ginpeichanが映画を観た感想をだらだらと。


by ginpei_chan
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ウィル・スミス父子の共演作品、『幸せのちから』を観てきました。
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妻に逃げられ、住む家を追い出された八方塞がりのセールスマンが、
息子のため、自分のため、一発逆転を賭けて一流企業への転職に挑む物語です。

なんといっても、この映画の最大のウリは、ウィル・スミスと、
その息子ジェイデン・クリストファー・サイア・スミスの共演でしょう!
息子を必死で守ろうと奔走するウィル・スミス演じる父と、
その父に連れまわされ、翻弄されるがその手を離さない愛息の絆は美しかったです。
ほんと、かわいらしい子でした。
この映画の見どころは、まさに彼ら父子!以上!拍手!

...という感じの映画でした。(笑)
まあ、この映画、サクセスストーリーですので、予想通り、ハッピーエンドです。
しかも、出てくる人々、ほぼ悪い人なんか一人としていやしない。
なので、安心して観ることができます。
お金を払ってまで辛い気持ちを味わいたくない人、
または映画に安心を求めたい人にオススメです。

ここからは、軽くネタバレしますが...(結末を知りたくない方はスルーしてください)

自らが、28歳にして実父に初めて逢うという経験の持ち主であったゆえ、
主人公は、ホームレスになろうとも、妻、つまりは息子の母親が去ろうとも、
なんとしても自分から息子を離しはしないと奮闘します。
駅のトイレで一晩を過ごそうとも、ホームレスと一緒に教会の簡易宿泊施設に泊まろうとも、
それでも、父は息子を離さない。
息子を守るためなら、タクシーの無賃乗車もするし、
息子の大切な“キャプテン・アメリカ”が彼の小さな手から滑り落ちてもおかまいなし。
そして、遂には、大企業への就職という“成功”を手にするわけです。
地下鉄のトイレに泊まる“地獄”から、
超高層ビルの最上階に在ろうかという“天国”ともいうべき大企業に就職。
まさに、天と地を味わった男の物語。

でもね。
それって、本当の幸せ?
息子にとって、母を失うのが幸せ?
ホームレス生活を味あわせるのが幸せ?
大企業に就職しないまでも、手堅く日々をしのげる仕事に転職する道もあったのでは?
息子のためを思えば、家族みんなが揃って生活していける道もあったのでは?
エリートセールスマンの20人から1人しか選ばれないような道に
6ヶ月間無給で賭けるよりも、息子が暖かいベッドとちゃんと食べるものがある暮らしをする
という選択肢もあったのではないだろうか?
なーんて、いろいろ考えてしまいました。
父の走る姿は頼もしげだった。でも、ちょっと唯我独尊的じゃない?
ドン底を味わったからこその、大企業への転職だったのかもしれないけど、
やっぱり、「大企業=幸福」なの?本当にそう?
まあ、逆の意味で、「the persuit of happiness」を考えさせられた映画でしたよ。

映画としては7点です。
悪い映画じゃない。こういう考え方もある。勇気づけられる人もいるでしょう。うん。
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by ginpei_chan | 2007-01-31 23:25 | 映画(さ行)
最近忙しくて、休みの日じゃないと映画を観にも行けないし、DVDも観れません...
まあ、貧乏暇無しってコトでしょう。(笑)
やることがなくてヒマってよりかはマシかなあ。

さて、録画していたスマステを見ながら、2007年一発目の「月イチゴロー」をば
語っていこうと思っております。どうぞよろしく。(笑)

今月の5作品は、『ディパーテッド』、『愛の流刑地』、『ラッキーナンバー7』、
『それでもボクはやってない』、『マリーアントワネット』。
ノッケから、バッサリいっていいですか?と言っているので、
どれかを酷評したいんだなあ...という雰囲気があったので楽しみに見てました。(笑)

で、5位が『愛の流刑地』
ベッドシーンばかりの映画で、自分と重ねあわせる人も多いと思うが、
自分は入り込めなかった。「女性のためのエロ本」だと。
難しいことを考えず、映画のエロスを感じればいい、と。
あれ!?酷評してないなあ...(笑)
でも、確かにそんな雰囲気はある。
その、エロスな展開の中から、観た人が何を感じるか、でしょうね。

4位が『ディパーテッド』
実は、僕、この映画を観ようかどうか迷っています。
忙しいということもあるんだけど、なんかオリジナルに確実に劣っていそうで。
で、ゴローさん、オリジナルの方がもっと深かったと。
シャープに作っていて、俳優は豪華だけど、イマイチだった、と。
ジャック・ニコルソンにリアリティが無く、ワンシーン、ワンカットでいろんなことをやりすぎ。
うーん。
僕は、彼がオスカーを自信満々に狙ったらしい『アビエイター』も観てないんですよね...
なんかピンと来ない。
その前の、『ギャング・オブ・ニューヨーク』は観たけど、
ダニエル・デイ・ルイスが良かったという印象しか残ってないしなあ...
「I'm New York.」ってセリフがカッコよかったなあ...
なんか、予算をかけるだけじゃなくてさ、
昔の『タクシードライバー』とか『レイジングブル』とかみたいな映画、撮れないのかなあ...
相変わらず、僕のNo.1スコセッシ作品って『タクシードライバー』ですからね。(笑)

で、番組はなんとここで、スタジオに一旦戻る。(笑)
だいたい、番組冒頭でやるってのも珍しいパターンだし、
スタジオの人間がコメントをするのも珍しいなあ。
ちょっと番組がマンネリ化してきたかな?(笑)

で、3位は『それでもボクはやってない』です。
確かに...エンターテイメント性よりかはドキュメンタリー性を前面に押し出した作風で
リアリティは凄いんだけど、僕にはキツかったのも確かでした。
時間が長い、娯楽でもエンターテイメントでも無い。
ん!?なんか、感想らしい感想を言わなかったなあ...
ドキュメンタリーみたいな映画だから、感想とか議論を挟む余地が少ないのかな...

2位が『マリー・アントワネット』
これ、いろんなとこで賛否両論ですねえ...
音楽のセンスがいい、と。きなこ餅に赤ワインみたいに何でもアリだと。
これは、ソフィア・コッポラ作品の音楽センスがいいのは従来の作品でも実証済みですね。
過去なのか未来なのか、そのミックス感が良かったとのことです。
うーん。観ようかなあ...どうしようかなあ...
写真とかよく見かけるけど、デザインとか色彩はすごくソソられますよね!
女の子向けっぽい気もするけど...

で、1位は『ラッキーナンバー7』でした。
まず、宣伝が良くなかったと。
ゴローさんあまり期待してなかったらしいんだけど、高評価でした。
意外にも感動できるらしい。
スクリーンに向かって10cmくらい引き込まれる感じがあると絶賛でした。
うーん...見逃した...(笑)
もう近所じゃやってないですよ...(T△T)

というわけで、なーんだか、消化不良の1月度月イチゴローでした。(笑)
もっと、突っ込んで話してほしかったなあ。

ちなみに...全作品を鑑賞済みのスタジオゲストの劇団ひとりのランキングは、
5位『愛の流刑地』、4位『マリー・アントワネット』、3位『ラッキーナンバー7』、
2位『ディパーテッド』、そして1位が『それでもボクはやってない』でした。
ふぅむ...もっとひとりの映画評を聞きたかったかも。
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by ginpei_chan | 2007-01-30 22:59 | ひとりごと
フランソワ・オゾンの『ぼくを葬る』を観ました。
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実際のところ、僕はオゾンの作品は、まだ『8人の女たち』しか観てないのですが、
今や、フランス映画界きっての人気若手映画監督。
『まぼろし』『スイミングプール』が、HDDレコーダに入ったまんまなので、
そのうち時間ができたら観ようと思っています。

(今回は少々ネタバレ含みます...)

さて、『ぼくを葬る』。
ゲイのフォトグラファー・ロマンが、余命3ヶ月を宣告され、苛立ち、苦しむが、
自分に残された時間で、失くしたものを探し、切れた糸をたぐり寄せ、
愛おしいものを目(カメラ)に焼きつけ、生の喜びに身体を浸し...
明確な答えを出さない描き方ながら、観る者の心を確かに打つ作品でした。

主人公のメルヴィル・プポー、いい役者さんですね。
身体のシルエットが美しくて、ゲイの恋人役共々、エロスを感じさせてくれます。
(しかし、フランスってゲイが多いんですかね...?)
それと、うあーっと思ったのが、彼の祖母役のジャンヌ・モロー。
僕はよく知らない女優さんでしたが、どうやら御歳80歳くらいのようですが、
ゾクッとするくらい色気があって妖しく、美しい。
日本のその年代の女優さんには出せない色気だなあ...と思いながら眺めてました。
あと、不妊に悩むカフェの夫婦役で出ていた奥さん役の女優さん。
初めてスクリーン(TVだけど(笑))に出てきたときから、
「絶対この人脱ぐ!」と確信してたんだけど、(笑)
旦那さんとロマンの3Pはエロかったなあ...
(不妊ってのは、旦那がゲイだったのが本当の理由だったんだね)
でも、元恋人にすがったり、本来は「感じない」はずの女性とセックスしたりと、
やはり「生」は「性」なんだなあ...と改めて実感しました。
ちなみに奥さん、横になってもおっぱいの形が崩れなくて美しかったです...(*´ω`*)
舶来モノは違うなあ...
なんか、こう書くと、エロな目線でこの映画を観ていたように受け取られるかも
しれませんが(笑)、いやはやいい作品でしたよ。
彼が、目には浮かんでくるものの逢えずにいた「彼」と遂に出逢うシーンは素晴らしかった。
あのシーンだけで、「ああ、ここまで観てきてよかった」と思いました。
フランス映画らしいフランス映画ともいえるけど、
アレルギーがある人にも観て欲しいなあと思える映画でした。
8.5点です。
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by ginpei_chan | 2007-01-26 14:48 | 映画(は行)
昨年のキネ旬ベストテンの日本映画第3位にランクされ、
根岸吉太郎監督が監督賞を受賞した、『雪に願うこと』をレンタルで観ました。
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全く予備知識無しで借りてきて観たのですが、これ、ばんえい競馬の話なんですね。
東京で事業に失敗した矢崎学が、東京から逃げるようにして訪れた故郷の帯広。
10年以上もの間故郷に背を向けていた彼を待っていたのは、
経営難にあえぐ「ばんえい競馬」で、しかし確かに大地に根ざし
胸を張って生きていた兄との対峙。
そして、年老いて痴呆が進んだ母との哀しい再会。
彼は、渋々厩舎で働き始めるが、
貧しいながらも真正面から輓馬と向き合って生きる厩舎の人々や、
殺処分寸前の身に置かれた輓馬・ウンリュウとの出会いを通して、
一度は後ろ足で砂をかけた「東京」へ向き合い、
新しいスタートラインに立つまでの物語です。

なるほど、高く評価されるのもうなずける、確かなドラマです。
舞台は北海道は帯広、決して派手な舞台装置ではありませんが、
そこで展開される「ばんえい競馬」は確かに迫力があって素晴らしい映像です。
それに、豪華キャストで描かれる人間ドラマも迫真でした。
主人公の矢崎学を演じた伊勢谷友介。
僕にとっては是枝組作品のイメージが強いですが、いい役者になりましたねえ。
養護施設で母とダンスをするシーンはぐっときました...(T△T)
それに、なんといってもこの映画で良かったのは、学の兄・威夫役の佐藤浩市。
もう、誰もが疑わない名優ですが、久々にうならされましたね...いい演技でしたよ。
他にも、小泉キョンキョンのたくましく、
しかし威夫への思慕を秘めて生きるシングルマザー役も良かった!
この人は、こういう役をやらせると抜群に上手いですね。
脇にも、草笛光子、吹石一恵、小澤征悦、椎名桔平、香川照之、山崎努、津川雅彦...
みないい味を出していて、スキが無く緊張感のあるドラマに仕上がりました。

なるほど、全てが平均点以上で、「確かな映画」だと思います。
万人が納得できる。うん。
でも、僕としては、10年経ったら忘れてるかもな...ともちょっと思ったり。
最近、エッジの効いた作品の方が記憶に残っちゃって困ります。(笑)
でもいい作品でしたよ。7.5点です。
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by ginpei_chan | 2007-01-25 22:46 | 映画(や行)
かねてから、前売り券を買って楽しみにしていた『こまねこ』を観てきました。
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主人公のこまちゃんや、その周囲の人々(動物たち?)の人形をほんの少しづつ動かして
撮影していくストップモーションアニメの手法で撮影されたアニメ映画です。
監督はNHK-BSの「どーもくん」のクリエイターである合田経郎。
こまちゃんは、自身で「こま撮り」をするねこちゃんということで、こまねこ。
自分で人形を作って、小道具や背景を描いて、絵コンテも描いて映画を撮ります。
その「こまねこ さいしょのいっぽ」を含めたいくつかのストーリーで構成された1時間。
とてもあたたかくて、かわいくて、楽しいひとときでした。
チケット代も1,300円で、僕は前売り券を買っていたので1,000円。
お得な気分です。(笑)
パペットアニメの製作は、途方も無い時間と苦労が要る大変な仕事だと思うけど、
セルアニメやCGアニメとは違うキャラクターの動きが独特で、
作り手の思いや愛情の深さが伝わってくるようで好きなのです。
昨年の『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』や、
一昨年の『コープス・ブライド』など、CGアニメ全盛の時代にも
まだまだ健在で嬉しい限りです。
そう、そして、日本には『こまねこ』あり!ってコトで。(笑)
8点です。
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by ginpei_chan | 2007-01-24 19:54 | 映画(か行)
というわけで、オスカーノミニーが発表されましたね。

作品賞は、『バベル』、『ディパーテッド』、『硫黄島からの手紙』、
『リトル・ミス・サンシャイン』、『クィーン』の面々。
だいたい予想通り、という感じに受け止められているようですね。
現在、日本で観ることのできる映画は、『硫黄島~』と『ディパーテッド』と『リトル~』。
『ディパーテッド』を早いとこ観ないといけませんね。
『リトル・ミス・サンシャイン』は、皆さんの感想をblogで拝見してますけど
面白そうだなあ...と羨ましく思いつつ、僕はどうやらチャンスを逃しそうです。無念。

『クィーン』も、前哨戦で高評価ですね。
監督賞(スティーブン・フリアーズ)、主演女優賞(ヘレン・ミレン)、脚本賞などにノミネート。
『バベル』は、とりあえず今回のオスカーの目玉的作品になるのでしょうか。
作品賞、監督賞、助演女優賞、脚本賞などでノミネート。
なにげに、助演女優賞は2人同時ノミネートなんですね。凄い凄い。
助演がいい作品というのはいい作品ですね。はい。
まあ、監督自身、これまで『アモーレス・ペロス』と『21グラム』と
傑作を続けて撮ってきたので、ここいらでオスカーを授与して評価、
となれば嬉しいのですが。

さて、全体を見渡して思ったことをいくつか。
・『バベル』では、ブラッド・ピットもガエル・ガルシア・ベルナルも役所さんも
 それほど高く評価されてないみたいですね。
・クリント・イーストウッドの硫黄島2部作は、Wノミネートはなくなったので、
 票が分散する危険は回避できたといえそう。作品賞の対抗馬かな?
・『ディパーテッド』は、ディカプリオもマット・デイモンもジャック・ニコルソンも
 ノミネートを逃し、僕の好きなマーク・ウォルバーグがノミネート。
 しかも、ディカプリオは、『ブラッド・ダイヤモンド』の方でノミネート。
 なんとも皮肉な展開ですねえ。(笑)
 授賞式では、ディカプリオはやっぱり『ブラッド~』陣営の席に座るのでしょうか。
・僕のイチオシの『ユナイテッド93』は監督賞と編集賞のみのノミネート。
 オスカーの歴史では、作品賞と監督賞で別々の作品が選ばれるのは珍しいから
 ポール・グリーングラス監督の受賞は難しいかな...うーむ。
・主演女優賞の顔ぶれって...すごくありふれた名前ばかりですねえ...ペネロペ・クルス、
 ジュディ・デンチ、ヘレン・ミレン、メリル・ストリープ、ケイト・ウィンスレット...
 なかなか主演女優って育たないものなのでしょうか。
 うってかわって、助演女優賞は毎年、非英語圏の役者さんの枠が多いですね。
・おっ!こんなところにこの作品が!というのがいくつか。
 エディ・マーフィが助演男優賞でノミネート!初ノミニーかな?
 脚色賞に『トゥモロー・ワールド』が!もっと評価されてほしかったけどなあ...
 やっぱり衣装デザイン賞に『プラダを着た悪魔』が!『マリー・アントワネット』も!
 『ブラック・ダリア』がひっそりと撮影賞だけでノミネート...
 オリジナル歌曲賞は『ドリームガールズ』が席巻!楽しみなミュージカルです♪
 長編アニメーション映画賞の受賞は...この面子だと『ハッピー・フィート』かな。

では、まだ一部の作品しか観ていないながら、僕のなんとなくの受賞作品予想を。
・作品賞→『バベル』。『硫黄島~』は、年配のオスカー会員にウケが悪そうな気も。
 スコセッシは、アジア映画のリメイクでオスカーを獲っても嬉しくないと思う。
・監督賞→アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ。作品賞とセット受賞が通例だし。
 願望を込めて、ポール・グリーングラスに与えて欲しいけど、
 アメリカ世論の9.11アレルギーもまだ潜んでいそうだし。
 イギリス人監督に傑作を撮られたというのもアメリカ人にとってはシャクだったりして...
・主演男優賞→フォレスト・ウィテカー。前哨戦では圧勝だったので。いい役者さんだよね。
・主演女優賞→ヘレン・ミレン。これも前哨戦で圧勝だったので。
 しかし、メリル・ストリープは何度目のノミネートだ??
・助演男優賞→マーク・ウォルバーグ。『ディパーテッド』を評価するならココ、という感じで。
 ノミネートしておいて全く評価しないというわけにもいかなかろうという
 多数のオスカー会員の思惑が一致すると予想。(笑)
 エディ・マーフィも面白そうだけど、『ブギーナイツ』のときの
 バート・レイノルズ的な存在になりそうなので、受賞はナシかな。
 実は、ジャイモン・フンスーもアリじゃないかと睨んでます。
・助演女優賞→Rinko。前哨戦ではジェニファー・ハドソンが圧勝みたいだけど。
 俳優賞が全く受賞無しで作品賞というのも無いんじゃないかな...と思うので。

以上です。
授賞式は、日本時間の2月26日。
Rinkoは今からスピーチの練習を頑張ろう!(`・ω・)ノダー!!
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by ginpei_chan | 2007-01-23 23:16 | ひとりごと
昨夜観てきました、周防正行監督の最新作『それでもボクはやってない』
痴漢冤罪裁判をテーマにした作品です。
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うーん...重かった。もちろん面白かったんだけど、重かったなあ...
なんというか、男にとっては辛い。辛すぎる話だ。
彼が電車でとった行動は、確かに誤解を招く行動だったかもしれない。
周囲の乗客にとって迷惑な行為だったかもしれない。
でも、その行為によって、彼は望むべくもなく、人生を確実に狂わせることになった。

日本の裁判制度や、司法の置かれている現実、事件に関わる複雑な人間関係などを、
監督が徹底してリサーチした実際のエピソードやデータを交えて語るそのスタイルは
2時間半ほどの上映時間をまったく長いと感じさせない周防正行の真骨頂だった。
ハラハラドキドキ、しかも勉強になるし、深く考えさせられる映画。
真骨頂どころか、周防正行という巨匠の新境地に立ち会うことができてしまった。
今回は、これまでの彼の作品よりは笑えるシーンは少ないが、
シリアスな展開の中にも、ところどころにほんのちょっとだけ、
彼一流の笑いのエッセンスは感じることはできる。
法廷映画と笑いのバランスもまた絶妙で、完全に「してやられた!」という感じです。
次は何を題材に選んでくれるんだろう?また10年以上も待つのだろうか?
観客にそんな期待や不安まで抱かせてしまうのだから、
この監督、やっぱり凄いです。

監督の演出も、ストーリーも、すべてが素晴らしいけど、
もちろん役者たちも負けてはいない。
主役は加瀬亮くんだったけど、本当に見事に被告役がハマッていました。
彼を支える弁護士に瀬戸朝香と役所広司。
母親はもたいまさこ、支援者に山本耕史、鈴木蘭々、光石研。
容疑者を取り調べる刑事に大森南朋と田山涼成。
彼を裁く裁判官に小日向文世。
その他、田口浩正や竹中直人、徳井優などの周防監督作品の常連や、
本田博太郎、大和田伸也、増岡徹などのベテランに、清水美砂の顔も。
キャストは多種多彩で実力派揃いでした。
みんなよかったんだけど、特に凄かったのは裁判官の小日向文世かな...
ああ...あれが裁判官というものなんだろうなあ...とは思うんだけど、
観客を奈落の底に叩き落す素晴らしい裁判官を体現していました。
あと、僕は知らない俳優さんだったんだけど、最初に裁判を担当した裁判官を演じた
正名僕蔵さんという俳優さんも良かったな。
裁判官役の役者さんがいいと、法廷劇って面白いですね。うんうん。

さあ、ここまでは褒めました。(笑)
ただ...やはり、男としてはいろいろと考えさせられる映画ではあったし、
日本の司法制度やその中、周辺にいる人たちの思惑というものを知ることもできた。
裁判官が、「無罪」の判決を出すことがかように難しいことなのかと絶望もした。
主人公は、「自分は無実だ」という真実を知っていたし、
心を折らずに最後まで戦い抜いた。これからも戦うだろう。
彼には、母も、友人も、痴漢冤罪裁判の支援団体も、果てには元恋人も応援してくれた。
でも、彼の前には、刑事も、検事も、裁判官も、彼の人生を悪意なく苦しめる被害者も、
検察側の証人たちも、性犯罪裁判傍聴マニアも、全てが彼を責めたてる。
それまでの彼の人生も、彼の人格や尊厳をも否定され続ける。
うーん...やはり辛いんですよね、この話は。
いい映画でした。素晴らしかった。面白かった。
でも、もう一度観る体力が無い...(泣)

本当に面白かった。2時間半が長いと感じなかった。常に次の展開が気になった。
ストーリーも演出も役者の演技も良かった。
でも、ほんとに疲れたなあ...
8.5点にしておきます。
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by ginpei_chan | 2007-01-22 23:49 | 映画(さ行)
深夜放送を観てました。
実は、まだ観てなかった『チアーズ!』
キルステン・ダンスト主演のチアリーディングモノです。
『マリー・アントワネット』の公開に合わせて放送してるのかな。
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まあ、フツーにそのへんに転がっているような、
恋アリ笑いアリ涙アリモハメドアリの学園スポ根モノですが、
女の子独特の喜怒哀楽の激しさとかうまく描かれているし、
ダンスシーンは迫力あるし、テンポもいいし、なかなかの良作です。
また、年頃の女の子(この表現自体がオッサンやな(笑))がたーくさん出てくるので
そのピッチピチ(死語)のカラダが躍動するのを見ているだけで、
夜更かししてこの映画観てよかったーっ!ヾ(≧▽≦)ノって気にさせてくれます。(笑)
女子高生が大挙してビキニで洗車するというシーンがあったのですが...
日本にも、そんなサービスないですか?(爆)
ちなみに、映画の中では15$。おじさんは出すよ、それくらいなら。(笑)
ええもん観た。7点です。
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by ginpei_chan | 2007-01-21 03:59 | 映画(た行)
こんばんは。
ちょっと忙しくて映画を観れてないんですが、元気です。(笑)
レンタルも何本か借りてきたし、それは暇を見つけて観ておこうかな、と。
それから、明日の仕事帰りに、『それでもボクはやってない』を観る予定です。
周防正行監督の久しぶりの新作です。大期待です。

で、香港映画の傑作『インファナル・アフェア』のハリウッド・リメイクである、
『ディパーテッド』も公開が始まったので、これは観ることになるんだろうなあと
思ってはいるのですが、それはまた来週以降に。
ここ数日で、レオナルド・ディカプリオのプロモーション映像が
TVでよく流れているので、世間の認知度も上がってきていることでしょうし、
そこそこのヒットになりそうな予感です。
僕的には、刑事プリオよりもマット・デイモンよりも、ジャック・ニコルソンよりも、
助演のマーク・ウォルバーグが気になるんですけどね。
好きな俳優ですので。

さて、このたび、プロモーション来日を果たしたディカプリオとマーティン・スコセッシ監督。
来日記者会見の模様がeiga.comにもUPされていたのですが...
ちょっとその内容に興味津々。
特に、以下の部分。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

コンビを組んだ「ギャング・オブ・ニューヨーク」「アビエイター」の2作が
ともにノミネーション止まりとなっているアカデミー賞について話が及ぶと、
「この映画はアメリカでは公開後からとても好評を得ていて、受賞に値する作品だと思う。
特に、横にいる素晴らしい監督がいまだにオスカーを受賞していないなんて
冗談みたいだけど、受賞するかどうかは見守るしかないし、
結果を受け入れることしかできないんだ」と話したレオに対し、
スコセッシ監督は「本当はこの映画を作りたくなかったんだ」と驚きの発言を披露。
「でも作らなくてはいけない理由があって作ったんだが、
撮影中、そして撮った後の今でも私は怒りを感じているんだ。
この映画の評価に関しては正直驚いているんだが、とても勉強になった。
私は普段プロット(筋、ストーリー)に重きを置いた映画を作らないが、
今回の映画のようなサスペンススリラーの傑作を作ってきた
ドン・シーゲル、バッド・ベティカー、アンソニー・マンといった
50年代のアメリカB級映画の監督たちに対して、
改めて尊敬の念が深まったよ」と
世界でも有数の映画マニアらしいコメントで会見を締めくくった。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

とのこと。
なんか、スタジオやプロデューサーに作らされた感がアリアリなんですが...(笑)
この作品、確かに、オスカー前哨戦で高評価を受けているし、
何部門かは受賞するとは思いますが、正直監督がここまで言うのは珍しいですね。
僕は、オリジナルの『インファナル・アフェア』(1作目ね)は傑作だと思いますし、
それと比べると、ハリウッド版の出来がどうかは観てみないと分かりませんが...
ま、鑑賞を楽しみにしておきましょう。



※記事はこちらから...
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by ginpei_chan | 2007-01-20 22:12 | ひとりごと
続いて、外国映画部門の選出をば。

[作品賞投票ルール]
 ・選出作品は5本以上10本まで
 ・持ち点合計は30点
 ・1作品に投票できる最大は10点まで

-----------------------------------------------------------------

『 外国映画用投票フォーマット 』

【作品賞】(5本以上10本まで)
  「ホテル・ルワンダ」    10点
  「ユナイテッド93」    9点
  「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」    5点
  「硫黄島からの手紙」    1点
  「ミュンヘン」    1点
  「父親たちの星条旗」    1点
  「クラッシュ」    1点
  「グエムル 漢江の怪物」    1点
  「トゥモローワールド」    1点
【コメント】
  本当は、4位以下の作品にもたくさん点を振り分けたかったのですが...
  上位2作品が自分の中で突出していたので、敢えて極端に振り分けました。
-----------------------------------------------------------------

【監督賞】              作品名
   [ポール・グリーングラス] (「ユナイテッド93」)
【コメント】
  演出という面ではズバ抜けて素晴らしかったのではないでしょうか。
  『ボーン・スプレマシー』といい、『ブラディ・サンデー』といい、新たな巨匠の誕生です。
  次点は、『ミュンヘン』のスティーブン・スピルバーグか、
  『トゥモロー・ワールド』のアルフォンソ・キュアロン、『グエムル』のポン・ジュノですね。
  選ぶのにちょっと迷いました...。
【主演男優賞】
   [ヒース・レジャー] (「ブロークバック・マウンテン」)
【コメント】
  無骨で不器用でいて、しかし繊細なイニス役の演技が素晴らしかったです。
【主演女優賞】
   該当無し
【コメント】
  ...ごめんなさい。思いつきませんでした。
【助演男優賞】
   [ピョン・ヒボン] (「グエムル 漢江の怪物」)
【コメント】
  スッとぼけた感じが最高でした!最期のシーンは今も脳裏に焼きついています。
【助演女優賞】
   [コ・アソン] (「グエムル 漢江の怪物」)
【コメント】
  『グエムル』は、俳優はみんな良かったです。もちろん演出もストーリーも。
  ...なんで1点にしたんだろう?(笑)
【新人賞】
   [ポール・ハギス(監督として)] (「クラッシュ」)
【コメント】
  初監督作品とは思えない出来栄え。脚本の素晴らしさもさることながら、
  いくつかのエピソードがザッピングする構成が抜群に良かったです。
-----------------------------------------------------------------
 この内容(以下の投票を含む)をWEBに転載することに同意する。
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by ginpei_chan | 2007-01-18 15:23 | ひとりごと