ginpeichanが映画を観た感想をだらだらと。


by ginpei_chan
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なんか、今日はexciteブログ重いなあ...
せっかく更新するゾ!という意気込みのときにコレかよ...(もっとマメに書けよなw)

ってなワケで、韓国の映画賞を総ナメにしたという話題の映画、『王の男』
レンタルで観ました。
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いわゆる、「韓流四天王」のようなスターは出ていないけれども、
興行的にも大成功、賞も総ナメってんだから立派なモノです。
本国韓国では、四天王の映画ってのはアイドル映画みたいな扱いなのかも?
(ヨン様の映画がヒットしたって話も聞かないしねえ...)

ともかく、『王の男』。
僕が持っていたこの映画についての予備知識は、
その、「賞レースを総ナメした」ということと、
ストーリーの「大道芸人が王様をからかう内容の芸をして、王様の怒りを買い、
王様の目の前で芸をして笑わせられなかったら殺される」っていうもの。
僕は、そのストーリーが、この映画全般のあらすじだと思い込んでいたので、
本編開始後30分でそのストーリーをすべてなぞってしまったときには
「まさか、これで終わり???」とびっくらこいてしまったものです。(笑)

もちろん、それで終わりなわけじゃないんだけど、その後、王様やその妻、
そして重臣たちの陰謀に巻き込まれた大道芸人の生き様的なストーリーです。
なるほど、絶賛されるだけあって、なかなかスリリングで面白かったです。
主役のチャンセンを演じたカム・ウソンはカッコよかったですねえ。
男気があって、目ヂカラが強くて。
もうひとりの主役、コンギルを演じたのは、『ホテル・ビーナス』に出ていたイ・ジュンギ。
ん~、本物の女性のように美しい!という噂を聞いていたのですが、
まあ、男は男だよね。(笑)
で、影の主役といってもいい、暴君・燕山君を演じたチョン・ジニョン。
彼が上手かったなあ~。彼が良かったから、映画としてしっかりしたって感じがしますね。
キャストも良かったし、ストーリーもなかなかスリリングで面白かったし、
衣装もカラフルで面白かったり、いろいろな楽しみ方ができる映画でしたね。
ラストシーンも、ハッキリと結末を提示しない方法で、
観客に想像させていて面白かったしね。

まあ、韓国の歴史モノでもあるし、興味が無い人にはピンと来ないかもしれないですねえ。
それに、超絶イケメン韓流スターが出ているわけでもないし。
ただ、こういう映画をじっくりと楽しめるタチの人にはオススメできます。
7.5点かな。
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by ginpei_chan | 2007-04-27 00:31 | 映画(あ行)
さ、スキンも変えたところで、blog本格復帰とイキましょう!(っつーかサボリすぎだろ(笑))

復帰第一作は、こないだレンタルで観た、韓国のキム・ギドク監督の『弓』
いや、ディカプリオのアレとか、リリーさんのアレとか、あのエイドリアァーーーンのアレとか、
いろいろ映画館では観てるんですけど、
久しぶりに書くってことで、リハビリの意味を込めて、マイナーなヤツからいきますね。(笑)
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で、『弓』。
僕とは相性が微妙なところのキム・ギドク監督。
『悪い男』はちょっと...だったんですが、『サマリア』は面白かった。
今のところ一勝一敗なんですよね。(笑)
物語は、海に浮かぶ小さな釣り船の上で送られる、
老人と、若くて美しい少女の二人の生活とその破綻を追ったもの。
少女は、幼い頃に老人が拾ってたもので、
老人は彼女を、それはもう大切に育てていて、
娘と結婚することに決めている17歳の誕生日を、老人は心待ちにしているのでした。
しかしある日、舟にやっていた客の釣り人の中に、若くてハンサムな男がいて、
少女の心は次第に彼に奪われていくのでした...
さあ、どうするじいちゃん!どうする少女!
という、とてもワクワクドキドキな物語です。

といっても、この作品、独特な演出方法で、
老人と少女は、本編の間一言も喋りません。
まさに、目や表情だけで語っているのですが、それがまあ素晴らしい!
少女の、男を誘う魔性の瞳!
老人の、愛情と時間の全てを費やしてきた少女が奪われんとすることに対する怒りと絶望!
全く一言も喋らないことで、非常にスリリングに感じさせてくれます。
また、シンプルなストーリーながら、いろんな伏線が張り巡らされているようで、
「この後どうなっちゃうんだろう??」と、ホントにハラハラするんです。
これが、90分くらいの本編に凝縮されているもんだから、
観た後どっと疲れがくるのです。(笑)
でも、ホントにハラハラしたなあ...

ラストはねえ...賛否両論あるんじゃないかなあ...
僕は、この面白さで最後まで引っ張ったのなら、
もっと違う結末を用意してもらってもよかったような気がするのですが。
まあ、人の好き好きでしょうが...うーん。

でも、役者さんは抜群に上手いし、ストーリーはスリリングだし、
90分で一気に語り切ってしまう手腕たるや脱帽の域ですね。
キム・ギドク、世界中で高く評価されているのが分かる気がします。
8.5点。
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by ginpei_chan | 2007-04-25 03:56 | 映画(や行)
2005年の、韓国映画の興行収入第1位に輝いた、『トンマッコルへようこそ』
英語では、「Welcome to Dongmakgol」らしい。
そのまんまやな。(笑)
新人監督のパク・クァンヒョンがメガホンをとり、
チョン・ジェヨン、シン・ハギュン、カン・ヘジョンなどが出演しています。
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朝鮮戦争のさなか、朝鮮半島のとある山の中の、
その存在も知られていない小さな村に、朝鮮人民軍の兵士と、韓国の連合軍の兵士、
そして連合国軍として参戦していたアメリカ海軍の兵士が辿り着いた。
彼らは激しく敵意を剥き出しにし、にらみ合う。
しかし、銃器も手榴弾も見たことのない「トンマッコル」の人々と生活するうちに、
彼らの心に少しづつ変化が現れ始めるのだった。

今もって、南北統一が果たされない朝鮮半島は、
その果たされない融和を夢見てか、韓国では頻繁に戦争に関する映画が作られている。
この映画もまさにそのひとつで、
「朝鮮戦争で呉越同舟した兵士たちの交流」というファンタジーを描いています。
その独創的なストーリーも面白いし、展開も起承転結がしっかりしていて分かりやすい。
観た後で調べてみたら、原作は舞台劇なんですね。
納得です。

で、それを映画化したわけですが...
正直、中盤あたりまでは、面白いとは思ったけど、
どこかリズムというかテンポというか、悪い感じがして、
韓国映画らしくないなあとも思いました。
長くじっくり描くシーンと、そうでないシーンとのギャップが大きかった気がする。
それで、なんとなく鑑賞に集中できない感じがして、ちょっと苦労しました。(笑)
監督が新人ということで、そのへんはまだ手馴れていなかったということかな...
でも、後半からラストにかけては、グイグイ物語に引き込まれたし、
テンポも良かったし、とても面白かったです。
ラストシーンは目頭が熱くなってしまったし、
俯瞰の映像で、スローモーションで空から××が降ってくるシーンは鳥肌が立ちました。
ラストシーンであの画を見せられるたぁ、参りましたよ。
実は、ラスト20分くらいだけ、何度もリピートして観てしまいました。
DVDバンザイ!(爆)

この映画、日本人の僕で、こんなに面白く感じたんだから、
きっと、韓国の人々にとっては、物凄く魂を揺さぶられたんだろうなあ...
大ヒットの背景には、そういうところもあったんじゃないかなと思います。

キャストも、パク・チャヌク監督作品でお馴染みのシン・ハギュンやカン・ヘジョン、
そして、僕は初めて観たんだけど、チョン・ジェヨンも男前で良かったです。
映像も、独創的な村の感じや山の美しい景色など、観ていてとても楽しかった。
音楽は、なんと久石譲だったそうで、なるほど素晴らしかったです。

やはり、韓国映画って凄いなあ...
面白いもの、そうでないもの、それはもちろんあるんだけど、
面白いものを見せられると、「日本じゃ作れないんだろうなあ...」って思っちゃうくらい凄い。
悔しいんだけどね。
この、『トンマッコルへようこそ』は、物語が作られた背景など、
日本人はそういうものを背負ってないということもあるけど、
ああいうシリアスなテーマを、皮肉や批判や希望も込めて
これだけの物語にしてしまう手腕に脱帽です。
期待していた通りに面白かった!8点です。
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by ginpei_chan | 2007-03-26 04:39 | 映画(た行)
チェ・ミンシクが、今度はトランペッターに扮した『春が来れば』
うだつの上がらない中年トランペッターが、田舎町の中学校のブラスバンド部の
指導者になって、人生を再生していく物語です。
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田舎町の、殺風景だけど美しい風景とともに描かれるのは、
そんな中年トランペッターが、地元の人々やブラスバンド部の生徒と触れ合ううちに
彼の中で少しづつ何かが変わっていき、桜が咲く頃には彼も新しい人生を歩み始める。
劇的にストーリーが二転三転するような話でもなく、
でも、木枯らしの秋、雪深い冬、静かな田舎町。
『クライング・フィスト』とはうってかわってスローな話でしたが、じーんと良かったですね。
彼自身の変化ももちろんですけど、それを支えた元恋人も、薬屋さんの女の子も、
みんなの暖かさが心地よい物語でした。
上の写真は、ラストシーンのものなんですけど、彼の表情が素晴らしいですね。
観終わった後、すっきりして暖かい気持ちになれる映画でした。
チェ・ミンシク、外さないです。
7.5点。
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by ginpei_chan | 2006-12-26 15:59 | 映画(は行)
チェ・ミンシクがボクサー役に挑んだ『クライング・フィスト』を観ました。
崩壊しかけた人生を取り戻そうとカムバックする中年男と、
初めて打ち込んだボクシングで這い上がって親孝行しようとする若者の魂の交差。
カンヌで国際批評家連盟賞を受賞。
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この映画、チェ・ミンシク演じる中年男と、
監督リュ・スンワンの弟であるリュ・スンボム演じる若者のそれぞれの人生が、
ラストシーンまで全く交錯することなく描かれているのがまず面白い。
全く違う人生を歩む男たちを交互に描き、ラストに交差させる。
また、チェ・ミンシクのやさぐれ男も板についているし、
リュ・スンボムのワルぶりは不気味で怖いくらい。
それぞれ頑張っていましたね。
そして、ラストの二人の試合は物凄い迫力!
たぶん、ボクシングとしては粗すぎて、そういうリアリティは無いんだけど、
どつきあい、殴り合い、魂のぶつかり合いがよく表現されていました。
暴力的な描写やその精神性に理解ができない部分もあり、
この映画を完全には好きになれない自分がいるんだけど、
でも、ラストの試合は良かったなあ。大迫力でした。
そのラストを目撃するために、2時間頑張って観てほしいと思う映画です。
8点。
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by ginpei_chan | 2006-12-25 15:06 | 映画(か行)
さて、待ちに待ったポン・ジュノ監督の最新作にして、
現在韓国で観客動員記録を更新している真っ最中という超話題作、
『グエムル 漢江の怪物』を鑑賞して参りました!
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(今回はちょっとネタバレありでお送りします・・・)

監督は、『ほえる犬は噛まない』『殺人の追憶』のポン・ジュノ。
なんだか、最近は「韓国のスピルバーグ」とか言われているとか。
その喩えが正しいのかどうかは別として、とても面白い映画を作る監督ではあります。
そのポン・ジュノ監督が、長編3作目に選んだのは「怪物映画」でした。
怪物映画なんて、映画館に観に行くのはいつ以来だろう・・・
もしかして生来初めてかもしれない、映画館での怪物映画
(『ゴジラ』とか、意外と映画館で観てなかったりする・・・)

韓国一大きく、美しく、たおやかに流れる漢江。
その川岸で小さな売店を営んでいたダメオヤジのカンドゥの目の前に、
突如として怪物(韓国語でグエムルというらしい)が現れ、
一人娘のヒョンソをさらっていった!
カンドゥは、政府や軍、さらには米軍の思惑に翻弄されながらも、
父のヒボン、妹のナムジュ、弟のナミルと共に、
グエムルにさらわれたヒョンソを助け出すために奔走する。

カンドゥを演じたのは、『殺人の追憶』でも主演し、
『シュリ』『JSA』『南極日誌』『大統領の理髪師』『復讐者の憐れみを』など、
シリアスからコメディまで圧倒的な演技力と存在感で演じ分けるソン・ガンホ。
個人的には、チェ・ミンシクと並んで、韓国映画俳優の至宝であり、
愛すべき僕のヒーロー“ガンちゃん”です。
もう、この映画でも、まるまると肥え太って、徹底的にダメオヤジっぷりを発揮!
父のヒボンとふたりのシーンが多い本編前半では、笑いが止まりませんでした!
ガンちゃんはコチラ↓
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その父・ヒボンは、ピョン・ヒボンなる俳優さんが演じていますが、
もうそのトボケた雰囲気といい、演技の間といい、素晴らしい俳優さんでした。
『ほえる犬は噛まない』にも出ていたらしいけど・・・どの人だっけ?(笑)
絶妙なコメディ演技、ピョン爺はコチラ↓
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カンドゥの妹・ナムジュ役は、もうおなじみペ・ドゥナちゃんです。
『ほえる犬は噛まない』で鮮烈なデビューを果たし、
『復讐者で憐れみを』では魅力的なフルヌードを披露し、
邦画『リンダリンダリンダ』にも出演する、韓国を代表する若手人気女優さん。
この映画では、ツメの甘いアーチェリー選手役なんですけど、
髪の毛はほとんどボサボサだし、そのキレイなお顔も汚れてるしで・・・
でも、きっちりとキメシーンも用意されていてカッコよかったです。
ほんっと、いい役者さんですドゥナちゃん。
日本の女優さんにはなかなか例えることのできない魅力的なコですよね。
荷馬車には揺られないドゥナドゥナはコチラ↓
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カンドゥの弟・ナミルにはパク・ヘイル。
どっかで見たことあるんだけどなあ・・・と思って調べてみると、
『殺人の追憶』の容疑者役でした。
手元にDVDがあるので、後で観てみよう。
父・ヒボンが、苦労して大学まで出させてやったものの、
当の本人は、民主化運動のデモに夢中で、
卒業してもフリーターという親泣かせの次男坊です。
一歩間違えばニート、ギリギリのフリーター・ナミルはコチラ↓
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そして、物語の重要なカギとなる、カンドゥの一人娘・ヒョンソを演じたのは、
若干中学生のコ・アソンちゃん。
祖父と父に溺愛されるが、それがちょっと鬱陶しくも感じている普通の女の子。
スクリーンに現れた当初は、なんとも思っていなかったんだけど、
いやあこのコがどんどん可愛くなっていく。ほんとビックリ。
いや、事実、この子は本編のほとんどを、泥だらけの姿で、
殺風景なコンクリートに囲まれた部屋で過ごすんですけど、
そんなことが全然気にならなくくらい、かわいくて魅力的になる。
監督の演出もあるんだろうけど、本人の魅力によるところも大きいんだろうなあ。
まだキレイな頃のアソンちゃんはコチラ↓ 汚いアソンちゃんは劇場でご確認を。
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と、キャストについてはそんなところ。
あとは、重要なキャストといえば、怪物(グエムル)なんですけど、
これはほとんどCGなんでしょうねえ。
どうやら、『ROTR』などのスタッフが製作しているらしいんですけど、
予算の関係か、ちょっとチープなところが目に付きました。
ただ、それを気にしなければ充分面白いキャラクターだったし、
なんといっても、日本映画の顔役ガッズィーラなどと違い、
その大きさといっても、カバかゾウくらいのもの。
そんなクリーチャーが、シッポをうまく使ってアクロバットを見せるかと思いきや、
漢江を悠々と泳ぎまわり、そして川岸の斜面でスッ転ぶ!(爆)
なんとも憎めないヤツです。(笑)

ほんと、キャストに関してはこんなところ。
とにかく、カンドゥの家族が、ヒョンソ奪還のため、凶暴な怪物に戦いを挑む物語です。
もちろん、政府や米軍などのそれぞれの思惑が絡んだ裏話などもありますが、
それ以上のものはなく、とにかくダメ家族vs怪物の映画なのであります。
この物語の構成がとても潔くて面白かったな!
まるで、怪物が、この家族のために造られたかのような存在なんだもん。(笑)
また、その怪物の登場シーンで大爆笑!
画面の向こうから走ってやってくるのです。(思い出しただけで爆)
なんか、「さあ、来るぞ来るぞ来るぞ!」的なヒキもなく、
アッサリとその姿を現す怪物くんに呆気にとられてしまいやした。

まあ、この映画、キャストも怪物も魅力的なんですけど、
そういった、従来の怪獣映画の文法を覆した演出がとても面白い。
だいたい、怪物と対峙するのがアンチ・ヒーロー的なダメ家族だし、
どいつもこいつも、キメなきゃならないときにキメられない。
しかし、演出では、スローモーションにしたりアップにしたりして煽っちゃうし。
そういう、緩急自在の演出にすっかりヤラレちゃいました。

物語も簡潔だし、演出もとても面白いし、こりゃあヒットするわなあ。
なんて考えつつ、物語はラストへ。
ラストシーンは・・・うーむ。
『殺人の追憶』と同じく、明瞭な答えを用意しませんでしたねポン・ジュノ。
このラストシーンは賛否両論ありそうだなあ。
僕は、このラストもアリだとは思うけど、もう「一方のラスト」を観たかった。やっぱり。
でも、ほんとに映画を観たっ!っていう見ごたえを残してくれました。
恐るべしポン・ジュノ。
娯楽大作であり、怪獣映画であり、コメディでありシリアスドラマであり。
こういうミクスチャームービーってのは、作り方によってはすごく中途半端なものに
なっちゃうと思うんだけど、この映画の場合、
その全てが、ひとつとして欠けてはいけない要素として
見事なバランスで拮抗し合っていた感があります。
そして、いい映画を観た後によく思うことだけど、
きっと、日本ではこんな映画を作れなかったんだろうなとも思うのであります。

そんなこんなで、見事なエンターテイメント・ムービーでした。9点。
賛否両論あるのも頷けるし、ちょっとでも面白くなかったらけなしてやろうと思ってた。(笑)
でも、面白かったです。うん。

ちなみに。
ポン・ジュノって、やっぱりドロップキックが好きなのね。(笑)
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by ginpei_chan | 2006-09-07 04:05 | 映画(か行)
レンタルで借りたDVDの『マラソン』を観ました。
自閉症の青年が、母親に支えられ、フルマラソンを完走したという
韓国の実話の映画化です。
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先日観た、『私の頭の中の消しゴム』に似て、いわゆる「難病モノ」ですが、
こちらは、家族の苦悩や葛藤などがしっかり描かれていて良かったです。
特に母親の20年にわたる苦しみが胸に突き刺さりました。
また、ラストで、チョウォンは、素晴らしいタイムを記録して、幕が下りますが、
その偉業に焦点を当てているのではなく、
チョウォンの成長と、母親との愛情の深さを描いているのが素晴らしかった。
ただのお涙頂戴映画にならず、家族の苦しみ、本人の苦しみ、
競技を諦めたコーチの葛藤までも映し出していて、
とても真面目に作ったんだなと思います。

自閉症の人は、身近にはいませんでしたが、
TVのドキュメンタリー番組などで、家族の苦しむさまなどは見たことがあります。
相当辛い障害だと思います。
そんな子を抱えて生きていく親の苦悩と喜び・・・
きっと、この映画、僕なんかよりも、子供を持った親なら、
もっと違った感想を持つかもしれません。
いい映画でした。8点。
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by ginpei_chan | 2006-08-03 18:21 | 映画(ま行)
んんんん・・・ねむ。
明日も朝から仕事だ。
だがしかし、書いとかないと忘れちゃうぞ、この映画。(笑)
というワケで、レンタルで観たDVDの『私の頭の中の消しゴム』の感想をば。
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日本で放送された、永作博美と緒形直人主演のTVドラマ、
「pure soul」のリメイク版だそうです。
で、具体的な説明は、Yahoo!ムービーの説明を直接引っ張ります↓

「 『四月の雪』でペ・ヨンジュンと共演したソン・イェジンと、
『MUSA 武士』のチョン・ウソンによる不朽の愛の名作。
韓国映画界におけるラブストーリーの女王と美形カリスマ俳優が、
不治の病と闘いながら、きずなを深めていくカップルを熱演する。
“若年性アルツハイマー”という重いテーマを扱いつつも、
最後まで希望を捨てないエンディングは秀逸。今までの韓国映画とは一線を画す、
美男美女による格調高い恋愛ドラマ。」

ということです。
ええと、不朽の愛の名作であり、ラブストーリーの女王と美形カリスマ俳優の出演で、
美男美女による格調高い恋愛ドラマというのがこの映画の触れ込みらしいです。

(以下、ネタバレあります。知りたくない方は読まないで下さい。)
確かにその通り、美形の男女の織り成す恋愛ドラマ。
なんですけど、扱っているテーマは、若年性アルツハイマーで、
愛する夫のことも忘れていく妻と、妻を一途に愛する夫の物語。
妻は、不倫という形の愛に躓き、傷つき、
大企業のお偉いさんの父のもとに帰って働く美人お嬢様OLで、そのお嬢様が、
父の元で働くワイルドでイケメンの工事現場監督と知り合い、
男は暗い過去を抱えながらも、女と情熱的な恋に落ちて結婚。
夫は建築士の試験に合格、事務所を開くなど順風満帆だが、
妻は若年性アルツハイマーに苦しみ、夫は献身的に妻を支える。
そして、妻は夫を傷つけたくないあまりに家を出るが、夫は妻を追いかける。
という感じでしょうかね、ストーリーは。

なんかね、全てが綺麗なんですよ。美しいんですよ。この映画。
韓国の街並みも、ファミマも、お嬢様の住む家も、家族も、彼女の働く会社も、仕事も、
すべてが美しくて、塵ひとつ落ちていないよう。
そして、超絶美形のそんなお嬢様が、対極的な男と出会い、恋に落ちる。
暗い影を引きずるものの、男はワイルドでイケメンでマッチョ。
だが、恋に落ちるやいなや、男は急転、献身的で優しい夫に変身。
妻がアルツハイマーになろうがなんだろうが、妻を信じ続ける。
俳優も映像も、アルツハイマーという病気に蝕まれた妻も、全てが美しいこの映画。
ええ、僕の周りには、アルツハイマーを患った人はいませんよ。
でも、アルツハイマーってこんなに悠長で美しい病気かしら?
なんか、それがすっごく引っかかって、ちっとも泣けなかったし、面白くもなかったよ。

この映画、けっこうヒットしたはず。
きっと、美男美女の韓流ラブストーリーと、難病を患いながら懸命に生きるという
お涙頂戴要素を掛け合わせた企画(&マーケティング)の勝利ですよね、コレって。
もちろん、この映画で泣けた!感動した!という人のことは否定はしません。
ただ、僕自身がなんとも感じなかっただけの話で、
また、それを個人のblogに書いてるだけの話で。
ただ、アルツハイマーという病気を、きれいごとに描きすぎてないか?という不審と、
見た目の美しさだけで中身が空っぽのように感じただけの話です。

ソン・イェジン、綺麗でしたね。チョン・ウソンはカッコよかったね。
妻はアルツハイマーだけど、二人の愛は素敵だね。
悪い映画とはいわない。けど、特に素晴らしい映画でもない。
美しいラブストーリーだけど、特別な何かというわけでもない、そんな映画。
3点くらいかな。
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by ginpei_chan | 2006-07-31 02:00 | 映画(わ行)
レンタルで借りていたDVDの『酔画仙』、やっとこさ観ました。
かれこれレンタルして3ヶ月・・・(笑)
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主演は、『オールドボーイ』で、僕の心とキ○タマをわしづかみにした、
名優チェ・“モンスター”・ミンシク!(←僕が勝手に命名)
監督は、韓国随一の名監督(らしい)イム・グォンテク。

19世紀後半に朝鮮に現れた、賤民出身の天才画家、チャン・スンオプの生涯の物語。
酒と女を愛したが、愛した女、目をかけた弟子らに去られる悲しみ、
作品が正当に評価されず、腐敗した政治に翻弄される怒り、
自らの画風の確立に苦悩したスンオプが、チェ・ミンシクの熱演でつづられています。
さすがはチェ・ミンシク!よかったです。
怒り、悲しみ、恩人への思い、恋した芸妓への想い、
この人が表現するとかくも素晴らしい。
また、この映画でも、彼のベッドシーンがあるんですが、
なんかこの人のベッドシーンはいつもエロい。
官能ということばがよく似合う。

ストーリーは、スンオプの波乱万丈の人生を、激動の朝鮮史とともに描いています。
政治家、画家、貴族、女など、たくさんの登場人物が出てくるため、
またしても読解力のないわたくしginpeichan、
完璧に人間関係を理解することができませんでした。(泣)
でも、伝記物として、充分楽しむことができましたよ。
同じような伝記物では、ソン・ガンホの『大統領の理髪師』もオススメ。
この映画は7.5点です。
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by ginpei_chan | 2006-07-25 16:25 | 映画(さ行)
本国・韓国をはじめ、世界中で絶賛を浴びるキム・ギドク監督の『サマリア』
援助交際をする女子高生の二人組、その父親、少女を買う男たちの人間模様。
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キム・ギドク監督の作品は、けっこう話題になってたので、
以前『悪い男』を観たんですけど、正直分からなかったんですよね。
これは凄い!傑作だ!という論評を何度か見かけたんですけど、
まあ、コレがホントに「悪い男」の話で、街で見かけた女子大生を強引にナンパしたら
冷たくあしらわれて、それからその女子大生を売春宿に追い込んでいくヤクザの話。
まあ、こんな愛の形もありますよ的な話だったのかなぁ・・・。
古今東西ヤクザの話にはあまりノレない僕ですので、仕方ないのかもしれないけど。
ま、それが僕とキム・ギドク監督の出会い。(会ったことないけど)

で、今回は『サマリア』。
ベルリン映画祭で監督賞にあたる銀熊賞を受賞したとのことで、
しかも、ストーリーが、援助交際をする美少女二人組の話とあっては、
なんとな~く観てみたくなってしまうのであります。(笑)
しかし、上の写真をご覧になって分かるとおり、かなりの美少女度であります。
このふたりのシャワーシーンもあり、おじさんちょっとドキドキなのであります。

(以下ちょっとネタバレあり)
なんて言ってますけど、ストーリーは、少女たちの売春の話はほんの“さわり”だけで、
それからはとても重厚な話が展開していきます。
本当は、少女の話というよりは、親子の話なんですね、コレって。
親友への償いのために生きていく少女と、
たったひとりの娘の身体を汚されて混乱し、破滅へ向かう父親の姿。
そのふたりが田舎へドライブに行くくだり(ソナタ形式の第三章)は、
とても美しくて切なくて息を呑みます。
ラストシーンも絶望的で、ぬかるみから抜け出せない、
ボタンをかけちがえてしまった親子の人生を象徴しているようで素晴らしかった。
僕の観た韓国映画の中では、『オールド・ボーイ』『殺人の追憶』の次に良かった。かも。
日本にはこんな映画が作れないのがとても悔しい。8.5点です。

ちなみに。
韓国のポスターでしょうかフライヤーでしょうか、
イメージのとってもきれいな画像を見っけました。
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タイトルの『サマリア』とは、新約聖書ヨハネ第4章に登場する
サマリア人の女性のことらしい。
(映画『パッション』で、モニカ・ベルッチが演じた役のこと??)
韓国映画って、聖書の引用やクラシック音楽が好きって
イメージがあるんですけど、何でですかね?
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by ginpei_chan | 2006-04-20 02:11 | 映画(さ行)