ginpeichanが映画を観た感想をだらだらと。


by ginpei_chan
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内村光良初監督作品がこの『ピーナッツ』
出演は、内Pメンバーが中心で、音楽もロケットマン(ふかわりょう)。
ほんと内P映画という感じでした。
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とある田舎の草野球チームに、「伝説のサード」が帰ってきた。
寂れた町と、試合さえ満足にできないチームに。
「伝説のサード」は、かつての名選手で、上京ののち、その草野球を題材に書いた本で
スポーツライターとして活動していたが、鳴かず飛ばずで帰ってきたのでした。
その彼の奮闘と、周囲の人間との交流、そして都市対抗優勝チームとの試合。
彼は、町の人々は、失った、また失いかけたものを取り戻すことができるのか?
というお話です。

まあ、まず、内Pを見ていた人でないと、見る価値はあまりないように思われます。
レッドのネタとか、ふかわのご両親とか、ふかわのキレぶりとか、
ゴルゴが外人の奥さんをもらってたりだとか・・・云々。
内Pを見ていない人が観たら、「お笑い芸人の学芸会」にしか見えません。
(同じ学芸会なら、劇団プロデョーヌのお笑いシェークスピアの方がずっと面白い)
2時間費やす価値はあまりないかと。
4.5点というのは、内Pが大好きだった僕が観た評価。
内Pファンでも4.5点なので、内容は推して知るべし、です。(笑)
だいたい、都市対抗で優勝したチームがあんなに弱いわけないし、
映画としての出来の悪さに、観ていてイライラする人だっているかもしれないです。
内Pが大好きで、映画が大好きな僕が観て感じたことなので、
この評価には僕なりの愛情がこもっているということをご理解下さい。

まあ、かなり好意的に観て、人生が行き詰まりかけた30代の男たちの
奮起の物語としては、ちょっとした笑いを絡めて軽快に楽しめたかな?というところ。
よほどお金と時間が余っている人と、内Pメンバーのファン以外は、
気長にTV放送を待ってもいいくらいのモノですけど。
僕は、内P大好きだったので、レンタルで借りましたけどね。
ああ、もう一度レギュラー復活しないかなあ・・・内P。大好きだったのに。
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by ginpei_chan | 2006-09-05 02:09 | 映画(は行)
というニュースを見てビックリしました。
現在日本でも公開中で、本国では最多観客動員記録を更新したという
『グエムル』に登場する怪物のモデルが、
あの、日本が誇るわれらが変態役者バカ・竹中直人だというのだ。
(↑敬意を持って書いてます(笑))
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と、どうやら、記事を読むと、「動きを参考にした」ということらしく、
他にも、スティーブ・ブシェミ、ジャック・ブラック、オ・ダルスなどを参考にしたらしい。
オ・ダルスは、『オールド・ボーイ』の飛び降り自殺するオッサン役で、
『親切なクムジャさん』のケーキ屋さんですね。
そう聞くと、ますます観たくなってきましたこの映画。
さらにさらに、すでにこの映画を観た人のレビューが
いろんなところで読めますけど、かなり賛否両論が激しいみたい。
うーん、ますます観てみたい。(笑)
今週の平日に観に行くつもりです♪

※記事はこちらから・・・
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by ginpei_chan | 2006-09-04 23:07 | ひとりごと
あの「9.11事件」で、ハイジャックされながら、
ただ一機だけ、目標に到達しなかったユナイテッド93便を描いた
ポール・グリーングラス監督の『ユナイテッド93』を観ました。
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うーん。うーん。唖然。絶句。観終わった後の僕はそんな感じ。
何気ない朝、何気ない空港で、何気ない乗客の人々。何気ない乗務員。そんな朝。
乗客たち、乗務員たちは、そんな何気ない朝に、
ある者は命を落とし、また、ある者は命を懸けることになった。

テロリストたちは、機を乗っ取った。
テロリストたちは彼らの神に祈り、乗客も神に祈った。
神が唯一絶対のものであれば、彼らは同じものに祈ったことになる。
この矛盾と、乗客も観客も戦わなければならない。
乗客たちは、団結して、命を懸けてテロリストたちに決戦を挑むが、
忘れてはならないのは、テロリストたちも彼らの命を懸けたということ。
テロリストたちは、自分たちの神のため、教義のため、信念を持って命を懸けた。
いや、すでに彼らは、ユナイテッド93便に乗った時点で命を捨てていた。
その教義が間違っているとか、ジハードは間違ったことだとか、
そういう考えは僕らの価値観に従ったものでしかない。

(僕個人の中の価値観では判断できるんだけど)
これは、ある映画監督が脚本を書いて演出をして、
俳優(もしくは当事者本人)が演じたドラマなんだけど、
題材が事実に基づいたものであり、
僕らがほんの数年前にブラウン管のこちら側で目撃したことなので、
それをより深刻に受け止めることができる。
そしてもちろん、10年後に観る人も、100年後に観る人も、
人々が真に命を懸けた姿を見て、
きっと何かを感じることができる映画だと思う。


この映画、点数を付けることなんてできないなあ・・・と思った。
今まで、僕が、観た映画に対して点数をつけてきたのは、
自分の中に何かしらの評価基準があり、それに従って、
また、観たときの自分の感情にも従ってきたんだけど、
この映画は、どこか、これまでの映画と文法そのものが違う気がする
こういうテーマだから点数をつけちゃいけないということでもなくて、
なんとなく、これまでの映画と何かが違う映画という感じがしました。
ですが、自分の感情の昂ぶりとか、そういうものを考えて点数をつけてみました。
9.5点。
稲垣吾郎が『日本沈没』を何十年も残る映画といったように、
僕は、この映画を、何十年も残る映画と言ってみたい。
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by ginpei_chan | 2006-09-03 17:21 | 映画(や行)
録画した、「とんねるずのみなさんのおかげでした」(だっけ?)を見ていたら。
(食わず嫌い王が好きで、録画して見てる(笑))
僕と氏名がとっても似てるジャニーズ事務所の某マッチさんが出ていたんだけど、
マッチさんがレーサーをやっていたときの話になったとき、
石橋貴明が、鈴木亜久里の話を持ち出して、こんなことを言ってました。

鈴木亜久里は現役時代、レース前に、
炭水化物を摂らなきゃいけないけど、ソースのかかったものは喉を通らないので、
「素ゲッティ」(茹でただけのスパゲッティ)を食べていたのだとか。
マッチは、「塩ゲッティ」(茹でたパスタに塩をかけただけ?)だったとも。

そんな話を聞いた僕の頭にパッと浮かんだのは、
リュック・ベッソンの『グラン・ブルー』に出ていたジャン・レノ。
彼、「ママのパスタは世界一さ」とか言いながら、
なんかソースがかかってんだかかかってないんだか分からない、
それこそ「素ゲッティ」みたいなのを食ってたような覚えがあるんです。
ちょっと、手元にDVDがないので分からないんですけど、
観た当時、「なんであんな素っ気無いパスタが美味いんだ!?」と、
ちょっと可笑しくて笑っちゃったのを覚えています。

もしかして、アスリートにとっては、あの「素ゲッティ」は
それなりに理にかなった食べ物だったのかもしれないなあ・・・と思いました。
もう、ママのことが大好きで、たとえ味のついていないただの茹で上げパスタであっても
ママが茹でてくれたらそれが最高の食べ物さ、なんて意味なのかなあ・・・
と思ってたんですけどね。(笑)
ごめんなさいリュック・ベッソン。それからごめんなさいジャン・レノ。

グラン・ブルーのレノ氏は左の人です↓
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映画そのものは、もう説明の必要が無いですよね。
名作です。僕も大好き。
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by ginpei_chan | 2006-09-02 19:17 | ひとりごと
『秘密と嘘』の、マイク・リー監督の最新作がこの『ヴェラ・ドレイク』
やはり、ロンドンを舞台にした人間ドラマです。
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見始めてしばらくは、これがいったい何の話なのか分かりません。
僕も、マイク・リーの新作で、ヴェネチア映画祭で賞を獲ったことで
タイトルを覚えていただけだったので、ストーリーは知らなかったんですね。

(ここからはネタバレアリなので、未見の方はスルーを・・・)
で、何のお話かというと、「法律で禁止されていた堕胎行為を行う主婦」の話です。
世話焼きで、太陽のように暖かく、優しい主婦のヴェラが、
望まない妊娠をした女性たちを助けたい一心で、
膣内に石鹸水を流し込んで流産させるという原始的な方法で堕胎施術をし、
家族も幸せいっぱいのそのさなか、彼女が施術した女性が死にかけたことで
警察当局に発覚し、彼女は逮捕されてしまう。
逮捕され、取調べを受け、判決を受けて投獄されるところで映画は終わっています。

話も暗いし、舞台になったのも終戦後のロンドンで空気も淀んでいて、
これといったスターが出ている映画でもない、かなり地味な映画です。
(スター、かどうかは別として、ジム・ブロードベントが出てましたね)
若い娘さんたちのために、無償で、良かれと思ってやったことで投獄され、
救いも何もあったもんじゃないです。
しかも、彼女、ラストシーンで、同じ罪で刑に服していた女性たちと出会うんですが、
「初犯だから刑期の半分で出所できる」と聞くのですが・・・
彼女がその言葉をどう捉えたのか・・・
彼女は、自分を騙して金を取っていたリリーを、驚きこそすれ憎む様子もないし、
逮捕されて、自分の罪を深く反省するよりも、
家族に迷惑をかけたことばかりを深く嘆いているし、
出所したらまたやるんじゃないか?と思ってしまった。
「バレさえしなければ、自分はとても素晴らしい行為をしている」と考えているような・・・
深く穿ちすぎな考えですかね・・・?
なんか、僕にとっては、かなり微妙なラストでした。

この映画のみどころは、なんといっても主役のヴェラを演じた
イメルダ・スタウントンの熱演でしょう。
ヴェネチアでも、主演女優賞を受賞したようです。
明朗で誰に対しても暖かくて優しく、
しかし逮捕された後で痛恨の極みで泣き崩れる彼女を大迫力で熱演していました。
素晴らしかったですね。
彼女を見るためにこの映画を見てもいいかも、です。
そんな感じで7.5点。
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by ginpei_chan | 2006-09-01 14:36 | 映画(あ行)