『スタンドアップ』★★★★★★☆(6.5点)
2006年 10月 17日
シャーリーズ・セロン主演の、実際にあったセクハラ裁判を基にした物語『スタンドアップ』。
共演もショーン・ビーン、フランシス・マクドーマンドと豪華。
シングルマザーの女性が、当時男の職場だった鉱山に働きに出るが、
酷いセクハラを受け、しかしひとりで立ち上がっていく姿を描く。
まあ、しかし、酷いセクハラを受けたもんだ。
男目線で見ると、途中で何度もDVDの「停止」スイッチを押したくなった。
そんなセクハラに耐えつつ、勇気を持って立ち上がり、周囲を鼓舞して裁判に臨む姿は
素晴らしいとしか言いようがない。そんな映画です。
なんかね、ストーリーがそんなストーリーなだけに、この映画はかなり批判しづらい。
「感動した!」とか、「泣けた!」とか、絶賛しないといけないような気がして。
日本人は、卒業式で泣かないと冷たい人って言われそうな風土だしなあ。
そこんところも理解しつつ、あえて勝手に書きますけど…
このシャーリーズ・セロンって人、
汚れ役をやったら評価されるって思い込んでるフシがあるんじゃないか?
『モンスター』で、体重を増やしてブサメイクでシリアルキラーを演じて
オスカーを獲ったけど、それはそれで素晴らしかったとは思うんだけど、
この『スタンドアップ』を観ていると、ちょっと食傷気味な気もしてきた。
この作品の彼女は、『モンスター』の役のように肥っているわけでもなく、
ブサイクなわけでもなく、ただただ美しい女性だ。
もちろん、作業服で顔を真っ黒にして演じてはいるけど、
どっからどう見ても絶世の美女シャーリーズ・セロンだ。
この人は、どうも、自分の美しさに絶対的な自信と周囲の評価があるのを
重々理解していてあえてブサイクな役をやっている気がする。
だからなんだ、と言われれば、「別に~」なんだけどさ。(笑)
僕は、なんか、そこらへんのこともあって、この作品の彼女からは
特に何も伝わってくるものはありませんでした。
もちろん、実話を基にしただけあっていい話だし、
シャーリーズ・セロンは熱演だし、(認めるべきものは正当に認めるつもり)
それなりの感動ドラマではあります。悪い映画じゃあありません。
ストーリー、素晴らしいですよ。いい話ですよ。
セクハラは許されることじゃありませんよ。
裁判に勝って、それはとても喜ばしいことですよ。
でも、それ以上の何も伝わってこなかったです。
僕は冷たい人間です。
6.5点。
共演もショーン・ビーン、フランシス・マクドーマンドと豪華。
シングルマザーの女性が、当時男の職場だった鉱山に働きに出るが、
酷いセクハラを受け、しかしひとりで立ち上がっていく姿を描く。
まあ、しかし、酷いセクハラを受けたもんだ。
男目線で見ると、途中で何度もDVDの「停止」スイッチを押したくなった。
そんなセクハラに耐えつつ、勇気を持って立ち上がり、周囲を鼓舞して裁判に臨む姿は
素晴らしいとしか言いようがない。そんな映画です。
なんかね、ストーリーがそんなストーリーなだけに、この映画はかなり批判しづらい。
「感動した!」とか、「泣けた!」とか、絶賛しないといけないような気がして。
日本人は、卒業式で泣かないと冷たい人って言われそうな風土だしなあ。
そこんところも理解しつつ、あえて勝手に書きますけど…
このシャーリーズ・セロンって人、
汚れ役をやったら評価されるって思い込んでるフシがあるんじゃないか?
『モンスター』で、体重を増やしてブサメイクでシリアルキラーを演じて
オスカーを獲ったけど、それはそれで素晴らしかったとは思うんだけど、
この『スタンドアップ』を観ていると、ちょっと食傷気味な気もしてきた。
この作品の彼女は、『モンスター』の役のように肥っているわけでもなく、
ブサイクなわけでもなく、ただただ美しい女性だ。
もちろん、作業服で顔を真っ黒にして演じてはいるけど、
どっからどう見ても絶世の美女シャーリーズ・セロンだ。
この人は、どうも、自分の美しさに絶対的な自信と周囲の評価があるのを
重々理解していてあえてブサイクな役をやっている気がする。
だからなんだ、と言われれば、「別に~」なんだけどさ。(笑)
僕は、なんか、そこらへんのこともあって、この作品の彼女からは
特に何も伝わってくるものはありませんでした。
もちろん、実話を基にしただけあっていい話だし、
シャーリーズ・セロンは熱演だし、(認めるべきものは正当に認めるつもり)
それなりの感動ドラマではあります。悪い映画じゃあありません。
ストーリー、素晴らしいですよ。いい話ですよ。
セクハラは許されることじゃありませんよ。
裁判に勝って、それはとても喜ばしいことですよ。
でも、それ以上の何も伝わってこなかったです。
僕は冷たい人間です。
6.5点。
by ginpei_chan
| 2006-10-17 12:45
| 映画(さ行)