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ginpeichanが映画を観た感想をだらだらと。


by ginpei_chan
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# by ginpei_chan | 2010-04-01 03:49 | ひとりごと

2008年に観た映画

2008年の一年間に観た映画と、簡単な感想です。

『ナショナルトレジャー/リンカーン暗殺者の日記』

映画館で。
ん~。
今となってはあまり印象無いなあ...(笑)
確か、ニコラス・ケイジが主演だったような。(当たり前か)
確か、ジョン・ボイトが出てたような気もする。(これはうろ覚え)
まあ、それなりに楽しめた気もするので6.5点。

『キサラギ』

これはDVDで。
もう、これは一度昔のエントリで触れてたけど、めちゃ面白かった。
今をときめく小栗旬くんが主演ですが、
実は、僕は彼を、後にも先にもこの作品でしか見たことありません。(笑)
何気に、この年に観た邦画で一番面白かったなあ。
9点。

『ブラックスネーク・モーン』

これはDVDで。
サミュエル・L・ジャクソンがカッコよかったですねえ。
クリスティーナ・リッチの彼氏役がジャスティン・ティンバーレイクというのは
観た後で知った話。(笑)
7.5点。

『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』

これは映画館で。
大好きなティム・バートンの作品で、彼のブラックな部分満載で楽しかったですが、
もう一回観ようとはあまり思わなかったし、今もってもう一度観たいと思わないですねえ。
一度観たらお腹いっぱいという気分。(笑)
出来としては8点。
映像も音楽もよく出来てたし、ジョニー・デップハマってましたね。

『ジェシー・ジェームズの暗殺』

これは映画館で。
まあ、暗くて長い、そんな映画。
しかし、評判通り、ケイシー・アフレックが良かったし、
ストーリーも暗いものの、面白かったです。
実は、ジェシーを暗殺するところがオチなのではなくて、
その後の人生まで描かれていたのが興味深かったですね。
これは何気に佳作だったかも。
8点。

『アメリカン・ギャングスター』


これも映画館で。
しかし、リドリー・スコットってラッセル・クロウ好きね。(笑)
実在したギャングと刑事の物語だそうですが、さすがに重厚で面白かったです。
しかし、今Yahoo!のこの映画のページを見てても、
キウェテル・イジョフォー、キューバ・グディング・Jr.、ジョシュ・ブローリンと、
キャストはめちゃ豪華だったんですね。
その中でも、ジョシュ・ブローリンの汚職刑事トルーポは強烈でした。
この人、脂のってますね~!
8点かな。

『チーム・バチスタの栄光』

これも映画館で。
この頃は、DVDで観る余裕はなくても、映画館行って観る余裕はあったんですね。(笑)
余裕って、時間的な余裕の話ですけれども。

で、この作品は、今憶えているのは、阿部寛と竹内結子が面白かったな、ということくらいですかね。
手術中に連続して患者が亡くなるという医療事故の物語ですが、
捜査対象になる「チーム・バチスタ」がそれぞれ個性があって良かったかな。
まあ、でも、TVでも良かったかな。(笑)
7点。

『潜水服は蝶の夢をみる』

これも映画館。
ファッション誌「ELLE」の編集長というハデな伊達男が脳梗塞に倒れ、
「ロックトイン・シンドローム」を患いながら、片目のまばたきだけで自伝を著した男の物語。
主演はマチュー・アマルリック。
ストーリーはもちろんだけど、キャストの誰もが魅力的だったし、
映像もとても美しかったし、音楽もとても良かったし、本当に全てが素晴らしかった。
冒頭からしばらく、主人公の目線だけで入院当初の状況が語られるという演出も素晴らしい。
DVDも買ったんだけど、何度も観たくなる作品です。
9.5点!

『アヒルと鴨のコインロッカー』

これはDVDで観ました。
いやあ、原作を読んだことなかったんだけど、面白かった!
ホントに『チーム・バチスタ』と同じ監督だとは思えません。(笑)
まさに鮮やかな演出でした。
これを観てから、伊坂幸太郎の小説を読みたいと思って、文庫本を買った僕。(笑)
瑛太ってよく出てるけど、正直あまり好きな俳優ではないんだけど、この作品の彼は好きです。
8.5点。

『ライラの冒険 黄金の羅針盤』

これは映画館で。
話題作だから観に行ったって感じかな。
CGがよく出来てたな~という印象。
キャストも良かったけど、強引に巻き込まれたにしては、
主人公の女の子がしっかりしすぎだろと思った記憶があります。(笑)
大ヒットした『ロード・オブ・ザ・リング』にしても、『ハリー・ポッター』シリーズにしても、
主人公が弱っちいところから成長していくのが共感を得るんじゃないかなと思います。
7点。

『魔法にかけられて』

これは映画館かな。
おとぎ話の世界から現代のニューヨークに迷い込んだお姫様のラブコメディ。
いやあ、ナメてたらえらい目に遭いますね。面白かった。
まあ、特にラスト近辺、えらいご都合主義になりますが、それでもラストまで爽快に観れます。
なかなか、実写とアニメの合成って、面白い映画が無かったイメージがあるんですけど、
これは全然面白かったですね。
7.5点。

『ノーカントリー』

これはもちろん映画館。
楽しみにしていたアカデミー賞作品賞受賞作品。
原作がコーマック・マッカーシー、
ハビエル・バルデムが不気味な殺し屋アントン・シガーを演じ、
逃げるジョシュ・ブローリンと追うトミー・リー・ジョーンズと3人で繰り広げる迫真の追いかけっこ。
キャストがみんないいし、ストーリーも演出もスリリングだし、
賞レースを総ナメにしたのもうなずける作品でした。
コーエン兄弟らしいといえばらしいし、らしくないといえばらしくないんだけど、
なかなかどうして、観れば観るほど面白い、何度も観たくなるスルメみたいなスリラー。(笑)
あ、また観たくなってきた。(笑)
9点。

『クローバーフィールド/HAKAISHA』

これももちろん映画館。
手持ちカメラで正体不明のモンスターから逃げ惑うという斬新な映画。
特別スターが出ているわけでもなかったと思うけど、いやはや楽しめました。
確かにこれは、スクリーンを見ているだけで酔う人もいるとは思いますけど、
僕は全然気にならなかったので、最初から最後までスクリーンに目が釘付けでした。
これはまた、大きなテレビ画面でもう一度観たいなあ。
8.5点。

『相棒 劇場版』

これも映画館。
Yahoo!映画のページを見たら、やたらとサブタイトルが長かったんですけど、
面倒なので省略します。
TVドラマは何度か観たことがあったんですけど、
けっこう話題になっていたので、映画館に観に行きました。
うーむ。
別にTVでよかったかなコリャ。(笑)
キャストの豪華さもそうだし、ストーリーのスケール感もそうなんだけど、
映画版ということで何から何までスケールアップしようということだと思うんだけど...
あまり面白くなかったなあ。
その理由が何なんだか分からないけど。
ご時勢なのか、「自己責任論」みたいなエッセンスも加えてたけど、個人的には煙たかった。
5点。

『ナルニア国物語第2章カスピアン王子の角笛』

これも映画館。
なんか、1作目からだいぶ間が空いた気がする。
1作目が、動物がたくさん出てくる、お子様大喜びファンタジー色が強かった反面、
こちらは、主人公の兄弟姉妹の成長に合わせて、もうちょっと大人っぽい話だったかな。
あまり強い印象はなかったんだけど、まあまあそこそこ楽しめたような。
上の兄と姉が次作以降で出ないんですよね、確か。
そういう、
「座敷童子は大人には見えない」的な概念って、欧米にもあったんですねえ。
作品については7点。

『ラスベガスをぶっつぶせ』

これも映画館で。
MITの学生がベガスで大儲け♪という、実話を基にした作品だったそうだけど、
まあ、きっと、ずいぶん脚色されてるんでしょうね。(笑)
でも、なかなかスリリングで面白かったですよ。
チームを率いる教授役のケヴィン・スペイシーや、
警備員のローレンス・フィッシュバーンがいい味出してましたね。
7.5点。

『スパイダーウィックの謎』

これも映画館。
まあしかし、最近よく見かける子役のフレディ・ハイモアくん。
この映画ではなんと双子の兄弟を一人二役。
魔法の封印を解いてしまい、魑魅魍魎が跋扈する、とまではいかないものの、
魔物がワラワラ出てきてキャーな物語。
でも、おばあちゃんを絡めた解決までのストーリーだったり、
ラスボスとのバトルだったり、なかなか面白かった作品です。
7.5点。

『ザ・マジックアワー』

映画館だったんだろうな。
三谷幸喜の最新作。
うーん。
個人的には、前作の『有頂天ホテル』の方がずっと好きです。
この作品、まるで、佐藤浩市以外のキャラクターが面白く思えなかったんですけど...僕だけ?
というか、妻夫木聡や深津絵里、伊吹吾朗さんも綾瀬はるかも、
みんな添え物みたいな扱いで、面白くないんだもんなあ...
5.5点。

『崖の上のポニョ』

映画館で、お子様連れの中で観ました。
言わずと知れた、巨匠宮崎駿の最新作です。
やっぱり、誰もが楽しめる安定感がありますよね。
ポニョ、可愛かったですねえ。
あの、嵐の夜に食べてたラーメン、おいしそうだったなあ...(笑)
しかし、観てから時間が経った今、一番印象的なのは、
ビートたけしのギャグ、「オレの股の下のポニョを触ってくれ」ですかね。(爆)
8点。

『ダークナイト』

これももちろん映画館。
まあ、とにかくびっくりしました。
ヒース・レジャーの訃報を聞いたときには。
しかし、最後の最後に凄い作品を遺したものですね。まさに伝説。
彼の演じたジョーカーはまさに伝説のキャラクターとなりましたが、
ストーリーもよく出来てたし、キャストもみんなよかった。
アーロン・エッカートのハービー・デントもハマり役だったしね。
クリスチャン・ベイルはちょっとヒースに食われてかわいそうな気もするけど、
マイケル・ケインもモーガン・フリーマンも相変わらずの安定感だったし、
なにげにキリアン・マーフィーとか出てるし。
ちょっと残念だったのは、レイチェル役がマギー・ギレンホールに代わったこと。
うーん、もうちょっとキレイな人いませんでしたでしょうか...(ごめんなさい)
この作品もある意味、この年を代表する映画になったのではないでしょうか。
9点。

『20世紀少年』

これも映画館。
僕、原作読んだことがないんですよね。
だから、なのか、それなりに映画としても面白かったです。
キャストも豪華だったしね。
その後、第2章も観たけど、なかなか楽しんでます僕。(笑)
ラストにちょこっと出てくる平愛梨さん、僕の知り合いが家族ぐるみで付き合っている子らしく、
子供の頃からその地域では評判の美少女だったそうな。
8点。

『グーグーだって猫である』

大の猫好きの僕。
映画館に意気揚々と観に行ったら、特別猫の映画というわけでもなかったですね。(笑)
漫画家さんのエッセイがそのまま映画になったという。
でも、上野樹里のチアリーディングのシーンとか好きです。はい。
この映画であれば、森三中もOKです。はい。(笑)
全般的に楽しめたのでOKです。(笑)
8点かな。

『WALL-E』

これは、この年に観た作品で唯一、映画館で2回観た作品。
自他共に認めるPIXAR好きですので。
まあ、期待に違わない面白さ!
これは...観たあと、周囲に勧めまくりましたね。(爆)
孤独を、愛を、喜びを、ロボットに語らせるこの上手さ!
参りました。
9.5点。

『JUNO』

これも映画館。
若くして妊娠した女の子のお話。
アカデミー賞でも話題になってました。
なかなか面白かったですね。
まあ、ティーンの妊娠というのは、本当はもっとシリアスなテーマなんでしょうけど、
これはこれで、ライトに、でも力強さも感じる作品に仕上がってました。
ラストも、「ええっ?」とびっくりしたけど、まあそれも青春かあ、という気持ち。
7点。

『ハプニング』

映画館で観ました。
M.ナイト・シャマランの新作。
突然人が皆自殺していくホラー映画。
なかなか背筋の凍る怖さだった記憶があります。
まあ、この監督さんの場合、『シックス・センス』が鮮烈だったので、
どうしてもそれ基準で観てしまうと難しいところがありますけどね。
7.5点。

『容疑者Xの献身』

これも映画館。
僕は、TVドラマの「ガリレオ」も、東野圭吾の原作も読んだことがなくて、
「ガリレオ」初体験だったわけです。
ん~。
さすが、福山雅治、堤真一、北村一輝、松雪泰子と揃えただけあって、なかなか見ごたえがありました。
あ、そうそう、ロクデナシ旦那の役は、長塚圭史だったかな。
原作と比べてどうなのかというのは分かりませんでしたが、面白かったです。
あ、ごめんなさい、柴咲コウも出てました。
あまり印象無いんですけど...(笑)
7.5点くらいかな。

『地球が静止する日』

これも映画館。
キアヌ・リーブスが異星人を演じたSFスリラー。
まあ、リメイクなわけだし、話は使い古されて手垢にまみれたようなストーリー。
映像はCGだから迫力ありますけど、そこまでという感じですかね。
でも、キアヌはSF似合いますね。
『マトリックス』が当たりすぎちゃいましたかね。
6.5点。
# by ginpei_chan | 2009-04-12 05:59 | ひとりごと

僕だけですか?

久々に更新を始めたこのエキブロ...

なんですが、

・半角英数字ではないにしろ、まだクソTBが多い
・コメント欄、TB欄が開かない(わざわざ管理画面から飛ぶと見れるけど)
・TBを送ると頻繁にエラーが起きて、「時間をおいてから再度送信して下さい」と出る

などなど、とにかく不具合が多いです。
まあ、今、PHSで通信しているからということもあるかもしれませんが。

うーむ。

このブログをどこかにお引越ししようか...
本家のgooブログと統合しようか...
ちょっと考え中でございます。
# by ginpei_chan | 2008-02-29 05:04 | ひとりごと
というわけで、新年が明けて2ヶ月くらい経っての、
2007年の映画の総まとめをしたいと思います。
昨年後半は特に、仕事などで忙しく、感想もUPできなかったのですが、
観た映画についてはメモをとっていたので、ここにまとめておきたいと思います。

まず、昨年観た全作品のリストから。

・映画館で観たもの...計38本

『007/カジノ・ロワイアル』『それでもボクはやってない』『こま撮りえいが こまねこ』
『幸せのちから』『世界最速のインディアン』『どろろ』『太陽』『時をかける少女』
『リトル・ミス・サンシャイン』『ディパーテッド』『カポーティ』『ドリームガールズ』
『映画ドラえもん のび太の魔界大冒険~7人の魔法使い~』
『ハッピーフィート』『ホリデイ』『ブラッドダイヤモンド』
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』『スパイダーマン3』『バベル』
『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』『ザ・シューター 極大射程』
『300』『ゾディアック』『プレステージ』『アポカリプト』『レミーのおいしいレストラン』
『アドレナリン』『トランスフォーマー』『シッコ』『HERO』『スキヤキウェスタンジャンゴ』
『めがね』『ロッキー・ザ・ファイナル』『ブレイブワン』『インベージョン』
『ALWAYS 続・三丁目の夕日』『ボーン・アルティメイタム』『アイアムレジェンド』

2007年公開開始ではない作品も含まれていますが、こんなところですね。
実際には、『レミー~』と『ボーン・アルティメイタム』に関しては2回観に行きました。(笑)

・レンタルなど家で観たもの...計29本

『隠された記憶』『40歳の童貞男』『ブラディ・サンデー』『チアーズ!』『雪に願うこと』
『ぼくを葬る』『明日の記憶』『トランスアメリカ』『ブレイブストーリー』
『グッドナイト&グッドラック』『ブロークン・フラワーズ』『マッチポイント』『ほしのこえ』
『リトル・ランナー』『タイヨウのうた』『初恋』『リバティーン』『デジャヴ』
『トンマッコルへようこそ』『日本沈没』『シュガー&スパイス 風味絶佳』
『キンキー・ブーツ』『弓』『王の男』『カオス』『不都合な真実』『ダーウィンの悪夢』
『あるいは裏切りという名の犬』『記憶の棘』

というわけで、昨年に観た映画の本数は計67本...
2006年は、年間に観た本数が久々に100本を割ったと書いたのですが、(92本)
それよりももっとガクッと落ちて67本。
それも、ほとんど前半に観たものが多いですしね。
ここ10年くらいで、一番映画にお金をかけなかった年だったかもしれません。

で、続きまして、2007年に観た映画の個人的なベスト10。
例年なら、10本に絞れずに、ベスト20にするのですが、
今回は観た本数も少ないので、ベスト10にしておきます。

ちなみに、選考に入れたものは、昨年公開された作品に限りました。
実は、『太陽』『時をかける少女』『カポーティ』に関しては、
ベスト10に入れたい作品ではあるのですが、
これは、映画館の「2006年名作選」的な企画で鑑賞したものなので、
あえて今回は外しておこうと思います。
それと、『007/カジノ・ロワイアル』も、2006年公開作品になるようなので
選考対象から外しました。すごく面白かったんですけどね。
また、僕は、いつも観た映画を10点満点で採点しているのですが、
鑑賞したときの感想と、現時点での印象に多少ズレがある場合もありますので、
あくまでも現時点で振り返ったときの印象度としてランクづけをしています。

では、10位の前に、次点にした作品からいきます。

・次点...『ブラッド・ダイヤモンド』

です。
久々に、レオナルド・ディカプリオ作品を観て良かったと思いました。
サスペンスとしてもアクションとしてもシリアスドラマとしても楽しめたし、
とても勉強になる作品でしたね。
クライマックスでディカプリオが山肌で...というシーンはじーんときました。
(ダジャレじゃないですよ(笑))
とても良かったのですが、10本に絞る過程で次点にしてしまいました。

それでは、ここからベスト10です。

・第10位...『300』

です。
これは、映画館に一人で観に行って、勝手に一人で血湧き肉踊りましたね。(笑)
一人で興奮して、帰りに車の中で、
「This is Sparta!!!!」と叫んでました。(爆)

グラフィックノベルの映像化ということで、実写と特殊効果の斬新な融合が
とても面白かったと思います。
DVDでも観たい気もするけど、映画館の大スクリーンで観たい作品でしたね。

・第9位...『アイアムレジェンド』

です。
なにげにSF好きな僕。(笑)
何度も映画化されている原作らしいのですが、こういう話は廃れないですね。
むしろ、映像技術の進化によって、もっと違う見せ方ができるようになっているのでしょう。
なんとも哀しい、でも一縷の希望が見えるようなラストが好きですね。
一昨年の『トゥモロー・ワールド』をちょっと思い出しました。

・第8位...『ドラえもん のび太の魔界大冒険~7人の魔法使い~』

です。
えーと。
ほんとはもっと上位でも良かったんですが、
そのへんは31歳独身男性の照れがあると思っていただいて結構です。(笑)
鑑賞時はほんっとに幸せな気分に浸ってました。
懐かしさと、新鮮さと、純粋に楽しさと。
いくつになっても『ドラえもん』を好きでいられる自分でいたいと思いつつ、
なかなか人に話すのは勇気が要る歳になったなと自覚する今日この頃です。(笑)

・第7位...『アポカリプト』

です。
メル・ギブソン監督作品ですが、これも『300』同様、
映画館で血湧き肉踊った作品ですね。
まさに、肉と肉のぶつかりあい、(お相撲じゃないですよ)
アクション映画の醍醐味を味わわせてくれました。
やはり、映画館で観ないとその面白さが伝わらない作品だと思います。

・第6位...『リトル・ミス・サンシャイン』

です。
昨年のアカデミー賞を席巻した、ちょっとユル系のコメディ映画です。
どこか可笑しくて、でもちょっとホロッと泣ける、
でも秀作とか傑作とかいうよりも、なにか「オンリーワン」的な特別な作品。
というのが率直な感想かな。
家族が必死こいてオンボロバスを押しながら走る姿が目に焼きついて離れません。

・第5位...『世界最速のインディアン』

です。
なかなか、この作品を上位に挙げている人も少なかろうかと。(笑)
でも、ほんっとにカッコよかったですバート・マンロー。
僕が、映画を観たあとで、登場人物の名前を覚えているなんて
そう滅多にあることじゃありません。(爆)

その後、何度もレンタル屋さんで見かけては、
手を伸ばしそうになった作品です。(笑)
これは、何度観ても楽しめると思う。
元気と勇気をくれて、
男はどう生きてどう死ぬか、ということを教えてくれた作品です。

(大げさかな(笑))

・第4位...『バベル』

です。
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督のグローバルムービー。
やはり、作品そのもののスケール感と、それぞれのエピソードのミニマル感がなんとも。
ひじょうに脚本が上手く、演じた俳優さんたちも素晴らしかったですね。
『21グラム』といい、『アモーレス・ペロス』といい、
この監督の才能といい、映像といい、次回作が待ち遠しくて仕方が無い!
菊池凛子のオスカーノミネートで話題になりましたが、
もっと本編の内容について話題になってもいいと思います。

・第3位...『キサラギ』

です。

...実は、最初に書いた、昨年観た映画リストには載せてないのですが...
それもそのはず、観たのは今月、2008年の2月になってからですから。
それでも、なぜこんなところに強引に押し込んだのかというと...

単に、面白かったから、です。(笑)

(日本の映画賞イベントについてアレコレ云うのはここでは割愛して)
ブルーリボン賞でも作品賞を受賞しましたし、
実は個人的にも、昨年の作品の中で、一番面白かった邦画でした。
また、いずれ、作品評を書こうと思いますが、
この『キサラギ』が、鑑賞したばかりだからということを差し引いても、
『それでもボクはやってない』『ALWAYS』『東京タワー』『HERO』『めがね』...
昨年観た作品よりも、一番面白かったのはこの『キサラギ』ですね。

・第2位...『レミーのおいしいレストラン』

です。
これは...
1位と2位は、だいぶ悩んだのですが、こういう順位にしました。
自他共に認めるPIXAR好きの僕ですが、
前作の『カーズ』が、それなりに楽しめたものの、ちょっとがっかりだったので...
今回の『レミー~』に関しては、純粋に楽しめたし、満足しました。
「出自で自分の可能性を否定しない」というメッセージを、
料理好きのネズミと料理オンチの見習いシェフというキャストで、
奇想天外で粋なストーリーとセリフ、最高の映像技術で語る、
まさに素晴らしい作品になりました。

・第1位...『ボーン・アルティメイタム』

です。
これに関しては、まだ寸評を書いていないのですが、
「2007年最高の映画体験」といえばこの1本を挙げますね。
シリーズ3作目になるのですが、
1作目よりも2作目、2作目より3作目が面白かったというのは稀なことだと思います。
(感想の話なので、個人差があると思いますけどね)
ボクは、これ以上スリリングで迫力のあるアクションを見たことがないし、
緻密に計算され伏線を張られたストーリーは最高に面白かったし、
とにかく面白くてしかたなかったです。
ラストもシビれましたね!
あのニッキーの微笑み...映画史に残るラストだと思いました。
(あくまで、僕の中の映画史に、ですけどね(笑))

原作も3部作だし、ボーンを演じたマット・デイモンもこの3作目で完結したと
言っていたようなので、この作品を以って完結するものと思っていましたが...
やはり、続編のプロジェクトは存在するようですね。
どんな4作目にするのやら...
ここまでくると、観るのもちょっと怖い気がしてしまいます。
それほどよくできた3作目でした。

さて、このベスト10&次点の作品群とは逆に、昨年のワースト作品ですが...
『ハッピーフィート』もガッカリしたし、『スパイダーマン3』も期待にはほど遠かったし...
という感じなのですが、やはりワーストを挙げるなら『どろろ』かな。
続編製作の話が無くなったとかいう話を聞いたのですが、
それが正解だと思います。(笑)
まあ、なんというか...お金を出して観るモンじゃなかったかな。

最後に、個人選出の勝手にアカデミー賞を。

最優秀作品賞・・・『ボーン・アルティメイタム』
最優秀監督賞・・・ポール・グリーングラス(『ボーン・アルティメイタム』)
 (なにげにポール・グリーングラスは2年連続の受賞です(笑)
 次点はメル・ギブソン(『アポカリプト』)で。)
最優秀主演男優賞・・・レミー(『レミーのおいしいレストラン』)
 (CGキャラですが...もっとも愛した主人公ということで。
 次点はマット・デイモン(『ボーン・アルティメイタム』)ですね。
 ちなみに2006年の同部門は『ブロークバック・マウンテン』のヒース・レジャー...
 ご冥福をお祈りします...)
最優秀主演女優賞・・・ビヨンセ(『ドリームガールズ』)
 (超絶美形!堪能させていただきました。次点は無しで。)
最優秀助演男優賞・・・マーク・ウォルバーグ(『ディパーテッド』)
 (ひじょうに鮮烈!彼を活かしたラストにしてくれたマーティン・スコセッシに感謝!
 次点はデヴィッド・ストラザーン(『ボーン・アルティメイタム』)ですね。)
最優秀助演女優賞・・・ジュリア・スタイルズ(『ボーン・アルティメイタム』)
 (もう、これはラストの微笑みが全てですね。
 次点は内田也哉子(『東京タワー』)です。)
最優秀チームワーク賞・・・『キサラギ』の、如月ミキ一周忌に集まった面々
最優秀脚本賞・・・古沢良太(『キサラギ』)
最優秀長編アニメーション賞・・・『レミーのおいしいレストラン』
ゴールデン・ラズベリー賞・・・『どろろ』

これをUPする時点で、本家アメリカのアカデミー賞も発表されたのですが...
何一つかぶっていないのが面白いですね。(笑)

ちなみに、最多受賞した『ノーカントリー』に次いで受賞が多かった作品は、
3部門の『ボーン・アルティメイタム』だったそうです。

では、また、近日中に更新します。
# by ginpei_chan | 2008-02-27 05:15 | ひとりごと
しましたね。
仕事が終わってから、ふと会社のPCでYahoo!のニュースを読んだら
「浅野忠信、受賞を逃す」的なニュースの見出し...
なるほど、今年は外国語映画賞が注目されてたのね。

で、受賞結果から...

☆作品賞…『ノーカントリー』(ジョエル&イーサンは監督賞と脚色賞も受賞)

第80回アカデミー賞発表!!_c0019227_3341352.jpg

もう、この写真を何度目にしたことか...
強烈なビジュアルですね。
ハビエル・バルデム、「スペインの種馬」かと思いきや、(笑)
本当に懐の深い役者さんなんですね。
コーエン兄弟作品としては、初の作品賞受賞なんですかね。
今までも、『ファーゴ』の可笑し哀しい感じとか、
『オー!ブラザー!』の寓話的なストーリー展開とか、
『ブラッドシンプル ザ・スリラー』のバイオレンスとか、
『バーバー』の哀しくて哀しいお話...
『バートン・フィンク』のジョン・タトゥーロとかも衝撃的でしたね。
満を持しての受賞って感じです。
今回の作品も面白そうだし、
ハビエル以外にも、トミー・リー・ジョーンズ、ジョシュ・ブローリンとキャストも豪華。
ジョシュ・ブローリンの妻役もあのケリー・マクドナルドだし、
公開も3月15日と近いので、ぜひこの目で映画館で観てみたいと思います。

他のノミネート作品は、どれも観てみたいのですが、
文芸作品の『つぐない』とかけっこう面白そうですね。
こういう作品は、ちょうど観たい気分のときに上映していて欲しい。
そういう作品よりも軽いものを観たい気分であるときのほうが長い人間なので。(笑)

☆監督賞...ジョエル&イーサン・コーエン『ノーカントリー』

監督賞に関しては、受賞したのはコーエン兄弟。
他のノミニーが『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のポール・トーマス・アンダーソン、
『フィクサー』のトニー・ギルロイ、『JUNO』のジェイソン・ライトマン、
そして『潜水服は蝶の夢を見る』のジュリアン・シュナーベル...

PTAは受賞を逃しましたね...惜しい!
僕は大好きな監督さんなので、どこか、コーエン兄弟と、
作品賞と監督賞を分け合って欲しい気持ちもありました。

個人的には、個人的には前作の『パンチドランク・ラブ』がもうちょっと、
だったので、早くこの作品も観てみたいですね!(笑)

トニー・ギルロイは、『ボーン~』シリーズの脚本家だったんですね。
またそのうち更新するつもりですが、第3作の『ボーン・アルティメイタム』は
傑作中の傑作だったので、彼の初監督作品『フィクサー』も注目しています。

『JUNO』のジェイソン・ライトマン、これが2作目で、
処女作が『サンキュー・スモーキング』だったようなのですが、
『サンキュー~』は、いつも行くレンタル屋さんでいつもレンタル中で
まだ借りれてないんですよね...早く観たいんですけど。
今最も注目されている若手監督さんなんですね。

ジュリアン・シュナーベルですけど、
これまでの監督作品が『バスキア』『夜になるまえに』など。
『バスキア』は観てないのですが、『夜になるまえに』は好きでしたね。
(個人的には、原題の「BEFORE NIGHT FALLS」の言葉の感じが好き(笑))
実は、先週『潜水服は蝶の夢を見る』は観てきたので、
いつか感想も書きたいのですが、本当に凄い作品でした。
なので、コーエン兄弟も、PTAも受賞して欲しい部門でしたが、
本心では、
「ジュリアン・シュナーベルにあげなくて何がアカデミー賞だよ」
なんて思ってました。(笑)
それくらい良かったんだから!『潜水服~』は。
先週の「スマステ」で、ゴローちゃんも絶賛してましたしね。(笑)

☆オリジナル脚本賞…ディアブロ・コーディ『JUNO』

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去年の『リトル・ミス・サンシャイン』的な存在なのでしょうか、『JUNO』。
アメリカでは大ヒットしているみたいですね。
妊娠した16歳の女の子が奔走するコメディ映画、というものが
いかにしてこんなに興行的にも評価的にも成功したのか...
何しろ、『リトル・ミス・サンシャイン』もひじょうにいい作品でしたし、
『JUNO』も公開されたらぜひ映画館で確認しようと思っています。

☆主演男優賞…ダニエル・デイ=ルイス『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』

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いよいよポール・トーマス・アンダーソン映画も
「オスカーの有力候補」の座にまで上りつめてきましたね。
今回は作品賞は逃しましたが、
主演のデイ=ルイスも圧倒的にいいみたいですね。
もう、演技についてというよりも、この人の存在感で右に出る人はいませんね。
個人的には、『ギャング・オブ・ニューヨーク』も凄かったと思うんですけどね。
My Bestデイ=ルイスは、『父の祈りを』のジェリー役です。

他の候補者ですが、
授賞式でデイ=ルイスに最大の賛辞を送られたジョージ・クルーニー...
本当に、あの「ER」のダグ・ロスがここまでの俳優になったんですね。
政治的な発言も多く、多くの俳優仲間にもリスペクトされる存在に...
「ER」ファンとしては涙モノです。ほんとに。

あと、『スウィーニー・トッド』でジョニー・デップがノミネート。
確かに彼のキャラクターも良かったですけど、
何もこの役で彼にオスカーをあげなくても、とも思いました。(笑)

☆主演女優賞…マリオン・コティヤール『エディット・ピアフ』

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えーと、この作品、つい最近レンタルで観まして...
なるほど、彼女が受賞したんですねえ。
フランス人女優が受賞するのは40数年ぶりだとか。

んーと。
さすがの演技、だとは思いましたが、
わたくし当の本人のエディット・ピアフを知らないんですよね...
たぶん、まったく本人と見間違うような演技だったんでしょうね。
で、個人的感想ですが...
他の候補者の作品を観てないのでなんともいえませんが、
他の女優さんじゃダメだったんですかね...
作品として、めちゃくちゃ良かった!ってホドでもなかったので...(すみません)

ケイト・ブランシェットは強すぎなんですかね。
あまりに鉄板すぎるという感じで。
ローラ・リニーは好きな女優さんだし、『JUNO』のエレン・ペイジも観てみたいです。
下馬評では、ジュリー・クリスティーさんが本命だったみたいですね。

☆助演男優賞…ハビエル・バルデム『ノーカントリー』

写真は上に載せたので割愛。(笑)
だいたい、空気銃で人を殺しまくる20年前の金八先生ヘアーの殺人鬼なんて
すごいインパクトありますよね。
早く観たい!

ちなみに、他のノミニーでは、『ジェシー・ジェームズの暗殺』の
ケイシー・アフレックが受賞を逃した形になりましたが...
彼は本当にいい役者さんです。
これからもいい役に恵まれて、もっと評価されていってほしいですね。

☆助演女優賞...ティルダ・スウィントン『フィクサー』

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ティルダ・スウィントン...『ザ・ビーチ』の楽園のコミュニティのリーダー、
『ナルニア国ものがたり』の魔女、『ブロークン・フラワーズ』のヒッピーですね。
いい女優さんだと思うし、とにかく『フィクサー』を早く観たいです。
『アメリカン・ギャングスター』でノミネートされたルビー・ディーですが、
今までもスパイク・リー作品によく出てた女優さんですよね。
『アメリカン~』はなかなか良かったですけど、
ルビーさんはちょっと登場シーンが少なかった印象でした。

☆長編アニメーション賞...『レミーのおいしいレストラン』

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他の候補作品は、『ペルセポリス』と『サーフズ・アップ』。
その2作品は観てないんですが...『レミー~』でよかった!(笑)
もう、大好きですこの作品。
VIVA!!PIXAR!!

...次回は2007年のまとめを書く...といいつつ、こんな感じになっちゃいました。(笑)
実はほとんど下書きを書き終わって、あとはちょいちょい装飾するだけ...
なんですけどね。(笑)
タイムリーなネタなので、先にこっちをあげちゃいました。

しかし。
『ボーン・アイデンティティ』に作品賞をあげるくらいの懐の深さ、ないかな~?(笑)
それくらい面白かったんですけど。
こんなこと言ってるの、僕だけかな?(笑)
# by ginpei_chan | 2008-02-26 05:34 | ひとりごと