『大統領の理髪師』★★★★★★★★☆(8.5点)
2005年 08月 23日
ソン・ガンホ主演の『大統領の理髪師』。
僕にとっての韓流四天王とは、
ソン・ガンホ、チェ・ミンシク、ペ・ドゥナ、チェ・ムベです。(笑)
韓国の近代史を背景に、大統領官邸のある町の一介の理髪師が、
大統領専属の理髪師になり、歴史の大きな波に飲み込まれていく、
な~んて大仰に書いてみたけど、中身はそんなにシリアスでもなく、
コメディタッチでちょっと笑える、そして最後にホロッとくる、いい映画です。
写真でも分かるように、シリアスガンちゃんというよりは、
ちょっと頼りなさげな風貌で、近作のシリアスガンちゃんとは一線を画す
独特のコメディ演技を楽しむことができます。
しがない理髪師が、大統領専属に(半ば無理矢理)させられ、
大統領の顔剃りに失敗したり、息子が昼食会で大統領の息子をどついたり(笑)、
警護部長と情報部長の確執に巻き込まれたり、下痢が原因で息子が拷問されたり、
それはもう波乱万丈な人生を送っていく。
また、後半、息子の足を治すために東奔西走したり、
コッソリと大統領の肖像画の目玉を削ったり、
クーデター後の新大統領と対峙したときのシーンなど、
ちょっとホロッとさせられるあたりは上手かったなあ。
映像も、脇役の人たちの演技もしっかりしているんですが、
名優ソン・ガンホを2時間まるまる堪能できる傑作です。
きっと、韓国人なら、祖国の近代史に重ね合わせて楽しむことができるんだろうなあ。
僕は、韓国の歴史にあまり詳しくないのが残念なところ。
でも、韓国映画ファンは必見の作品です。8.5点。
僕にとっての韓流四天王とは、
ソン・ガンホ、チェ・ミンシク、ペ・ドゥナ、チェ・ムベです。(笑)
韓国の近代史を背景に、大統領官邸のある町の一介の理髪師が、
大統領専属の理髪師になり、歴史の大きな波に飲み込まれていく、
な~んて大仰に書いてみたけど、中身はそんなにシリアスでもなく、
コメディタッチでちょっと笑える、そして最後にホロッとくる、いい映画です。
写真でも分かるように、シリアスガンちゃんというよりは、
ちょっと頼りなさげな風貌で、近作のシリアスガンちゃんとは一線を画す
独特のコメディ演技を楽しむことができます。
しがない理髪師が、大統領専属に(半ば無理矢理)させられ、
大統領の顔剃りに失敗したり、息子が昼食会で大統領の息子をどついたり(笑)、
警護部長と情報部長の確執に巻き込まれたり、下痢が原因で息子が拷問されたり、
それはもう波乱万丈な人生を送っていく。
また、後半、息子の足を治すために東奔西走したり、
コッソリと大統領の肖像画の目玉を削ったり、
クーデター後の新大統領と対峙したときのシーンなど、
ちょっとホロッとさせられるあたりは上手かったなあ。
映像も、脇役の人たちの演技もしっかりしているんですが、
名優ソン・ガンホを2時間まるまる堪能できる傑作です。
きっと、韓国人なら、祖国の近代史に重ね合わせて楽しむことができるんだろうなあ。
僕は、韓国の歴史にあまり詳しくないのが残念なところ。
でも、韓国映画ファンは必見の作品です。8.5点。
by ginpei_chan
| 2005-08-23 09:31
| 映画(た行)