『オリバーツイスト』★★★★★★★★(8点)
2006年 02月 02日
久々に映画の日に映画館に行ってきました。
ロマン・ポランスキー監督の『オリバーツイスト』です。
言わずと知れた、文豪ディケンズの原作の映画化。
CGに頼らない、実直な作りの映画でした。
(CG使ってりゃ実直じゃねーのかとかツッコマないで下さい)
9歳の孤児・オリバーが、一途に幸せを求めて辿った数奇な運命の物語です。
凄いな、ディケンズって。
もう、1,800年代前半にしてこんな物語が書けたものなんですねえ。
無垢な少年のオリバーと、彼が身を寄せていた救貧院の人間たち、
旅で出会う少年スリ団と、その首領のフェイギン、そしてその仲間のビル・サイクス。
みんな、大悪党ってワケじゃない、どこかケチな小悪党なところがリアルだ。
フェイギンを演じたベン・キングズレーは、言わずもがな巧かった。
もちろん、オリバーを演じた少年(オーディションで選ばれてデビューした
バーニー・クラークとうい少年)もとても良かった。
映像は、1,800年代のロンドンの猥雑さを再現したであろうセットも素晴らしいし、
しかしCGを多用しない作りであることから、とても役者に頼った映画でしたが、
じゅうぶん楽しむことができました。
こういう映画をじっくり楽しむのもいいですね。
8点。
ロマン・ポランスキー監督の『オリバーツイスト』です。
言わずと知れた、文豪ディケンズの原作の映画化。
CGに頼らない、実直な作りの映画でした。
(CG使ってりゃ実直じゃねーのかとかツッコマないで下さい)
9歳の孤児・オリバーが、一途に幸せを求めて辿った数奇な運命の物語です。
凄いな、ディケンズって。
もう、1,800年代前半にしてこんな物語が書けたものなんですねえ。
無垢な少年のオリバーと、彼が身を寄せていた救貧院の人間たち、
旅で出会う少年スリ団と、その首領のフェイギン、そしてその仲間のビル・サイクス。
みんな、大悪党ってワケじゃない、どこかケチな小悪党なところがリアルだ。
フェイギンを演じたベン・キングズレーは、言わずもがな巧かった。
もちろん、オリバーを演じた少年(オーディションで選ばれてデビューした
バーニー・クラークとうい少年)もとても良かった。
映像は、1,800年代のロンドンの猥雑さを再現したであろうセットも素晴らしいし、
しかしCGを多用しない作りであることから、とても役者に頼った映画でしたが、
じゅうぶん楽しむことができました。
こういう映画をじっくり楽しむのもいいですね。
8点。
by ginpei_chan
| 2006-02-02 02:31
| 映画(あ行)