジョンがニュースキャスター役で出ているらしいんですが、
僕はこの映画を2度観ても分かりませんでした。(笑)
というか、観ている間はそんなこと気にしながら観ていられないし。面白いから。(笑)
そして、ウジン役のユ・ジテが、アッと驚く役で登場しますが、
これは僕も、映画館で「アッ!」と声を挙げてしまいましたよ。迷惑な客ですね。(爆)
それから、『復讐者~』の主役二人組、シン・ハギュン(太った?)とソン・ガンホも
登場するんですが、これはけっこう分かりやすい役で出てきましたね。
また、刑務所の「魔女」役は、『ほえる犬は噛まない』でペ・ドゥナの友人役だった女の子。
今回は180度違う役柄で、「魔女」の迫力満点でした。
まあ、こういったキャスティングは、前2作を観ていたらより楽しめるという程度かな。
みんないい演技しているので、とても見ごたえありましたけど。
あと、この映画について言っておくことといえば、前作に続いて音楽が素晴らしい。
耳に残るメロディーでしたね。

個人的には、前作が圧倒的に良かったので、それよりはハマらなかったです。
しかし、前2作を観たからこその楽しみ方もできたし、充分満足しました。
前作は、日程的な都合で、一度しか映画館で観ることができなかったけど、
今回は2回も観ることができたし。(はるばる車で2時間の劇場にね(笑))

ただひとつ!難点を挙げるとすれば!
2回観に行きましたが、2回ともその劇場の客は僕ひとりだったんですよ!(T△T)
一回は平日のレイトショー、一回は土曜日の夕方。
どうした?関西の映画ファンは総じてこの映画をスルーしたのか?
こんなことでは、パク監督の次回作を関西の映画館で上映してくれなくなっちゃうよ・・・
それが心配でなりません。
やっぱ、前作に続いて暴力表現がキツかったせいかなあ。
興行主も遠慮してしまうのかも。
また、今回は、前作のカンヌ受賞のような話題性も無かったから、仕方ないのかな。
もったいないなあ。僕の観た韓国映画の中では、
『オールドボーイ』の次くらいに良かったよ。
ちょっと甘めだけど、9点です。
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by ginpei_chan | 2005-12-03 23:35 | 映画(さ行)
完全に前3作を予習してから観てきました、『炎のゴブレット』
クィディッチのワールドカップから、三大魔法学校対抗試合、
そして、「例のあの人」の復活までをボリューム満タンに描いた最新作です。
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もう、キャストはほとんど見た目大人でしたねえ。
今後、残りの作品をこのキャストで作っていけるのかどうか心配です。

で、映画はのっけからクィディッチ・ワールドカップ。
CG凄いですねえ。大迫力でした。
もちろん、サッカーのワールドカップをモチーフにしてるんでしょうが、
イギリスの作った映画らしいですね。熱狂的でした。
それから、シリーズ中初めてホグワーツ以外の魔法学校の生徒が現れる、
「三大魔法学校対抗試合」では、おぼこい感じのホグワーツ生とは対照的に、
美しい女性たちばかりのボーバトン校、ワイルドで雄々しい男たちのダームストラング校。
この対比の仕方は面白かったですねえ。
その対抗試合に絡めて、ハリーとロンの友情に亀裂が入ったり、
ダンスパーティーでロンがハーマイオニーをダー校のスターにかっさらわれたり。
ダンスパーティーに関しては、ハリーも片思いの子ができたりして、
その子を誘ってみたりなんかしちゃうんだけど、
こういう甘酸っぱい青春みたいなのもイイですねぇ~(*´ω`*)
「例のあの人」が復活するなど、どんどん話はダークになっていくんだけど、
こういう青春モノらしいところを失わないのはいいことだと思います。
ハリーの片想いの相手役の女の子、次からレギュラー出演してくれないかなあ・・・
とてもカワイイのれす・・・(*^_^*)
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まあ、僕の萌えはどうでもいいとして、内容ギッシリでまたも楽しめました。
今回は8.5点で。
なんで前3作よりも高いのかというと、映画館で観たからです。(笑)
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by ginpei_chan | 2005-12-02 02:09 | 映画(は行)